◇旭日双光章 元県知的障害者育成会長 木内喜美江さん 読売新聞
「面はゆいですが、地域の障害者のためにやってきたことを評価していただいたのだと思う」と、照れながら喜びを語る。1962年に生まれた次女は、4歳の時にダウン症と診断された。障害をもつ子供の親の間で、よく話題になるのは「働く場所が欲しい」ということ。障害者を受け入れる企業は少なく、学校を卒業しても、自宅にいる障害者が多かった。81年、障害者の保護者で作る「佐久市手をつなぐ親の会」会長として、障害者の共同作業所「佐久市共同作業センター(現・岩村田共同作業センター)」設立に携わった。県や市から運営費の補助はあったが、それだけでは十分でなく、バザーで運営費を補った。その後も、障害者支援の施設設立にかかわってきた。
◇旭日双光章 元県馬術連盟会長 中川可能作さん 読売新聞
競技だけでなく、馬や施設の管理も含めた「馬術」の普及に取り組んできた。県馬術連盟からは初の受章。「周囲のおかげで得られた栄誉」と謙虚に喜ぶ。金沢市八田町の馬事公苑設立の音頭を取り、連盟理事長、日本馬術連盟の副会長を歴任。2003年頃から「人のためになることを」と、障害者が乗馬によって心身共にリフレッシュできる「ホースセラピー」を始めた。不自由な体で馬に乗るのは怖いもの。それだけに、緊張していた人の表情が徐々に和らぎ、元気になって帰って行く姿を見たときは、「うれしさがこみ上げた」と感慨深げに話す。
◇瑞宝単光章 「笑顔に救われてきた」知的障害者施設元次長・涌井常吉さん 毎日新聞
「知的ハンディを持つ人の支援のため、コツコツ仕事をしている職員の代表としていただいたのだと思う」と控えめに喜びを語る。障害者支援に取り組むきっかけは高校時代の活動。奉仕団体のメンバーとして施設に出向いたが、最初は明るいイメージが持てずに足取りも重かった。ところが、一緒に遊ぶうちに明るくて楽しい人たちであることを肌で感じ、「こういう人とかかわる仕事もいい」と考えるようになった。
◇ふれあい大切に25年ーー「ボランティアしゃくなげ」大沢登美子会長 毎日新聞
緑綬褒章を受章した「ボランティアしゃくなげ」は84年9月に山県市伊自良地区の女性有志が集まって結成した。初代会長の野村照子さんが急逝した後、01年4月から大沢登美子さん(61)=山県市小倉=が2代目会長を受け継ぎ、福祉活動を25年余り支えてきた。グループ名は旧伊自良村にかれんに咲く「しゃくなげ」にあやかった。「できるときに、できるだけ、できる自分に感謝」が会のスローガン。「みんなが無理をせんと、やれることをやろうという意味です」と大沢さん。
◇「これからも地道に」黄綬褒章・みのわ育成園、佐々木秀一さん 毎日新聞
「連絡をいただいた時は、なぜ私がと思った。長年続けてきた活動が認められたことは、とてもうれしい」。佐々木さんは、受章の連絡を受けた時の率直な気持ちを、このように話す。知的障害を持つ弟と暮らす中で「自分のちょっとした助けが、障害者の大きな支えになる」と気付き、福祉の道を志すようになったという。大学時代は養護学校などでボランティア活動に取り組み、その思いは一層強くなった。「障害者やその家族の喜ぶ顔を見るのがうれしかった」
2010年4月30日金曜日
特別支援校の生徒数が最多 個別指導にニーズ 山梨
山梨日日新聞
障害のある子どもを受け入れる特別支援学校の児童生徒が増え続けている。県内11の特別支援学校の児童生徒は本年度、過去最多の899人で、最も規模が大きい甲府・かえで支援学校は10年間で2・6倍となった。「授業についていけない」などの理由で普通学校からの転校生が少なくなく、障害者福祉への理解が深まる中、個別指導する特別支援教育へのニーズが高まっているという。ただ児童生徒の増加に対し、現場から「きめ細かい指導ができなくなる」という声が多い。県教委は5月に審議会を立ち上げて分校設置を含め適正規模について検討していく。
障害のある子どもを受け入れる特別支援学校の児童生徒が増え続けている。県内11の特別支援学校の児童生徒は本年度、過去最多の899人で、最も規模が大きい甲府・かえで支援学校は10年間で2・6倍となった。「授業についていけない」などの理由で普通学校からの転校生が少なくなく、障害者福祉への理解が深まる中、個別指導する特別支援教育へのニーズが高まっているという。ただ児童生徒の増加に対し、現場から「きめ細かい指導ができなくなる」という声が多い。県教委は5月に審議会を立ち上げて分校設置を含め適正規模について検討していく。
人出不足の農家 障害者が収穫支援 宗像市の施設
西日本新聞
宗像市の障害者支援施設「玄海はまゆう学園」(上田浩司施設長)に入所する障害者らが28日、玄界灘に浮かぶ大島(同市)に出向き、人手不足に悩む農家で甘夏収穫に初めて取り組んだ。障害者が地域に貢献しながら自分たちの工賃アップにもつなげるのが狙い。同市によると、甘夏は大島の特産品で、島内の十数世帯が栽培。作業はこのうち、遠藤薫さん(83)が管理する約600平方メートルの農園であった。遠藤さんは、約25年前から祖母の農園を引き継いで二十数本の甘夏の木を栽培。しかし最近は後継者がいないなど人手不足なため、実の半数は収穫できないまま放置する状況だった。
宗像市の障害者支援施設「玄海はまゆう学園」(上田浩司施設長)に入所する障害者らが28日、玄界灘に浮かぶ大島(同市)に出向き、人手不足に悩む農家で甘夏収穫に初めて取り組んだ。障害者が地域に貢献しながら自分たちの工賃アップにもつなげるのが狙い。同市によると、甘夏は大島の特産品で、島内の十数世帯が栽培。作業はこのうち、遠藤薫さん(83)が管理する約600平方メートルの農園であった。遠藤さんは、約25年前から祖母の農園を引き継いで二十数本の甘夏の木を栽培。しかし最近は後継者がいないなど人手不足なため、実の半数は収穫できないまま放置する状況だった。
2010年4月29日木曜日
国内外の障害者らモナリザ描く 1日から高鍋町美術館
宮崎日日新聞
高鍋町美術館(田中隆吉館長)は5月1日から、福祉企画展マイモナリザ展を開く。国内外の障害者が描いたレオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」を展示する。6月6日まで。同展は、岡山県のバイオメーカー林原によるメセナ事業「林原共済会」が2003年に創設した林原国際芸術祭「希望の星」の企画展として始めた絵画展。
・林原国際芸術祭 希望の星「モナリザを描く」 財団法人林原共済会
高鍋町美術館(田中隆吉館長)は5月1日から、福祉企画展マイモナリザ展を開く。国内外の障害者が描いたレオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」を展示する。6月6日まで。同展は、岡山県のバイオメーカー林原によるメセナ事業「林原共済会」が2003年に創設した林原国際芸術祭「希望の星」の企画展として始めた絵画展。
・林原国際芸術祭 希望の星「モナリザを描く」 財団法人林原共済会
美咲特別支援校、ダンス部門初参加へ 美ら島総体
琉球新報
7月28日に開幕する全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」の総合開会式では、公開演技の一員として全国で初めて特別支援学校の生徒がダンス部門に参加する。演じるのは美咲特別支援学校の生徒約30人で、21日には本番でチームを組む北中城高校の生徒と初の合同練習を行った。武内望美咲特別支援学校教諭は「高校生の力はすごい。互いに学び合っていると感じる」と強調し、「最初は不安もあったけど、時間をかけて手順を踏めば、知的障害があっても社会参画ができるということを全国の人々に分かってもらいたい」と願いを込めた。
7月28日に開幕する全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」の総合開会式では、公開演技の一員として全国で初めて特別支援学校の生徒がダンス部門に参加する。演じるのは美咲特別支援学校の生徒約30人で、21日には本番でチームを組む北中城高校の生徒と初の合同練習を行った。武内望美咲特別支援学校教諭は「高校生の力はすごい。互いに学び合っていると感じる」と強調し、「最初は不安もあったけど、時間をかけて手順を踏めば、知的障害があっても社会参画ができるということを全国の人々に分かってもらいたい」と願いを込めた。
スポーツげんきのくに:県障害者スポーツ大会開幕 フライングディスクなど /和歌山
毎日新聞
障害者のスポーツ振興を図る「第10回県障害者スポーツ大会」(県、県障害者スポーツ協会主催)が25日、和歌山市毛見の関西電力琴の浦球場で開幕した。この日のフライングディスク競技には、13〜86歳の選手322人が練習の成果を発揮した。大会は5月30日までの3日間、同市内の4会場で陸上競技や水泳、アーチェリーなどがある。今大会で優秀な成績を収めるなどした選手は10月、千葉県で開かれる第10回全国障害者スポーツ大会に出場できる。
障害者のスポーツ振興を図る「第10回県障害者スポーツ大会」(県、県障害者スポーツ協会主催)が25日、和歌山市毛見の関西電力琴の浦球場で開幕した。この日のフライングディスク競技には、13〜86歳の選手322人が練習の成果を発揮した。大会は5月30日までの3日間、同市内の4会場で陸上競技や水泳、アーチェリーなどがある。今大会で優秀な成績を収めるなどした選手は10月、千葉県で開かれる第10回全国障害者スポーツ大会に出場できる。
「ありのまま自立」2団体に支援大賞 宮城
MSN産経ニュース
社会福祉法人「ありのまま舎」(仙台市、総裁・寛仁親王殿下)は27日、障害を持ちながら自立して生きようとする人などを顕彰する「第12回ありのまま自立大賞」の受賞者を発表した。5月3日に仙台市内のホテルで授賞式が行われる。団体に贈る「ありのまま自立支援大賞」は「日本理化学工業」(川崎市)と社会福祉法人「共生シンフォニー」(滋賀県大津市)の2団体が選ばれた。
社会福祉法人「ありのまま舎」(仙台市、総裁・寛仁親王殿下)は27日、障害を持ちながら自立して生きようとする人などを顕彰する「第12回ありのまま自立大賞」の受賞者を発表した。5月3日に仙台市内のホテルで授賞式が行われる。団体に贈る「ありのまま自立支援大賞」は「日本理化学工業」(川崎市)と社会福祉法人「共生シンフォニー」(滋賀県大津市)の2団体が選ばれた。
2010年4月28日水曜日
委員55人で障害者新法議論 政府の部会、異例の大所帯
47NEWS
政府の「障がい者制度改革推進会議」の下で、障害者自立支援法に代わる新しい法制度について議論する部会の初会合が27日、厚生労働省で開かれた。委員数は障害者団体代表ら55人にも上る異例の“大所帯”で、新法の議論が始まった。この日は委員23人が意見を述べ、時間が足りず会議を1時間以上延長した。厚労省からは「報告書に全員の意見を盛り込むのは難しい。『私の意見が入っていない』と不満が生まれるのでは」と心配する声も出ている。
政府の「障がい者制度改革推進会議」の下で、障害者自立支援法に代わる新しい法制度について議論する部会の初会合が27日、厚生労働省で開かれた。委員数は障害者団体代表ら55人にも上る異例の“大所帯”で、新法の議論が始まった。この日は委員23人が意見を述べ、時間が足りず会議を1時間以上延長した。厚労省からは「報告書に全員の意見を盛り込むのは難しい。『私の意見が入っていない』と不満が生まれるのでは」と心配する声も出ている。
「障害者の進む道 明るく」 絵画で開花 可能性無限大 太宰府の太田さん個展 福岡
西日本新聞
重度の知的障害者で、創作活動を続けている画家、太田宏介さん(28)=太宰府市長浦台=の作品展が、福岡市早良区城西3丁目の「ギャラリーやまもと」で開かれている。動植物を思い切りのいい線で色彩豊かに描いた絵画や書の作品が、来場者を楽しませている。太田さんは10歳のときに母親の愛子さん(61)の勧めで大野城市の造形教室に通い始め、やがて絵を習うようになった。作品はコンクールなどでも受賞を重ね、15歳のときから毎年個展を開いている。入場無料で29日まで。
重度の知的障害者で、創作活動を続けている画家、太田宏介さん(28)=太宰府市長浦台=の作品展が、福岡市早良区城西3丁目の「ギャラリーやまもと」で開かれている。動植物を思い切りのいい線で色彩豊かに描いた絵画や書の作品が、来場者を楽しませている。太田さんは10歳のときに母親の愛子さん(61)の勧めで大野城市の造形教室に通い始め、やがて絵を習うようになった。作品はコンクールなどでも受賞を重ね、15歳のときから毎年個展を開いている。入場無料で29日まで。
あっぱれ!おかやま:障害者雇用に取り組む、トモニー /岡山
毎日新聞
一人一人が貴重な戦力。
「いらっしゃいませ、ありがとうございました。いつも元気なトモニーです」。大声であいさつするのは自閉症、ダウン症、軽度の知的障害者たち。従業員の半数が何らかの障害を持つ総合サービス会社「トモニー」=北区祇園=の1日は朝礼から始まる。社名のトモニーは「共に」を意味し「共に働く、共に生きる」が基本理念だ。キーワードは「利益を出す」。本社は、複数の障害者・高齢者福祉施設などを運営する社会福祉法人「旭川荘」の敷地内にあり、旭川荘で使われるシーツやタオル類の洗濯、クリーニングや施設の清掃を請け負う。食堂や喫茶店も経営する。
一人一人が貴重な戦力。
「いらっしゃいませ、ありがとうございました。いつも元気なトモニーです」。大声であいさつするのは自閉症、ダウン症、軽度の知的障害者たち。従業員の半数が何らかの障害を持つ総合サービス会社「トモニー」=北区祇園=の1日は朝礼から始まる。社名のトモニーは「共に」を意味し「共に働く、共に生きる」が基本理念だ。キーワードは「利益を出す」。本社は、複数の障害者・高齢者福祉施設などを運営する社会福祉法人「旭川荘」の敷地内にあり、旭川荘で使われるシーツやタオル類の洗濯、クリーニングや施設の清掃を請け負う。食堂や喫茶店も経営する。
2010年4月27日火曜日
初の省庁会合、議論が平行線にも 障がい者制度改革会議
キャリアブレイン
内閣府は4月26日、「障がい者制度改革推進会議」の第9回会合を開き、関係省庁からのヒアリングを初めて実施した。会合後の記者会見で、福島瑞穂内閣府特命担当相と同会議の藤井克徳議長代理は、「議論が深まったところと平行線をたどったところがあった」と総評した。会合には、法務、文部科学、総務3省の政務官と課長クラスなどが出席。司法手続き上の障害者の位置付け、障害児の教育制度、障害者の政治参加などについて、同会議の質問に対し各省が回答した。
内閣府は4月26日、「障がい者制度改革推進会議」の第9回会合を開き、関係省庁からのヒアリングを初めて実施した。会合後の記者会見で、福島瑞穂内閣府特命担当相と同会議の藤井克徳議長代理は、「議論が深まったところと平行線をたどったところがあった」と総評した。会合には、法務、文部科学、総務3省の政務官と課長クラスなどが出席。司法手続き上の障害者の位置付け、障害児の教育制度、障害者の政治参加などについて、同会議の質問に対し各省が回答した。
上海万博:川越のNPO「あいアイ」、障害者アートで参加 /埼玉
毎日新聞
5月1日に開幕する上海万博に、川越市で障害者アートの美術館を運営するNPO「あいアイ」(同市郭町2)が参加する。2トントラックで希望者のもとに出掛ける同NPOの移動美術館にならい、万博会場に車を止め知的障害者の会員たちが描いた絵画を車体に張るなどして展示し、優れた芸術の才能を多くの人に知ってもらう。あいアイは会員約70人が自立の一助に絵画や染色、刺しゅうなどを学んでいる。理事長でグラフィックデザイナーの粟田千恵子さん(68)によると、移動美術館の活動を知った上海万博の担当者から昨年、「作品のレベルが高く、万博で紹介したい」と依頼があった。
5月1日に開幕する上海万博に、川越市で障害者アートの美術館を運営するNPO「あいアイ」(同市郭町2)が参加する。2トントラックで希望者のもとに出掛ける同NPOの移動美術館にならい、万博会場に車を止め知的障害者の会員たちが描いた絵画を車体に張るなどして展示し、優れた芸術の才能を多くの人に知ってもらう。あいアイは会員約70人が自立の一助に絵画や染色、刺しゅうなどを学んでいる。理事長でグラフィックデザイナーの粟田千恵子さん(68)によると、移動美術館の活動を知った上海万博の担当者から昨年、「作品のレベルが高く、万博で紹介したい」と依頼があった。
駅突き落とし:「発達障害でノーベル賞も」裁判長が説諭
毎日新聞
JR東京駅のホームで09年3月、女性を突き落として電車に接触させけがをさせたとして殺人未遂罪などに問われた無職、太田周作被告(25)の控訴審判決で、東京高裁は26日、裁判員裁判で懲役9年とした東京地裁判決(09年11月)を支持し、被告側控訴を棄却した。精神鑑定で広汎性発達障害と診断された被告に対し、矢村宏裁判長は「(発達障害でも)ノーベル賞を取った人だっている。自信持っていいんだ」と説諭した。
JR東京駅のホームで09年3月、女性を突き落として電車に接触させけがをさせたとして殺人未遂罪などに問われた無職、太田周作被告(25)の控訴審判決で、東京高裁は26日、裁判員裁判で懲役9年とした東京地裁判決(09年11月)を支持し、被告側控訴を棄却した。精神鑑定で広汎性発達障害と診断された被告に対し、矢村宏裁判長は「(発達障害でも)ノーベル賞を取った人だっている。自信持っていいんだ」と説諭した。
「ノーベル賞」発言には、アインシュタインらが念頭にあったとみられる。
2010年4月26日月曜日
松野明美さん 熊本市議当選 元ソウル五輪陸上代表 障害者福祉の充実訴え
西日本新聞
熊本市と旧植木町の合併に伴う、熊本市議植木町選挙区増員選挙(定数2)が25日投開票され、タレントでソウル五輪陸上代表、松野明美さん(41)が初当選を果たした。元マラソンランナーの健脚を生かし、選挙戦終盤には1日で町内約30キロを走り支持を訴えた。次男(6)がダウン症と公表している松野さんは「健常者と障害者の子どもが一緒に学べる社会をつくりたい」と障害者福祉充実を唱えた。
熊本市と旧植木町の合併に伴う、熊本市議植木町選挙区増員選挙(定数2)が25日投開票され、タレントでソウル五輪陸上代表、松野明美さん(41)が初当選を果たした。元マラソンランナーの健脚を生かし、選挙戦終盤には1日で町内約30キロを走り支持を訴えた。次男(6)がダウン症と公表している松野さんは「健常者と障害者の子どもが一緒に学べる社会をつくりたい」と障害者福祉充実を唱えた。
障害者歯科相談医:認知度低く 県内では358人認定、75%「知らない」 /埼玉
毎日新聞
障害を持つ人が歯科医療を受診しやすくなるよう、専門的な知識を身につけた「障害者歯科相談医」。09年12月現在、県内では358人が認定されているが、県が障害者らに実施したアンケートでは75・1%が「知らない」と回答するなど、利用者から認知されていない現状が浮かび上がる。相談医を養成している県は「利用したい人がすぐに探せるよう、幅広く知らせていくことが課題」としている。
障害を持つ人が歯科医療を受診しやすくなるよう、専門的な知識を身につけた「障害者歯科相談医」。09年12月現在、県内では358人が認定されているが、県が障害者らに実施したアンケートでは75・1%が「知らない」と回答するなど、利用者から認知されていない現状が浮かび上がる。相談医を養成している県は「利用したい人がすぐに探せるよう、幅広く知らせていくことが課題」としている。
2010年4月25日日曜日
長浜高校・長浜高等養護学校 陶芸同好会 滋賀
朝日新聞
【土を通して自己表現/型にはまらず自由に創作】
2006年に開校した長浜高等養護学校は、既存の高校に併設された全国初の高等養護学校だ。長浜高校の敷地内にある別棟の学校の陶芸室では、軽度の知的障害を持つ生徒と健常者の生徒が一緒になって黙々とろくろを回している。養護学校には窯業の授業があり、電気窯など陶芸の施設が整っている。開校と同時に発足した同好会のメンバーは、1年目は養護学校の生徒だけだったが、2年目から長浜高校の生徒も入部。いまは養護学校4人、長浜高校7人が参加している。
【土を通して自己表現/型にはまらず自由に創作】
2006年に開校した長浜高等養護学校は、既存の高校に併設された全国初の高等養護学校だ。長浜高校の敷地内にある別棟の学校の陶芸室では、軽度の知的障害を持つ生徒と健常者の生徒が一緒になって黙々とろくろを回している。養護学校には窯業の授業があり、電気窯など陶芸の施設が整っている。開校と同時に発足した同好会のメンバーは、1年目は養護学校の生徒だけだったが、2年目から長浜高校の生徒も入部。いまは養護学校4人、長浜高校7人が参加している。
児童相談所や障害相談など機能 京都市、福祉センター基本構想案 京都
京都新聞
京都市は市児童福祉センター(上京区)の機能充実のため、伏見区に設置を予定している「第2児童福祉センター」の基本構想案をまとめた。南区と伏見区を所管として児童相談所や障害相談などの機能を持たせる。市児童福祉センター内にある「青葉寮」を移転し、民営化する方針なども盛り込んだ。基本構想案では、第2児童福祉センターに、児童虐待などに対応する相談所を設けるほか、市児童療育センター(伏見区)が担っている発達障害児らの相談や診療などの機能も受け持つ。虐待を受けた子どもの一時保護スペースを設け、一時保護所へのスムーズな入所につなげる。
京都市は市児童福祉センター(上京区)の機能充実のため、伏見区に設置を予定している「第2児童福祉センター」の基本構想案をまとめた。南区と伏見区を所管として児童相談所や障害相談などの機能を持たせる。市児童福祉センター内にある「青葉寮」を移転し、民営化する方針なども盛り込んだ。基本構想案では、第2児童福祉センターに、児童虐待などに対応する相談所を設けるほか、市児童療育センター(伏見区)が担っている発達障害児らの相談や診療などの機能も受け持つ。虐待を受けた子どもの一時保護スペースを設け、一時保護所へのスムーズな入所につなげる。
特別支援教育 島根県教委が拡充…検討委設置へ 自閉症など対象拡大 島根
読売新聞
全国的に増加傾向にある特別支援教育を必要とする児童生徒が、島根県内でも急増している。特別支援学級などに通う子どもの人数はこの10年で5割以上増え、教育現場や保護者からは「教諭や施設が不十分」との声が上がっている。養護学校分教室を開設するなどしてきた県教委は5月、「今後の特別支援教育の在り方に関する検討委員会」を設置し、対応に本腰を入れる。県教委によると、県内の子どもの人数はこの10年で1万人以上減少。一方、特別支援教育を受ける児童生徒は、1999年の1181人から2009年には1844人に増え、今後も増加傾向は続く見通しだ。
全国的に増加傾向にある特別支援教育を必要とする児童生徒が、島根県内でも急増している。特別支援学級などに通う子どもの人数はこの10年で5割以上増え、教育現場や保護者からは「教諭や施設が不十分」との声が上がっている。養護学校分教室を開設するなどしてきた県教委は5月、「今後の特別支援教育の在り方に関する検討委員会」を設置し、対応に本腰を入れる。県教委によると、県内の子どもの人数はこの10年で1万人以上減少。一方、特別支援教育を受ける児童生徒は、1999年の1181人から2009年には1844人に増え、今後も増加傾向は続く見通しだ。
2010年4月24日土曜日
障害者の実習生・非常勤 県庁全課に拡大 大分
大分合同新聞
障害者の就労を支援するため、県は本年度、県庁内で障害者が担当できる業務を集約するワークステーション(仮称)を人事課内に設ける。これまで実習生や非常勤職員として障害者を受け入れてきたが、一部の部署に限られていた。対象を全課に広げることでより多くの障害者に仕事を提供し、一般企業への就労につなげてもらうのが目的。県は2007年度から、(1)県庁内での実習(1年目)(2)非常勤職員として採用(2年目)(3)一般就労(3年目)—の3ステップで障害者の就労を後押し。09年度までの3年間で、七つの部署で実習生計16人を受け入れた。そのうち8人は非常勤職員を経て、企業や社会福祉法人に就職した。
障害者の就労を支援するため、県は本年度、県庁内で障害者が担当できる業務を集約するワークステーション(仮称)を人事課内に設ける。これまで実習生や非常勤職員として障害者を受け入れてきたが、一部の部署に限られていた。対象を全課に広げることでより多くの障害者に仕事を提供し、一般企業への就労につなげてもらうのが目的。県は2007年度から、(1)県庁内での実習(1年目)(2)非常勤職員として採用(2年目)(3)一般就労(3年目)—の3ステップで障害者の就労を後押し。09年度までの3年間で、七つの部署で実習生計16人を受け入れた。そのうち8人は非常勤職員を経て、企業や社会福祉法人に就職した。
産期限定 キジ卵かけご飯を新販売 岩見沢の障害者施設
北海道新聞
知的障害者就労継続事業所「ワークつかさ」(岩見沢市日の出町)の食堂「喜地丸燻(きじまるくん)」で、通所者が飼育するキジの卵を使った新メニュー「釜炊きご飯キジ玉定食」が24日から登場する。卵かけご飯がブームとなる中で「キジの卵かけご飯を食べたい」という声にこたえた。定食の目玉・卵かけご飯は、卵2個をかき混ぜ、目の前の一合釜で炊いた岩見沢産「ななつぼし」にかける。卵焼き2個とキジ肉入りのみそ汁、つくだ煮などが付いて600円。産卵が終わる7月下旬までの期間限定。
知的障害者就労継続事業所「ワークつかさ」(岩見沢市日の出町)の食堂「喜地丸燻(きじまるくん)」で、通所者が飼育するキジの卵を使った新メニュー「釜炊きご飯キジ玉定食」が24日から登場する。卵かけご飯がブームとなる中で「キジの卵かけご飯を食べたい」という声にこたえた。定食の目玉・卵かけご飯は、卵2個をかき混ぜ、目の前の一合釜で炊いた岩見沢産「ななつぼし」にかける。卵焼き2個とキジ肉入りのみそ汁、つくだ煮などが付いて600円。産卵が終わる7月下旬までの期間限定。
2010年4月23日金曜日
箕面市長が政府の制度改革部会員になりました 障がい者制度改革推進会議『総合福祉部会』
CNET Japan
政府は、現行の障害者自立支援法を廃止し、国の障害者制度を抜本的に見直すとして、新制度を検討するために「障がい者制度改革推進会議」を設置しています。この推進会議の『総合福祉部会』に、倉田哲郎箕面市長がメンバーとして参加することになりました。箕面市は、障害者の就労に関する課題解決のための「社会的雇用制度」の創設を国などに提案しており、部会においても積極的な提言を行います。
「障害者の自立へ向け新たな制度創設を」国・民主党に要望書を提出しました 箕面市
政府は、現行の障害者自立支援法を廃止し、国の障害者制度を抜本的に見直すとして、新制度を検討するために「障がい者制度改革推進会議」を設置しています。この推進会議の『総合福祉部会』に、倉田哲郎箕面市長がメンバーとして参加することになりました。箕面市は、障害者の就労に関する課題解決のための「社会的雇用制度」の創設を国などに提案しており、部会においても積極的な提言を行います。
「障害者の自立へ向け新たな制度創設を」国・民主党に要望書を提出しました 箕面市
社説:自立支援法和解 次につなぐべきこと
毎日新聞
訴訟を通して一般国民の間でも<自立支援法=悪法>のイメージが広まった。しかし、すべてを否定できるだろうか。次につなぐために冷静に総括する必要がある。負担がなければそれでいいのか。税と保険の違いはあるが、医療も介護も1〜3割の自己負担はある。コスト意識や権利意識を利用者が持ち、納税者(被保険者)の納得感を考えれば負担自体を否定すべきではないのではないか。むしろ生活保護より低水準の障害年金しか収入がない人が多いこと、障害者の働く場がないこと、福祉施設での授産活動で得られる工賃の乏しさなどに大きな問題がある。
訴訟を通して一般国民の間でも<自立支援法=悪法>のイメージが広まった。しかし、すべてを否定できるだろうか。次につなぐために冷静に総括する必要がある。負担がなければそれでいいのか。税と保険の違いはあるが、医療も介護も1〜3割の自己負担はある。コスト意識や権利意識を利用者が持ち、納税者(被保険者)の納得感を考えれば負担自体を否定すべきではないのではないか。むしろ生活保護より低水準の障害年金しか収入がない人が多いこと、障害者の働く場がないこと、福祉施設での授産活動で得られる工賃の乏しさなどに大きな問題がある。
障害者自立支援法訴訟:和解 定期協議で厚労相「机上の空論作らぬ」
毎日新聞
東京地裁で21日、障害者自立支援法違憲訴訟が和解し、集団訴訟がすべて終結したのを受け、同日午後、原告側と政府の「基本合意」の進展を検証する初の定期協議が開かれた。この後、首相官邸を訪れた原告側と面会した鳩山由紀夫首相は「自立支援法でご迷惑をかけて申し訳ない。新しい法律を作り上げる願いを皆さまと共有している」とあいさつした。今後の新法制定は、財源など課題が山積する。支払い能力に応じた負担とする方向で▽現行の障害程度区分見直し▽難病や発達障害、高次脳機能障害など範囲見直し、などが焦点。低所得者の医療費無料化(財源約200億円)も不透明だ。協議の場となる政府の「障がい者制度改革推進会議」は専門部会を今月下旬、発足させる。
東京地裁で21日、障害者自立支援法違憲訴訟が和解し、集団訴訟がすべて終結したのを受け、同日午後、原告側と政府の「基本合意」の進展を検証する初の定期協議が開かれた。この後、首相官邸を訪れた原告側と面会した鳩山由紀夫首相は「自立支援法でご迷惑をかけて申し訳ない。新しい法律を作り上げる願いを皆さまと共有している」とあいさつした。今後の新法制定は、財源など課題が山積する。支払い能力に応じた負担とする方向で▽現行の障害程度区分見直し▽難病や発達障害、高次脳機能障害など範囲見直し、などが焦点。低所得者の医療費無料化(財源約200億円)も不透明だ。協議の場となる政府の「障がい者制度改革推進会議」は専門部会を今月下旬、発足させる。
さをりに織り込んだ人生 滋賀
朝日新聞
色や柄は何でもいい。糸のほつれや織り目の不ぞろいがあってもいい。感性のまま自由に織り、それが個性の表現とされる「さをり織り」の作品展が、守山市のギャラリーで開かれている。出展は重度の知的、身体障害を持つ高知市の森本雅代さん(48)と母統(つね)子さん(74)。滋賀県生まれの娘が元気なうちに開こうと夢見た、生まれ故郷での初の母娘(おや・こ)展だ。「さをり」は約40年前、大阪の主婦が考案した操作が簡単な織機で手織りする技法で、障害者施設に普及。常識や決まり事にとらわれない作品の芸術性が評価され、活動は国内外に広がっている。知的障害があり、言葉が不自由な雅代さんにとっても、自分を表現するすべの一つとなった。
色や柄は何でもいい。糸のほつれや織り目の不ぞろいがあってもいい。感性のまま自由に織り、それが個性の表現とされる「さをり織り」の作品展が、守山市のギャラリーで開かれている。出展は重度の知的、身体障害を持つ高知市の森本雅代さん(48)と母統(つね)子さん(74)。滋賀県生まれの娘が元気なうちに開こうと夢見た、生まれ故郷での初の母娘(おや・こ)展だ。「さをり」は約40年前、大阪の主婦が考案した操作が簡単な織機で手織りする技法で、障害者施設に普及。常識や決まり事にとらわれない作品の芸術性が評価され、活動は国内外に広がっている。知的障害があり、言葉が不自由な雅代さんにとっても、自分を表現するすべの一つとなった。
発達障害抱える子の受け皿 特別支援高、設置を母親ら、川勝知事に要望 静岡
朝日新聞
自閉症やADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害を抱える幼稚園児の母親らがこのほど、「新たなタイプの特別支援高校の創設」を求める要望書と署名簿を川勝平太知事らに手渡した。「中学以降の受け皿がきわめて少ない発達障害児たちのために、一日も早い設置を」と訴えている。特別支援高校の建設希望地は、廃校となった周智高の跡地。学期途中でも普通校に戻ったり転入したりできるという点で、全国にも例がない学校を目指す。座学より実習を中心とし、「周智高跡地には農業などを体験できる施設もあり、社会に出る力をつけるには理想的な環境」という。
自閉症やADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害を抱える幼稚園児の母親らがこのほど、「新たなタイプの特別支援高校の創設」を求める要望書と署名簿を川勝平太知事らに手渡した。「中学以降の受け皿がきわめて少ない発達障害児たちのために、一日も早い設置を」と訴えている。特別支援高校の建設希望地は、廃校となった周智高の跡地。学期途中でも普通校に戻ったり転入したりできるという点で、全国にも例がない学校を目指す。座学より実習を中心とし、「周智高跡地には農業などを体験できる施設もあり、社会に出る力をつけるには理想的な環境」という。
2010年4月22日木曜日
子ども発達相談室満員 障害への理解進み件数急増 広島
中国新聞
福山市が開設する子ども発達相談室(三吉町南)で、発達障害検査の順番待ちが、3カ月前後に及ぶ状況が続いている。発達障害についての理解が広まったことで相談件数が最近になって急増。非常勤の委託相談員2人体制による、週4日の対応では追い付かない状態だ。相談は無料だが予約が必要。年間約400件の相談の大半は発達障害に関する内容で、その検査は3カ月待ちの状況が1年以上続いている。発達障害か否かは医師が最終的に診断する。ただ、専門医が少なく、診療も時間を要するため、県東部では順番待ちが最大1年以上に及ぶという。
福山市が開設する子ども発達相談室(三吉町南)で、発達障害検査の順番待ちが、3カ月前後に及ぶ状況が続いている。発達障害についての理解が広まったことで相談件数が最近になって急増。非常勤の委託相談員2人体制による、週4日の対応では追い付かない状態だ。相談は無料だが予約が必要。年間約400件の相談の大半は発達障害に関する内容で、その検査は3カ月待ちの状況が1年以上続いている。発達障害か否かは医師が最終的に診断する。ただ、専門医が少なく、診療も時間を要するため、県東部では順番待ちが最大1年以上に及ぶという。
児童デイサービス開設 発達障害のある子が主な対象 広島
中国新聞
自閉症など発達障害がある子どもを主な対象とする広島市内で初の児童デイサービス施設「コアラクラブ」が今月、佐伯区五日市4丁目にオープンした。運営主体の谷本小児科と併設し、療育内容に医師が助言するなど連携を深める。対象は、未就学児から中学3年生まで。障害に応じ、個別または3人程度の小規模集団でコミュニケーション能力や生活スキルを高めるための訓練を週1回受ける。谷本猛院長(62)は「周辺の学校との連携も模索し、地域でサポートする態勢をつくりたい」と話している。
自閉症など発達障害がある子どもを主な対象とする広島市内で初の児童デイサービス施設「コアラクラブ」が今月、佐伯区五日市4丁目にオープンした。運営主体の谷本小児科と併設し、療育内容に医師が助言するなど連携を深める。対象は、未就学児から中学3年生まで。障害に応じ、個別または3人程度の小規模集団でコミュニケーション能力や生活スキルを高めるための訓練を週1回受ける。谷本猛院長(62)は「周辺の学校との連携も模索し、地域でサポートする態勢をつくりたい」と話している。
社福法人が農園「深の里」をオープン 広島
朝日新聞
障害者の就労支援や地域との交流をめざし、三原市深町の社会福祉法人「あけぼの」が今月、同市深町に農園「深(ふか)の里」をオープンさせた。増える休耕田を農地として再生し、農業を軸に、地域で暮らす健常者と障害者が手を携えられるコミュニティーづくりが目標だ。作物の植え付けを始めたばかりだが、スタッフは「将来は有機農業用の堆肥(たい・ひ)や液肥の販売などで経済的な自立を」と夢を膨らませている。
障害者の就労支援や地域との交流をめざし、三原市深町の社会福祉法人「あけぼの」が今月、同市深町に農園「深(ふか)の里」をオープンさせた。増える休耕田を農地として再生し、農業を軸に、地域で暮らす健常者と障害者が手を携えられるコミュニティーづくりが目標だ。作物の植え付けを始めたばかりだが、スタッフは「将来は有機農業用の堆肥(たい・ひ)や液肥の販売などで経済的な自立を」と夢を膨らませている。
2010年4月21日水曜日
知的障害者の乗馬支援 近畿初の組織「世界大会目指す」
読売新聞
近畿で初めて知的障害者が乗馬に取り組むのを支援する組織が、兵庫県三木市に発足した。今後、乗馬指導者やボランティアが、選手の練習をサポートし、将来的には〈知的障害者の五輪〉とも呼ばれる世界大会に出場する選手も輩出したいと、意気込む。府内などからもボランティアや寄付を募っている。発足したのは、知的障害者にスポーツの場を提供し、世界大会にも選手を派遣する「スペシャルオリンピックス(SO)日本」(東京)の地区組織で、「SO兵庫 三木プログラム」
近畿で初めて知的障害者が乗馬に取り組むのを支援する組織が、兵庫県三木市に発足した。今後、乗馬指導者やボランティアが、選手の練習をサポートし、将来的には〈知的障害者の五輪〉とも呼ばれる世界大会に出場する選手も輩出したいと、意気込む。府内などからもボランティアや寄付を募っている。発足したのは、知的障害者にスポーツの場を提供し、世界大会にも選手を派遣する「スペシャルオリンピックス(SO)日本」(東京)の地区組織で、「SO兵庫 三木プログラム」
熊本YMCA:「かかわり」学ぶ 生徒4人が入学 /熊本
毎日新聞
発達障害やその傾向がある生徒が学ぶ県内初の学校、熊本YMCA学院高等課程表現・コミュニケーション学科4人の入学式が、熊本市新町の同校であった。他者とのかかわり方とともに、国語、英会話、情報、音楽などの授業を受ける。10日あった式で、堤弘雄学院長が「自分の可能性を一緒に見つけていきましょう」と呼びかけ、生徒証を渡した。YMCA学院高校(大阪市)の魚住秀雄副校長は「まず自分を愛し、周りの人を好きになってください」と述べた。
発達障害やその傾向がある生徒が学ぶ県内初の学校、熊本YMCA学院高等課程表現・コミュニケーション学科4人の入学式が、熊本市新町の同校であった。他者とのかかわり方とともに、国語、英会話、情報、音楽などの授業を受ける。10日あった式で、堤弘雄学院長が「自分の可能性を一緒に見つけていきましょう」と呼びかけ、生徒証を渡した。YMCA学院高校(大阪市)の魚住秀雄副校長は「まず自分を愛し、周りの人を好きになってください」と述べた。
空き店舗活用し障害者支援 広島
中国新聞
三原市のNPO法人「ちゃんくす」(西上忠臣代表)が市中心部の空き店舗を拠点に障害者の活動支援に乗り出した。今月から本格的に活動を始め、中古パソコン改良などの作業に取り組む。地域の話題を紹介する情報紙発行も計画。地元のにぎわいづくりにもつなげようとしている。作業療法士の西上さんが知人らと昨年4月に市民グループとして発足させた。県立広島大保健福祉学部(三原市学園町)の協力で、スムーズな人間関係が築きにくいなどの発達障害のある中高生が空き店舗に集まり、中古パソコンを修理して障害者が使えるよう改良する活動を始めた。
三原市のNPO法人「ちゃんくす」(西上忠臣代表)が市中心部の空き店舗を拠点に障害者の活動支援に乗り出した。今月から本格的に活動を始め、中古パソコン改良などの作業に取り組む。地域の話題を紹介する情報紙発行も計画。地元のにぎわいづくりにもつなげようとしている。作業療法士の西上さんが知人らと昨年4月に市民グループとして発足させた。県立広島大保健福祉学部(三原市学園町)の協力で、スムーズな人間関係が築きにくいなどの発達障害のある中高生が空き店舗に集まり、中古パソコンを修理して障害者が使えるよう改良する活動を始めた。
2010年4月20日火曜日
高校生1000人ダンスで一役 美ら島総体
沖縄タイムス
「開会式 成功させたい」 美咲の生徒30人出演
全国高校総体「美ら島沖縄総体2010」は、7月28日の開幕まであと100日と迫った。沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で行われる総合開会式式典後の公開演技では、普天間、球陽、北中城高を中心に1000人がヒップホップダンスを披露する。その中には、特別支援学校としては全国初参加という美咲特別支援学校高等部の約30人もいる。生徒たちは「力と振りを合わせて、成功させたい」と本番に向け、練習を本格化させる。教師も「一緒にやりとげることの意味を感じてほしい」と思いを込める。
「開会式 成功させたい」 美咲の生徒30人出演
全国高校総体「美ら島沖縄総体2010」は、7月28日の開幕まであと100日と迫った。沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で行われる総合開会式式典後の公開演技では、普天間、球陽、北中城高を中心に1000人がヒップホップダンスを披露する。その中には、特別支援学校としては全国初参加という美咲特別支援学校高等部の約30人もいる。生徒たちは「力と振りを合わせて、成功させたい」と本番に向け、練習を本格化させる。教師も「一緒にやりとげることの意味を感じてほしい」と思いを込める。
障害ある人・ない人、共同生活の家誕生 東京・恵比寿
朝日新聞
軽度の知的障害のある人と障害のない人が一緒に暮らすことを条件にした「家」が、東京の真ん中に完成した。世話役のスタッフを置かず、住民の支え合いで自立を目指す珍しい試み。障害者の住まいの選択肢を増やし、多様な人がふつうに住む社会を目指したNPO「ぱれっと」(東京都渋谷区)の宿願に、地元企業が一等地を提供した。知的障害のある人向けの共同生活の場としては、これまでもグループホームやケアホームがあった。だが、「いこっと」はこれらとは違い、家事などを助けるスタッフはいない。障害者も自分のことは自分でやる。ただし、突然の訪問者や電話対応など、苦手な状況に面したときは遠慮せず助けを求め、健常者も応えるのがルール。プライバシーを保ちながら生活の一部を共有し、補い合うコレクティブハウス(共生型集合住宅)の理念を参考に、障害者の自立を支える環境を目指している。
軽度の知的障害のある人と障害のない人が一緒に暮らすことを条件にした「家」が、東京の真ん中に完成した。世話役のスタッフを置かず、住民の支え合いで自立を目指す珍しい試み。障害者の住まいの選択肢を増やし、多様な人がふつうに住む社会を目指したNPO「ぱれっと」(東京都渋谷区)の宿願に、地元企業が一等地を提供した。知的障害のある人向けの共同生活の場としては、これまでもグループホームやケアホームがあった。だが、「いこっと」はこれらとは違い、家事などを助けるスタッフはいない。障害者も自分のことは自分でやる。ただし、突然の訪問者や電話対応など、苦手な状況に面したときは遠慮せず助けを求め、健常者も応えるのがルール。プライバシーを保ちながら生活の一部を共有し、補い合うコレクティブハウス(共生型集合住宅)の理念を参考に、障害者の自立を支える環境を目指している。
花木センターでパンを製造販売 鹿沼・障害者らの支援団体CCV 栃木
下野新聞
不登校の児童や知的障害者らの支援団体「クリエイティブ・コミュニケーション・ビレッジ(CCV)」(福田由美理事長)は市花木センター敷地内に福祉サービス事業所を設置し、手作りパン製造に乗り出した。同センター正面ゲート前で20日から昼時に販売する。CCVは障害児の保護者や教諭経験者らを中心に昨年7月、NPO法人として認可。現在正会員16人、賛助会員が73人いる。集団不適応や不登校児向けフリースクール・ジョブサポーター「CCV学園」と障害者福祉サービス「CCVウェルフェア」の2組織がある。
不登校の児童や知的障害者らの支援団体「クリエイティブ・コミュニケーション・ビレッジ(CCV)」(福田由美理事長)は市花木センター敷地内に福祉サービス事業所を設置し、手作りパン製造に乗り出した。同センター正面ゲート前で20日から昼時に販売する。CCVは障害児の保護者や教諭経験者らを中心に昨年7月、NPO法人として認可。現在正会員16人、賛助会員が73人いる。集団不適応や不登校児向けフリースクール・ジョブサポーター「CCV学園」と障害者福祉サービス「CCVウェルフェア」の2組織がある。
iPad、障害者支援機器としても大きな注目
AFPBB News
米アップルの新型タブレットPC「iPad」は、多くの人にとっては洗練されたマルチメディアエンターテインメント機器だ。だが、米ウィスコンシン大学マディソン校のグレッグ・バンダーハイデン教授は、iPadこそ会話によるコミュニケーションが困難な人々が待ち望んでいた安価な支援機器だと考えている。同教授以外にも、比較的低価格なコミュニケーションツールとしてiPadに期待を寄せる人々は多い。米カリフォルニア州を拠点に、障害のある子どもや大人たちに支援機器の利用を促す活動をしているATAのカレン・シーハン氏も、「iPadには注目が集まっている」と語る。
米アップルの新型タブレットPC「iPad」は、多くの人にとっては洗練されたマルチメディアエンターテインメント機器だ。だが、米ウィスコンシン大学マディソン校のグレッグ・バンダーハイデン教授は、iPadこそ会話によるコミュニケーションが困難な人々が待ち望んでいた安価な支援機器だと考えている。同教授以外にも、比較的低価格なコミュニケーションツールとしてiPadに期待を寄せる人々は多い。米カリフォルニア州を拠点に、障害のある子どもや大人たちに支援機器の利用を促す活動をしているATAのカレン・シーハン氏も、「iPadには注目が集まっている」と語る。
2010年4月19日月曜日
スポーツ報知 熊本市と旧熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選挙(定数2)が18日告示され、元マラソンランナーでタレントの松野明美氏(41)らいずれも無所属の計5人が立候補した。25日に投票、即日開票される。重い心臓病とダウン症の次男がいる松野氏は先月、記者会見で「障害者のために挑戦したい」と立候補を表明していた。
スポーツ報知
熊本市と旧熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選挙(定数2)が18日告示され、元マラソンランナーでタレントの松野明美氏(41)らいずれも無所属の計5人が立候補した。25日に投票、即日開票される。重い心臓病とダウン症の次男がいる松野氏は先月、記者会見で「障害者のために挑戦したい」と立候補を表明していた。
熊本市と旧熊本県植木町の合併に伴う同市議増員選挙(定数2)が18日告示され、元マラソンランナーでタレントの松野明美氏(41)らいずれも無所属の計5人が立候補した。25日に投票、即日開票される。重い心臓病とダウン症の次男がいる松野氏は先月、記者会見で「障害者のために挑戦したい」と立候補を表明していた。
物品販売で住民と交流深め、地域作業所がフラワーバザール/横浜
カナロコ
知的障害者の働く場となっている地域作業所「一歩舎」(横浜市鶴見区下末吉2丁目)で18日、物品販売を通じて地域住民との交流を深めるイベント「フラワーバザール」が開かれた。フラワーバザールは、18年前から毎年4月に開催。屋外の仮設テントや作業所内では洋服や日用雑貨、通所する障害者が作ったタオルのほか、焼き鳥などの軽食が販売され、近隣住民が訪れた。洋服や日用雑貨は、横浜市の広報「広報よこはま」を通じて不要になった日用品の寄付を呼び掛けて準備。地元の町内会や社会福祉協議会のメンバーら約100人が販売や会場設営を手伝った。
知的障害者の働く場となっている地域作業所「一歩舎」(横浜市鶴見区下末吉2丁目)で18日、物品販売を通じて地域住民との交流を深めるイベント「フラワーバザール」が開かれた。フラワーバザールは、18年前から毎年4月に開催。屋外の仮設テントや作業所内では洋服や日用雑貨、通所する障害者が作ったタオルのほか、焼き鳥などの軽食が販売され、近隣住民が訪れた。洋服や日用雑貨は、横浜市の広報「広報よこはま」を通じて不要になった日用品の寄付を呼び掛けて準備。地元の町内会や社会福祉協議会のメンバーら約100人が販売や会場設営を手伝った。
「円盤」投げ合い交流 三田の障害者福祉施設 兵庫
神戸新聞
「三田市知的障害者(児)フライングディスク交流会」が17日、障害者福祉施設「北摂三田福祉の里」(同市東本庄)のさくら療育園で催された。市内の初心者からベテランまで約50人が参加し、競技を楽しんだ。知的障害者たちの外出の機会をつくろうと、市内の福祉施設や社会福祉協議会の職員有志でつくる「三田市知的障害者スポーツ交流実行委員会」が初めて開いた。フライングディスク競技は、円盤を飛ばして輪っかに通したり、飛距離を競ったりする障害者スポーツ。5月に市内で開かれる「県障害者のじぎくスポーツ大会」にも採用されている。
「三田市知的障害者(児)フライングディスク交流会」が17日、障害者福祉施設「北摂三田福祉の里」(同市東本庄)のさくら療育園で催された。市内の初心者からベテランまで約50人が参加し、競技を楽しんだ。知的障害者たちの外出の機会をつくろうと、市内の福祉施設や社会福祉協議会の職員有志でつくる「三田市知的障害者スポーツ交流実行委員会」が初めて開いた。フライングディスク競技は、円盤を飛ばして輪っかに通したり、飛距離を競ったりする障害者スポーツ。5月に市内で開かれる「県障害者のじぎくスポーツ大会」にも採用されている。
内公立小中学校の「通級指導」 対象児童生徒80人増
琉球新報
通常学級に在籍しながら必要に応じて、別の学校や教室などで障害に合った指導が受けられる「通級指導」の対象になっている県内の公立小中学校の児童生徒は、2009年5月1日時点で小学校325人、中学校24人の計349人で前年度に比べ80人増えたことが16日、県教育庁のまとめでわかった。通級指導の対象に自閉症や学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、情緒障害が追加された06年以降、県内でも07年度263人、08年度269人、09年度349人と対象となる児童生徒数は増加している。
通常学級に在籍しながら必要に応じて、別の学校や教室などで障害に合った指導が受けられる「通級指導」の対象になっている県内の公立小中学校の児童生徒は、2009年5月1日時点で小学校325人、中学校24人の計349人で前年度に比べ80人増えたことが16日、県教育庁のまとめでわかった。通級指導の対象に自閉症や学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、情緒障害が追加された06年以降、県内でも07年度263人、08年度269人、09年度349人と対象となる児童生徒数は増加している。
2010年4月18日日曜日
障害者の雇用で企業活性化を 中小企業家同友会 長野
信濃毎日新聞
県内575社でつくる県中小企業家同友会は6月12日、障害者雇用をテーマに県外企業の視察を計画している。障害者と働くことで工夫する力やチームワークを高め、業績を改善したという浜松市内の企業を訪問。取り組みが遅れがちな障害者雇用について発想の転換を促す。長野市内で障害者の多機能型事業所を運営する同友会障がい者問題委員会の小池邦子委員長は「工夫次第で(障害者が)戦力になりうることを目で見て確かめてもらいたい」と強調。会員企業のほか、福祉や行政の関係者にも参加を呼び掛ける方針だ。
県内575社でつくる県中小企業家同友会は6月12日、障害者雇用をテーマに県外企業の視察を計画している。障害者と働くことで工夫する力やチームワークを高め、業績を改善したという浜松市内の企業を訪問。取り組みが遅れがちな障害者雇用について発想の転換を促す。長野市内で障害者の多機能型事業所を運営する同友会障がい者問題委員会の小池邦子委員長は「工夫次第で(障害者が)戦力になりうることを目で見て確かめてもらいたい」と強調。会員企業のほか、福祉や行政の関係者にも参加を呼び掛ける方針だ。
実演販売:知的障害者らが働くパン店、5周年 きょうまで「感謝祭」深谷 /埼玉
毎日新聞
知的障害者らが働くパン店「スワンベーカリー深谷店」(深谷市宿根)が、開店から5周年を迎えた。17日まで「感謝祭」として抽選会やパンの実演販売を行っている。スワンベーカリーは05年、働く場を作ることで障害者の自立を目指そうと、市内の知的障害者通所授産施設「あゆみ作業所」のメンバーが開店した。スタッフ18人のうち半数が知的障害者で、パン作りや販売を担当。焼きたての春野菜のカレーパンやメロンパンが人気のお店だ。丁寧な接客も店の売りだが、経営面では苦戦が続いているという。
・スワンベーカリー:スワンについて
知的障害者らが働くパン店「スワンベーカリー深谷店」(深谷市宿根)が、開店から5周年を迎えた。17日まで「感謝祭」として抽選会やパンの実演販売を行っている。スワンベーカリーは05年、働く場を作ることで障害者の自立を目指そうと、市内の知的障害者通所授産施設「あゆみ作業所」のメンバーが開店した。スタッフ18人のうち半数が知的障害者で、パン作りや販売を担当。焼きたての春野菜のカレーパンやメロンパンが人気のお店だ。丁寧な接客も店の売りだが、経営面では苦戦が続いているという。
・スワンベーカリー:スワンについて
「障がい」「障碍」表記どうなる? 県内市町村模様眺め
徳島新聞
障害の「害」には否定的なイメージがあるとして、政府が初めて「障がい」を使った「障がい者制度改革推進本部」が昨年12月に発足し、一気に進むとみられた平仮名化。ところが、障害者団体などから「平仮名にしても障害者の厳しい現実は変わらない」「『わざわい』の意味を含まない『障碍(がい)』が望ましい」といった意見が沸き起こり、徳島県内市町村でも「障がい」の表記を使用しているのは一部にとどまる。漢字表記のままの県も「当面、経緯を見守りたい」(障害福祉課)と静観の構えだ。
障害の「害」には否定的なイメージがあるとして、政府が初めて「障がい」を使った「障がい者制度改革推進本部」が昨年12月に発足し、一気に進むとみられた平仮名化。ところが、障害者団体などから「平仮名にしても障害者の厳しい現実は変わらない」「『わざわい』の意味を含まない『障碍(がい)』が望ましい」といった意見が沸き起こり、徳島県内市町村でも「障がい」の表記を使用しているのは一部にとどまる。漢字表記のままの県も「当面、経緯を見守りたい」(障害福祉課)と静観の構えだ。
2010年4月17日土曜日
『芸術の才能開花を』 知的障害者の『工芸館』 藤沢にオープン
東京新聞
藤沢市で知的障害者の入通所施設を運営する社会福祉法人「藤沢育成会」は十七日、利用者の芸術創作活動を支援しようと、同市遠藤の旧郵便局をアートスペースに改修した「よし介工芸館エクル」をオープンさせる。入所者が創作する絵画や工芸品に、特異な才能やひらめきを感じていた同会が、その才能を伸ばし、自立へつなげていくため、建設を決めたという。育成会によると、エクル(ecru)はフランス語で生糸や未漂白の麻の色という意味があり、何も描かれていないキャンバスをイメージして名付けられた。
藤沢市で知的障害者の入通所施設を運営する社会福祉法人「藤沢育成会」は十七日、利用者の芸術創作活動を支援しようと、同市遠藤の旧郵便局をアートスペースに改修した「よし介工芸館エクル」をオープンさせる。入所者が創作する絵画や工芸品に、特異な才能やひらめきを感じていた同会が、その才能を伸ばし、自立へつなげていくため、建設を決めたという。育成会によると、エクル(ecru)はフランス語で生糸や未漂白の麻の色という意味があり、何も描かれていないキャンバスをイメージして名付けられた。
障害者の自立支援へアート活動、社会福祉施設で作品展/平塚
カナロコ
知的にハンディキャップがありながら、芸術に秀でた才能を持つアーティストたちの作品を中心に展示する「ちょっと不思議な湘南のアーティスト展」が社会福祉施設「Studio COOCA(スタジオ クーカ)」(平塚市平塚4丁目)で開かれている。クーカは昨年9月に市内の福祉関係者が独立し、株式会社としてオープン。自閉症などの障害者約50人が通い、アトリエで得意とするイラストやグッズの製作などに励んでいる。こうした作品の販売などで障害者が経済的に自立できるよう支えるのが目的で、全国でも数少ない施設という。
知的にハンディキャップがありながら、芸術に秀でた才能を持つアーティストたちの作品を中心に展示する「ちょっと不思議な湘南のアーティスト展」が社会福祉施設「Studio COOCA(スタジオ クーカ)」(平塚市平塚4丁目)で開かれている。クーカは昨年9月に市内の福祉関係者が独立し、株式会社としてオープン。自閉症などの障害者約50人が通い、アトリエで得意とするイラストやグッズの製作などに励んでいる。こうした作品の販売などで障害者が経済的に自立できるよう支えるのが目的で、全国でも数少ない施設という。
発達障害児・者支援情報保障研究会の設立について
ValuePress!
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 代表:柳下記子)は、発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、「発達障害の当事者と考えていく、発達障害児・者の情報保障」を研究する「発達障害児・者支援情報保障研究会」を2010年4月15日に設立する。
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 代表:柳下記子)は、発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、「発達障害の当事者と考えていく、発達障害児・者の情報保障」を研究する「発達障害児・者支援情報保障研究会」を2010年4月15日に設立する。
「こころの発達クリニック」 鳥取こども学園に開所
日本海新聞
心理的な要因で対人関係がうまく築けない情緒障害児らを診療する「こころの発達クリニック」(川口孝一院長)が本年度、鳥取市立川町5丁目の鳥取こども学園地域交流ホーム1階に開設された。関係者を招いて15日に開所式があり、川口院長は「人間は生きている限り悩み続ける。治療だけでなく健康な心を伸ばす支援をしたい」と話した。診療科は、精神科と児童精神科で完全予約制。川口院長と池成孝昭医師(非常勤)の2人が担当する。投薬や検査もでき、川口院長は「心理療法だけでなく薬物療法など、さらに踏み込んだ医療支援が可能になった」と話している。
心理的な要因で対人関係がうまく築けない情緒障害児らを診療する「こころの発達クリニック」(川口孝一院長)が本年度、鳥取市立川町5丁目の鳥取こども学園地域交流ホーム1階に開設された。関係者を招いて15日に開所式があり、川口院長は「人間は生きている限り悩み続ける。治療だけでなく健康な心を伸ばす支援をしたい」と話した。診療科は、精神科と児童精神科で完全予約制。川口院長と池成孝昭医師(非常勤)の2人が担当する。投薬や検査もでき、川口院長は「心理療法だけでなく薬物療法など、さらに踏み込んだ医療支援が可能になった」と話している。
子育て相談センター 東海中央病院に開設 岐阜
読売新聞
各務原市と同市蘇原東島町の東海中央病院は15日、同病院内に「子育て・教育相談センター」を開設した。同センターでは、診療内科医、小児科医、心理療法士など12人のチームが毎週木曜日、発達障害や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などを持つ児童の子育て相談を行い、適切な治療法などを紹介する。同センターの開設は、市が今年度策定した重点政策「各務原市シビルミニマム(市民の最低限の生活水準)」の中の新規事業。県少子化対策課は「自治体と病院が連携して子育て相談を行うのは聞いたことがない」としている。
各務原市と同市蘇原東島町の東海中央病院は15日、同病院内に「子育て・教育相談センター」を開設した。同センターでは、診療内科医、小児科医、心理療法士など12人のチームが毎週木曜日、発達障害や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などを持つ児童の子育て相談を行い、適切な治療法などを紹介する。同センターの開設は、市が今年度策定した重点政策「各務原市シビルミニマム(市民の最低限の生活水準)」の中の新規事業。県少子化対策課は「自治体と病院が連携して子育て相談を行うのは聞いたことがない」としている。
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<3> 支援 根気良く“ルール”指導
東京新聞
障害者の就職や職場定着を支援する大阪市内の事業所で、パソコン研修などの職業指導員を務める万里子さん(39)は、六年前、高機能自閉症のテツオさん(39)=いずれも仮名=と出会った。知的な障害はないが、幼児期の言葉の発達が遅いのが高機能自閉症。アスペルガー症候群に極めて近い発達障害だ。テツオさんは会話しても目の焦点が合わず、ニヤニヤしながら「女性はバカだ」「あの女の歌手は最悪だ」と独善的な悪口を言う。「この人を支援するのは苦手だなあ」が第一印象だった。
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<2> 家族 正しく理解し付き合う
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<1> 当事者 対人関係ずっと違和感
障害者の就職や職場定着を支援する大阪市内の事業所で、パソコン研修などの職業指導員を務める万里子さん(39)は、六年前、高機能自閉症のテツオさん(39)=いずれも仮名=と出会った。知的な障害はないが、幼児期の言葉の発達が遅いのが高機能自閉症。アスペルガー症候群に極めて近い発達障害だ。テツオさんは会話しても目の焦点が合わず、ニヤニヤしながら「女性はバカだ」「あの女の歌手は最悪だ」と独善的な悪口を言う。「この人を支援するのは苦手だなあ」が第一印象だった。
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<2> 家族 正しく理解し付き合う
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<1> 当事者 対人関係ずっと違和感
博多RC負担軽減で危機救う 出会いが生んだ善意の支援 大野城市の福祉パン工房「ありがたい」
西日本新聞
自閉症の人たちの自立と雇用創出を目指し、パン工房を運営する大野城市のNPO法人「ゆづるは」(松尾敦子理事長)が、約200万円相当の調理器具などを寄贈されたのを機に、スタッフの過労や施設老朽化の問題を乗り越えて体制強化の道を歩み出した。寄贈したのは福岡都市圏の経営者らでつくる「博多ロータリークラブ」(杉山俊明会長、70人)で、きっかけはパンの出張販売で生まれた出会い。工房スタッフは「地道な活動が認められてうれしい」と喜んでいる。同クラブの杉山会長は「役に立てて安心した」。松尾理事長は「存続が危ぶまれた時期の善意と、活動への評価はありがたい。機材を活用して活動を盤石にし、九州の療育支援を担う人材育成にも取り組みたい」と意気込んでいる。
自閉症の人たちの自立と雇用創出を目指し、パン工房を運営する大野城市のNPO法人「ゆづるは」(松尾敦子理事長)が、約200万円相当の調理器具などを寄贈されたのを機に、スタッフの過労や施設老朽化の問題を乗り越えて体制強化の道を歩み出した。寄贈したのは福岡都市圏の経営者らでつくる「博多ロータリークラブ」(杉山俊明会長、70人)で、きっかけはパンの出張販売で生まれた出会い。工房スタッフは「地道な活動が認められてうれしい」と喜んでいる。同クラブの杉山会長は「役に立てて安心した」。松尾理事長は「存続が危ぶまれた時期の善意と、活動への評価はありがたい。機材を活用して活動を盤石にし、九州の療育支援を担う人材育成にも取り組みたい」と意気込んでいる。
2010年4月16日金曜日
勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件
47NEWS
千葉県東金市で2008年9月、保育園児成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害された事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒被告(23)の主任弁護人、副島洋明弁護士が辞任したことが15日、分かった。弁護団関係者によると、今月、副島弁護士から辞任したいと連絡があったが、理由は明らかにしていない。共同通信の取材に同弁護士は「辞任したことは事実だが、理由などは答えられない」としている。
いろいろと事情はあることでしょうが、副島洋明氏には最後まで続けてほしかったです。これでは負けそうだから放りだしたのではと思われても仕方ありません。
・勝木被告の主任弁護人辞任/千葉の女児殺害事件 四国新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 長崎新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 山形新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 富山新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 京都新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 徳島新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 岩手日報
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 北國新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 静岡新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 秋田魁新報
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 山陰中央新報
・勝木被告の主任弁護人辞任 東奥日報
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 西日本新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 下野新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 神戸新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 河北新報
・勝木被告の主任弁護人辞任 山陽新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 山梨日日新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 東京新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 中日新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 中国新聞
千葉県東金市で2008年9月、保育園児成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害された事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒被告(23)の主任弁護人、副島洋明弁護士が辞任したことが15日、分かった。弁護団関係者によると、今月、副島弁護士から辞任したいと連絡があったが、理由は明らかにしていない。共同通信の取材に同弁護士は「辞任したことは事実だが、理由などは答えられない」としている。
いろいろと事情はあることでしょうが、副島洋明氏には最後まで続けてほしかったです。これでは負けそうだから放りだしたのではと思われても仕方ありません。
・勝木被告の主任弁護人辞任/千葉の女児殺害事件 四国新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 長崎新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 山形新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 富山新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 京都新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 徳島新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 岩手日報
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 北國新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 静岡新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 秋田魁新報
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 山陰中央新報
・勝木被告の主任弁護人辞任 東奥日報
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 西日本新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 下野新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 神戸新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 河北新報
・勝木被告の主任弁護人辞任 山陽新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 山梨日日新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 東京新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 中日新聞
・勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 中国新聞
特別支援学校:在籍者急増、県教委が弊害改善 10年間の増加率、全国1位 /滋賀
毎日新聞
県内に14校ある県立特別支援学校(盲、ろう、養護学校)に在籍する児童生徒の増加率が09年度までの10年間で1・62倍に達し、全国で最も高いことが県教委のまとめで分かった。15日に県庁である特別支援学校の経営協議会で校長らに報告する。特に急増している養護学校では教員不足を訴える声が上がっており、県教委は今後、地域の公立小中高校の教員らと意見交換の場を設け、教育環境の改善に向けた対策に乗り出す方針。
県内に14校ある県立特別支援学校(盲、ろう、養護学校)に在籍する児童生徒の増加率が09年度までの10年間で1・62倍に達し、全国で最も高いことが県教委のまとめで分かった。15日に県庁である特別支援学校の経営協議会で校長らに報告する。特に急増している養護学校では教員不足を訴える声が上がっており、県教委は今後、地域の公立小中高校の教員らと意見交換の場を設け、教育環境の改善に向けた対策に乗り出す方針。
自立支援の善意を集め、手作り販売店16日オープン/鹿屋市
南日本新聞
鹿屋市田淵町の知的障害者、植木奈々さん(22)の作品を展示販売する「奈の花の家」が16日、同市西祓川町の喫茶店「和光」駐車場にオープンする。自立を支援しようと同店オーナー中野三好さん(66)が土地を無償で貸し出したほか、中野さんの友人らも店の設置に協力。奈々さんは「開店はみんなのおかげ。多くの人が集まる店にしたい」と張り切っている。奈々さんは4年前に同市の「NPO法人知的障がい者小規模作業所eすぺーす」に通所。そこでビーズをつなげたストラップ作りに出合い、創作活動を始めた。直径約2ミリのビーズ約100個でかたどる2足のわらじ形ストラップなどを作れるようになったが、展示販売する機会が限られていた。
鹿屋市田淵町の知的障害者、植木奈々さん(22)の作品を展示販売する「奈の花の家」が16日、同市西祓川町の喫茶店「和光」駐車場にオープンする。自立を支援しようと同店オーナー中野三好さん(66)が土地を無償で貸し出したほか、中野さんの友人らも店の設置に協力。奈々さんは「開店はみんなのおかげ。多くの人が集まる店にしたい」と張り切っている。奈々さんは4年前に同市の「NPO法人知的障がい者小規模作業所eすぺーす」に通所。そこでビーズをつなげたストラップ作りに出合い、創作活動を始めた。直径約2ミリのビーズ約100個でかたどる2足のわらじ形ストラップなどを作れるようになったが、展示販売する機会が限られていた。
障がい児サロン5月開設 笠岡
山陽新聞
笠岡市社会福祉協議会は、発達障害や軽度の知的障害がある子どもと保護者を対象にした「障がい児子育てサロンわかば園」を5月、同市横島に開設する。保育士や幼稚園教諭の資格を持つスタッフが常駐して一時預かりを行うほか、同じ境遇の“先輩”の母親らが経験を伝え、保護者を支援する。対象は、笠岡市内に住む発達障害や軽度の知的障害のある0〜18歳未満の子どもと保護者。定員は10人程度。スタッフ2人と、知的障害者の母親らでつくる市手をつなぐ親の会メンバーを中心としたボランティア数人で運営。一時預かりをはじめ保護者が抱える悩み事相談に応じる。利用する保護者同士の交流や情報交換にも役立ててもらう。
笠岡市社会福祉協議会は、発達障害や軽度の知的障害がある子どもと保護者を対象にした「障がい児子育てサロンわかば園」を5月、同市横島に開設する。保育士や幼稚園教諭の資格を持つスタッフが常駐して一時預かりを行うほか、同じ境遇の“先輩”の母親らが経験を伝え、保護者を支援する。対象は、笠岡市内に住む発達障害や軽度の知的障害のある0〜18歳未満の子どもと保護者。定員は10人程度。スタッフ2人と、知的障害者の母親らでつくる市手をつなぐ親の会メンバーを中心としたボランティア数人で運営。一時預かりをはじめ保護者が抱える悩み事相談に応じる。利用する保護者同士の交流や情報交換にも役立ててもらう。
特別支援学校:掛川市立総合病院跡地に設置へ /静岡
毎日新聞
県は、障害を持つ児童が通う特別支援学校を新たに掛川市に設置する方針を決めた。同市立総合病院(同市杉谷南)の敷地に新設する考え。障害のある児童数はここ約10年で1・5倍近くに増えており、こうした状況に対応する。新設する時期や規模などは今後、県教委で検討する。県内の特別支援学校では、約10年前から知的障害を抱える生徒数が急増。県立の34校(分校、分室を含む)では98年の2739人から09年には4030人に増えた。知的障害を持つ生徒に限ると1491人から2790人とほぼ倍増した。希望に応じて学級の設置を始めたことが背景にあるとみられる。
県は、障害を持つ児童が通う特別支援学校を新たに掛川市に設置する方針を決めた。同市立総合病院(同市杉谷南)の敷地に新設する考え。障害のある児童数はここ約10年で1・5倍近くに増えており、こうした状況に対応する。新設する時期や規模などは今後、県教委で検討する。県内の特別支援学校では、約10年前から知的障害を抱える生徒数が急増。県立の34校(分校、分室を含む)では98年の2739人から09年には4030人に増えた。知的障害を持つ生徒に限ると1491人から2790人とほぼ倍増した。希望に応じて学級の設置を始めたことが背景にあるとみられる。
悩める個性 学ぶ場 石川
朝日新聞
◆野々市に高校サポート校◆ 発達障害の生徒を専門的なカリキュラムで受け入れる通信制高校サポート校が野々市町に開校し、今月新入生を迎えて本格的に動き出した。山梨県の日本航空高校と、県内で発達障害児を支援してきたNPO関係者が連携。同高の通信課程のほか、心理カウンセリングなど独自の授業を盛り込み、一般の高校になじめず行き場を失った生徒たちの学びや進路選びを支える。開校した「日本航空高校西金沢学習支援センター」(野々市町御経塚5丁目)のセンター長・佐藤公一さん(44)は2003年に金沢市で学習障害児らの塾を開き、08年からNPO法人「発達障害者就労支援協会」を運営する心理カウンセラーだ。昨秋に生徒1人で開校し、今月8人が入学。15歳〜20歳の生徒と専従スタッフ3人で本格始動した。生徒の約半数に発達障害の症状がある。
◆野々市に高校サポート校◆ 発達障害の生徒を専門的なカリキュラムで受け入れる通信制高校サポート校が野々市町に開校し、今月新入生を迎えて本格的に動き出した。山梨県の日本航空高校と、県内で発達障害児を支援してきたNPO関係者が連携。同高の通信課程のほか、心理カウンセリングなど独自の授業を盛り込み、一般の高校になじめず行き場を失った生徒たちの学びや進路選びを支える。開校した「日本航空高校西金沢学習支援センター」(野々市町御経塚5丁目)のセンター長・佐藤公一さん(44)は2003年に金沢市で学習障害児らの塾を開き、08年からNPO法人「発達障害者就労支援協会」を運営する心理カウンセラーだ。昨秋に生徒1人で開校し、今月8人が入学。15歳〜20歳の生徒と専従スタッフ3人で本格始動した。生徒の約半数に発達障害の症状がある。
2010年4月15日木曜日
知的障害児施設で虐待 違法拘束など441件…大阪・城東
読売新聞
大阪市城東区の社会福祉法人「大阪福祉事業財団」が運営する知的障害児施設「すみれ愛育館」で2005年4月〜09年10月、職員が入所者に対し、顔面を殴るなどの虐待や、要件を満たさない身体拘束など児童福祉法に違反する行為を計441件繰り返していたことが、市の監査でわかった。けが人もあり、市は「行き過ぎた行為があった」として3月下旬、同法に基づいて施設に是正指導を行った。昨年9月、市に通報があり、調べていた。市によると、施設には知的障害がある2〜39歳の68人が入所。指導員ら約40人の職員が勤務している。
大阪市城東区の社会福祉法人「大阪福祉事業財団」が運営する知的障害児施設「すみれ愛育館」で2005年4月〜09年10月、職員が入所者に対し、顔面を殴るなどの虐待や、要件を満たさない身体拘束など児童福祉法に違反する行為を計441件繰り返していたことが、市の監査でわかった。けが人もあり、市は「行き過ぎた行為があった」として3月下旬、同法に基づいて施設に是正指導を行った。昨年9月、市に通報があり、調べていた。市によると、施設には知的障害がある2〜39歳の68人が入所。指導員ら約40人の職員が勤務している。
2010年4月14日水曜日
「愛らしい花咲いて」市民の花カワラナデシコ500株植樹/平塚
カナロコ
夏には「市民の花」がお出迎え。知的障害者施設などを運営する社会福祉法人「進和学園」(出縄明理事長、平塚市万田)の利用者や職員約20人が13日、平塚市役所(浅間町)の正面玄関前の花壇でカワラナデシコの苗500株を植えた。7年前から続けており「訪れる人たちに楽しんでもらえたら」と、心を込めて育ててきたという。この日は晴天に恵まれ、参加した学園利用者らは作業着姿で1株ずつ丁寧に植え、みずみずしい苗が花壇を彩った。植栽後も、同学園が除草などの管理を行う。7月末ごろから、薄紅色の愛らしい花が見ごろを迎える。
夏には「市民の花」がお出迎え。知的障害者施設などを運営する社会福祉法人「進和学園」(出縄明理事長、平塚市万田)の利用者や職員約20人が13日、平塚市役所(浅間町)の正面玄関前の花壇でカワラナデシコの苗500株を植えた。7年前から続けており「訪れる人たちに楽しんでもらえたら」と、心を込めて育ててきたという。この日は晴天に恵まれ、参加した学園利用者らは作業着姿で1株ずつ丁寧に植え、みずみずしい苗が花壇を彩った。植栽後も、同学園が除草などの管理を行う。7月末ごろから、薄紅色の愛らしい花が見ごろを迎える。
「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず
47NEWS
常用漢字の改定を議論している文化審議会の漢字小委員会は13日、191字を増やすとしたこれまでの試案に追加する漢字はないことを確認した。「障害」ではなく「障碍」と書けるように、障害者団体などが「碍」の追加を求めていたが、見送った。「碍」について、戦前は障害も障碍も「妨げ」の意味で使われていた。戦後、「碍」が当用漢字にも常用漢字にもならなかったため、障害という表記が定着。これに対し、「害」は否定的なイメージが強いとして「碍」の追加を求める声が高まっていた。
・「碍」の常用漢字見送り 文化審、障害者の要求退ける 中国新聞
・『碍』常用漢字見送り 文化審 東京新聞
・「鷹」常用漢字入らず…文化審小委最終試案 読売新聞
・ 新しい常用漢字案まとまる NHK
・ 常用漢字、「碍」の見送り 「玻」「鷹」も 日本経済新聞
・『碍』常用漢字見送り 文化審 東京新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 北海道新聞
・ 常用漢字改訂案、変更せず=「碍」は見送りー文化審 時事通信
・「碍」の常用漢字見送り 大分合同新聞
・「碍」の常用漢字見送り「玻」「鷹」も追加せず 四国新聞
・「碍」の常用漢字見送り「玻」「鷹」も追加せず 佐賀新聞
・「碍」の常用漢字見送り「玻」「鷹」も追加せず 長崎新聞
・「碍」の常用漢字見送り 徳島新聞
・「碍」の常用漢字追加見送り 文化審議会小委員会 琉球新報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山形新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 大阪日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 岩手日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 岩手日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 静岡新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山陰中央新報
・「碍」の常用漢字見送り 千葉日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず カナロコ
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 岐阜新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 日本海新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 下野新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 愛媛新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 福井新聞
・ 常用漢字追加見送り「碍」「玻」「鷹」 スポーツニッポン
・「碍」の常用漢字見送りー「玻」「鷹」も追加せず 北國新聞
・「碍」の常用漢字見送りー「玻」「鷹」も追加せず 富山新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 京都新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 西日本新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 東奥日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 中国新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 神戸新聞
・「碍」の常用漢字見送り 新潟日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山梨日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山陽新聞
・「碍」の常用漢字見送り・ 山梨日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 河北新報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず デイリースポーツ
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も 文化審小委 MSN産経ニュース
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 東京新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 中日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 中日スポーツ
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 熊本日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も 日刊スポーツ
常用漢字の改定を議論している文化審議会の漢字小委員会は13日、191字を増やすとしたこれまでの試案に追加する漢字はないことを確認した。「障害」ではなく「障碍」と書けるように、障害者団体などが「碍」の追加を求めていたが、見送った。「碍」について、戦前は障害も障碍も「妨げ」の意味で使われていた。戦後、「碍」が当用漢字にも常用漢字にもならなかったため、障害という表記が定着。これに対し、「害」は否定的なイメージが強いとして「碍」の追加を求める声が高まっていた。
・「碍」の常用漢字見送り 文化審、障害者の要求退ける 中国新聞
・『碍』常用漢字見送り 文化審 東京新聞
・「鷹」常用漢字入らず…文化審小委最終試案 読売新聞
・ 新しい常用漢字案まとまる NHK
・ 常用漢字、「碍」の見送り 「玻」「鷹」も 日本経済新聞
・『碍』常用漢字見送り 文化審 東京新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 北海道新聞
・ 常用漢字改訂案、変更せず=「碍」は見送りー文化審 時事通信
・「碍」の常用漢字見送り 大分合同新聞
・「碍」の常用漢字見送り「玻」「鷹」も追加せず 四国新聞
・「碍」の常用漢字見送り「玻」「鷹」も追加せず 佐賀新聞
・「碍」の常用漢字見送り「玻」「鷹」も追加せず 長崎新聞
・「碍」の常用漢字見送り 徳島新聞
・「碍」の常用漢字追加見送り 文化審議会小委員会 琉球新報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山形新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 大阪日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 岩手日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 岩手日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 静岡新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山陰中央新報
・「碍」の常用漢字見送り 千葉日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず カナロコ
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 岐阜新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 日本海新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 下野新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 愛媛新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 福井新聞
・ 常用漢字追加見送り「碍」「玻」「鷹」 スポーツニッポン
・「碍」の常用漢字見送りー「玻」「鷹」も追加せず 北國新聞
・「碍」の常用漢字見送りー「玻」「鷹」も追加せず 富山新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 京都新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 西日本新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 東奥日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 中国新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 神戸新聞
・「碍」の常用漢字見送り 新潟日報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山梨日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 山陽新聞
・「碍」の常用漢字見送り・ 山梨日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 河北新報
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず デイリースポーツ
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も 文化審小委 MSN産経ニュース
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 東京新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 中日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 中日スポーツ
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も追加せず 熊本日日新聞
・「碍」の常用漢字見送り 「玻」「鷹」も 日刊スポーツ
特別支援学校:開校式
高校の敷地内に支援学校開校 全国初、日々の交流可能に 47NEWS
障害のある小中学生らが高校生と日常的に交流できるように、高校の敷地内につくられた全国初の特別支援学校の開校式が13日、京都府八幡市で開かれた。校名は府立八幡支援学校。高等部と高校の併設例は各地にあるが、小学・中学・高等部と高校を同じ敷地に併設するのは全国で初めて。敷地内の京都八幡高校で福祉や医療を学ぶ高校生との交流や共同学習を通じ、相互理解を深めるのが狙い。
「新たな伝統築く」 1期生35人、期待胸に入学式 市原特別支援学校・つるまい風の丘分校 千葉日報
知的障害のある生徒の職業的自立を目指す県立市原特別支援学校(同市能満)の「つるまい風の丘分校」(鎌田哲夫校長)が、同市鶴舞の県立鶴舞桜が丘高校グリーンキャンパス内に開校した。12日は入学式が行われ、記念すべき1期生35人が学びの門をくぐった。同分校は園芸技術科、流通サービス科を設け、生徒は専門教科の学習や企業実習などを通じて働く姿勢や意欲、スキルなどを身に付ける。
開校式:芦屋特別支援学校で /兵庫 毎日新聞
知的障害のある児童・生徒が通う県立芦屋特別支援学校(芦屋市陽光町)で12日、開校式があった。小中高一貫教育で、西宮市南部や芦屋市の約200人が通う。 芦屋市南部の人工島「潮芦屋」に位置し、敷地面積は約1万7000平方メートル。県教委によると近年、特別支援学校への進学を志望する児童・生徒が増えてきており、県立阪神特別支援学校(西宮市田近野町)の規模では対応しきれなくなったという。
倉敷琴浦高等支援学校で開校式 1期生24人、学校生活スタート 岡山 山陽新聞
軽度の知的障害がある高校生に職業教育を行う岡山県立倉敷琴浦高等支援学校(倉敷市児島田の口)で13日、開校式と入学式が開かれ、1期生24人が学校生活のスタートを切った。同校は、繊維産業が盛んな児島地区の特長を生かして被服製作、染色など学ぶ「家政」をはじめ「流通サービス」「環境サービス」の3コースを職業科に設定。1年は全コースの基礎実習や就業体験、2年から選択したコースで専門的な技能の習得を進めていく。
障害のある小中学生らが高校生と日常的に交流できるように、高校の敷地内につくられた全国初の特別支援学校の開校式が13日、京都府八幡市で開かれた。校名は府立八幡支援学校。高等部と高校の併設例は各地にあるが、小学・中学・高等部と高校を同じ敷地に併設するのは全国で初めて。敷地内の京都八幡高校で福祉や医療を学ぶ高校生との交流や共同学習を通じ、相互理解を深めるのが狙い。
「新たな伝統築く」 1期生35人、期待胸に入学式 市原特別支援学校・つるまい風の丘分校 千葉日報
知的障害のある生徒の職業的自立を目指す県立市原特別支援学校(同市能満)の「つるまい風の丘分校」(鎌田哲夫校長)が、同市鶴舞の県立鶴舞桜が丘高校グリーンキャンパス内に開校した。12日は入学式が行われ、記念すべき1期生35人が学びの門をくぐった。同分校は園芸技術科、流通サービス科を設け、生徒は専門教科の学習や企業実習などを通じて働く姿勢や意欲、スキルなどを身に付ける。
開校式:芦屋特別支援学校で /兵庫 毎日新聞
知的障害のある児童・生徒が通う県立芦屋特別支援学校(芦屋市陽光町)で12日、開校式があった。小中高一貫教育で、西宮市南部や芦屋市の約200人が通う。 芦屋市南部の人工島「潮芦屋」に位置し、敷地面積は約1万7000平方メートル。県教委によると近年、特別支援学校への進学を志望する児童・生徒が増えてきており、県立阪神特別支援学校(西宮市田近野町)の規模では対応しきれなくなったという。
倉敷琴浦高等支援学校で開校式 1期生24人、学校生活スタート 岡山 山陽新聞
軽度の知的障害がある高校生に職業教育を行う岡山県立倉敷琴浦高等支援学校(倉敷市児島田の口)で13日、開校式と入学式が開かれ、1期生24人が学校生活のスタートを切った。同校は、繊維産業が盛んな児島地区の特長を生かして被服製作、染色など学ぶ「家政」をはじめ「流通サービス」「環境サービス」の3コースを職業科に設定。1年は全コースの基礎実習や就業体験、2年から選択したコースで専門的な技能の習得を進めていく。
発達障害:県がサポート手帳 支援の仕方一目で /埼玉
毎日新聞
コミュニケーションのとり方に配慮が必要な「発達障害」の子供らのために、障害の特性と成長の段階ごとに受けてきた支援を書き込むことができる「サポート手帳」を県が2年がかりで作成した。幼稚園から小学校、中学へと進学によって環境が変わっても、手帳を見れば適切な支援の仕方が分かるようにとつくられた。手帳は、乳幼児期は発育記録や相談歴、学齢期は教育支援の計画、成人期は就労の記録などを専用の用紙に書き込んで使う。A4判のファイルに用紙や他の必要な資料を挟み込むことができる。また持ち運びに便利で病院で受診する際に苦手なことや配慮してほしいことなどをまとめたポケットサイズの「サポートカード」も作った。
コミュニケーションのとり方に配慮が必要な「発達障害」の子供らのために、障害の特性と成長の段階ごとに受けてきた支援を書き込むことができる「サポート手帳」を県が2年がかりで作成した。幼稚園から小学校、中学へと進学によって環境が変わっても、手帳を見れば適切な支援の仕方が分かるようにとつくられた。手帳は、乳幼児期は発育記録や相談歴、学齢期は教育支援の計画、成人期は就労の記録などを専用の用紙に書き込んで使う。A4判のファイルに用紙や他の必要な資料を挟み込むことができる。また持ち運びに便利で病院で受診する際に苦手なことや配慮してほしいことなどをまとめたポケットサイズの「サポートカード」も作った。
2010年4月13日火曜日
夢かなった!介護福祉士
三陸河北新報
気仙沼西高(大野剛校長、生徒361人)の福祉類型を3月に卒業した11人が、3月31日に発表があった2009年度介護福祉士国家試験に合格した。受験した生徒が2年連続で全員合格する快挙だ。ただ、法改正によって受験資格が変わり、同校生徒が介護福祉士の試験を受けられるのは10年度限り。ようやく軌道に乗り始めた取り組みが見直しされることで戸惑いの声がある一方、「連続合格を3年連続に引き伸ばし、最後の年を締めくくってほしい」との期待もある。
気仙沼西高(大野剛校長、生徒361人)の福祉類型を3月に卒業した11人が、3月31日に発表があった2009年度介護福祉士国家試験に合格した。受験した生徒が2年連続で全員合格する快挙だ。ただ、法改正によって受験資格が変わり、同校生徒が介護福祉士の試験を受けられるのは10年度限り。ようやく軌道に乗り始めた取り組みが見直しされることで戸惑いの声がある一方、「連続合格を3年連続に引き伸ばし、最後の年を締めくくってほしい」との期待もある。
2010年4月12日月曜日
子育ては個育て 東京都葛飾区
毎日新聞
先月、息子は無事に高校を卒業しました。健常児なら当たり前のことなのですが、息子は3歳児健診の時、軽度の知的障害があると言われました。その時は、普通高校を卒業できるなんて夢にも思いませんでした。理解ある幼稚園に3年間お世話になり、小学校は学区内の普通学級で6年間過ごしました。個別指導の塾から、面倒見の良い私立の中高一貫校を薦められ、やっとのことで合格にこぎつけました。
先月、息子は無事に高校を卒業しました。健常児なら当たり前のことなのですが、息子は3歳児健診の時、軽度の知的障害があると言われました。その時は、普通高校を卒業できるなんて夢にも思いませんでした。理解ある幼稚園に3年間お世話になり、小学校は学区内の普通学級で6年間過ごしました。個別指導の塾から、面倒見の良い私立の中高一貫校を薦められ、やっとのことで合格にこぎつけました。
2010年4月11日日曜日
7歳の男児、パワーウインドーにはさまれ意識不明 長崎
朝日新聞
10日午後4時45分ごろ、長崎市琴海戸根町の国道206号で、走行中の軽乗用車の後部座席に乗っていた男児(7)=長崎県時津町=がパワーウインドーに首をはさまれた。男児はドクターヘリで市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。障害児童預かり施設の女性職員(25)=同市=が、施設から男児を含む3人を自宅に送る途中だった。
10日午後4時45分ごろ、長崎市琴海戸根町の国道206号で、走行中の軽乗用車の後部座席に乗っていた男児(7)=長崎県時津町=がパワーウインドーに首をはさまれた。男児はドクターヘリで市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。障害児童預かり施設の女性職員(25)=同市=が、施設から男児を含む3人を自宅に送る途中だった。
「いずみの家」のパン好評 上山、売り上げ2年連続1000万円達成
山形新聞
上山市の知的障害者通所授産施設「上山いずみの家」で利用者が作ったパンやクッキーが好評だ。2009年度の売り上げは08年度に続いて目標額の1000万円を達成。低価格でおいしいことが市民の間で評判となっており、利用者の励みになっている。利用者は初めこそ製造技術の難しさに戸惑うが、職員からアドバイスを受けたり、何度も作業を繰り返すことで予想以上の成果を挙げるケースが多いという。堀川施設長は「人は必ず成長できると実感させられることが多い。売り上げも大切だが、作業を通して利用者の良い面を引き出したい」と話している。
上山市の知的障害者通所授産施設「上山いずみの家」で利用者が作ったパンやクッキーが好評だ。2009年度の売り上げは08年度に続いて目標額の1000万円を達成。低価格でおいしいことが市民の間で評判となっており、利用者の励みになっている。利用者は初めこそ製造技術の難しさに戸惑うが、職員からアドバイスを受けたり、何度も作業を繰り返すことで予想以上の成果を挙げるケースが多いという。堀川施設長は「人は必ず成長できると実感させられることが多い。売り上げも大切だが、作業を通して利用者の良い面を引き出したい」と話している。
“三方一両得”制度導入訴え 行田で講演 障害者雇用『国は努力を』 埼玉
東京新聞
従業員の七割以上が知的障害者というチョーク製造会社「日本理化学工業」(川崎市)の大山泰弘会長(77)が、行田市教育文化センターみらいで講演した。障害者雇用を通して考えた働く幸せの意味や、国が企業に最低賃金分を助成する“三方一両得”のベルギー方式の導入を訴えた。一般的に企業の障害者雇用率は低く、なかなか改善されない。大山さんは解決策として、障害者を雇用した企業に国が最低賃金分を助成するベルギーの制度を紹介した。「障害者を施設で面倒みると一年に五百万円ぐらいかかる。最低賃金分の負担なら百五十万円。国は財源を節約でき、企業は障害者を雇用でき、障害者は働きながら地域で暮らせる。三方一両得のしくみ」と話した。
従業員の七割以上が知的障害者というチョーク製造会社「日本理化学工業」(川崎市)の大山泰弘会長(77)が、行田市教育文化センターみらいで講演した。障害者雇用を通して考えた働く幸せの意味や、国が企業に最低賃金分を助成する“三方一両得”のベルギー方式の導入を訴えた。一般的に企業の障害者雇用率は低く、なかなか改善されない。大山さんは解決策として、障害者を雇用した企業に国が最低賃金分を助成するベルギーの制度を紹介した。「障害者を施設で面倒みると一年に五百万円ぐらいかかる。最低賃金分の負担なら百五十万円。国は財源を節約でき、企業は障害者を雇用でき、障害者は働きながら地域で暮らせる。三方一両得のしくみ」と話した。
第3回成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会
ValuePress!
発達障害と歩む会『Companion』(代表:高橋今日子)は、成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会を、2010年5月9日に東京都世田谷区で開催する。新年度になると、様々な場で「自己紹介」をする機会が出会います。しかしながら、自己紹介の場でどんな聞き方をして、どのように対応すればよいか迷うことがしばしばです。今回は、発達障害の学習支援をしている柳下記子さんにファシリテーターをお願いして、「自己紹介の聞き方」のワークショップを行います。
発達障害と歩む会『Companion』(代表:高橋今日子)は、成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会を、2010年5月9日に東京都世田谷区で開催する。新年度になると、様々な場で「自己紹介」をする機会が出会います。しかしながら、自己紹介の場でどんな聞き方をして、どのように対応すればよいか迷うことがしばしばです。今回は、発達障害の学習支援をしている柳下記子さんにファシリテーターをお願いして、「自己紹介の聞き方」のワークショップを行います。
スペシャルオリンピックス 熊本市でチャリティーバザー
テレビ熊本
知的発達障害のある人たちがスポーツを通じ社会に向き合っていく「スペシャルオリンピックス」の活動に役立てようと、熊本市でチャリティーバザーが開かれました。このバザーはスペシャルオリンピックスの活動の輪を広げようと「NPO法人スペシャルオリンピックス日本・熊本事務局」が開いたもので、会場には事務局に寄せられたタオルや食器などの日用品や野菜などが、7つのブースで販売されました。
知的発達障害のある人たちがスポーツを通じ社会に向き合っていく「スペシャルオリンピックス」の活動に役立てようと、熊本市でチャリティーバザーが開かれました。このバザーはスペシャルオリンピックスの活動の輪を広げようと「NPO法人スペシャルオリンピックス日本・熊本事務局」が開いたもので、会場には事務局に寄せられたタオルや食器などの日用品や野菜などが、7つのブースで販売されました。
2010年4月10日土曜日
恵比寿に障害者と健常者がともに暮らす共同住宅ー福祉支援NPOが開く
シブヤ経済新聞
福祉支援NPO法人ぱれっと(渋谷区東3、TEL 03-5776-7302)は4月3日、障害者と健常者が一緒に生活する共同住宅「ぱれっとの家 いこっと」(同)を開設した。現在、知的障害者の中で親や施設から自立して生活を送っている人は「ごく少数」だという。しかし、「障害が軽度で自立できる人もいる」と考える同NPOがサポートし「知的障害者が自立して生活する機会を増やしていきたい」と、「ぱれっとの新しい家づくり計画」がスタート。同計画は、同NPOを設立当初から「支援している」東京木工所(恵比寿南1)との協働事業で、同社が土地提供と建物の建設を行い、同NPOが建物をサブリースで借り受け運営する。
福祉支援NPO法人ぱれっと(渋谷区東3、TEL 03-5776-7302)は4月3日、障害者と健常者が一緒に生活する共同住宅「ぱれっとの家 いこっと」(同)を開設した。現在、知的障害者の中で親や施設から自立して生活を送っている人は「ごく少数」だという。しかし、「障害が軽度で自立できる人もいる」と考える同NPOがサポートし「知的障害者が自立して生活する機会を増やしていきたい」と、「ぱれっとの新しい家づくり計画」がスタート。同計画は、同NPOを設立当初から「支援している」東京木工所(恵比寿南1)との協働事業で、同社が土地提供と建物の建設を行い、同NPOが建物をサブリースで借り受け運営する。
2010年4月9日金曜日
知的障害児施設で虐待「体罰が当たり前だと思った」
MSN産経ニュース
大阪府内の障害者施設で児童らに対し虐待行為があった問題で、施設の職員らが「周りに迷惑をかける子供には(体罰が)当たり前の方法だと思っていた。注意する人もいなかった」と話していることが7日、府への取材で分かった。施設では身体的虐待が横行していたといい、府の担当者は「認識が低く言語道断」と批判した。
虐待などをテーマに研修活動を行う「エンパワメント・センター」の森田ゆり代表は「施設内で虐待や体罰が起こるのは、職員数に余裕がないことと、職員への研修が十分でないことが原因。力で押さえ込んでは効果がなく、それ以外の方法を学ぶ姿勢が大切だ」と話している。
・大阪の障害児施設職員、日常的に児童ら体罰 読売新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 静岡新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 長崎新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 静岡新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 山陰中央新報
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 徳島新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 山形新聞
・施設で知的障害児を虐待ー小学女児へのわいせつも 富山新聞
・施設で知的障害児を虐待 京都新聞
・施設で知的障害児を虐待ー小学女児へのわいせつも 北國新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 山陽新聞
・施設で知的障害児を虐待 山梨日日新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 秋田魁新報
・施設で知的障害児を虐待 岩手日報
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 神戸新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 東奥日報
・施設で知的障害児を虐待 デイリースポーツ
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 河北新報
・大阪府の障害児施設で体罰、府は把握せず 日テレNEWS24
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも デイリースポーツ
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 西日本新聞
・施設で知的障害児を虐待 岩手日報
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 中日新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 中国新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 下野新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 東京新聞
・大阪府の児童施設 職員13人が日常的虐待 毎日放送
・児童虐待:施設の保育士や指導員 大阪 毎日新聞
・児童養護施設、障害児施設で職員が日常的虐待 府が指導 朝日新聞
大阪府内の障害者施設で児童らに対し虐待行為があった問題で、施設の職員らが「周りに迷惑をかける子供には(体罰が)当たり前の方法だと思っていた。注意する人もいなかった」と話していることが7日、府への取材で分かった。施設では身体的虐待が横行していたといい、府の担当者は「認識が低く言語道断」と批判した。
虐待などをテーマに研修活動を行う「エンパワメント・センター」の森田ゆり代表は「施設内で虐待や体罰が起こるのは、職員数に余裕がないことと、職員への研修が十分でないことが原因。力で押さえ込んでは効果がなく、それ以外の方法を学ぶ姿勢が大切だ」と話している。
・大阪の障害児施設職員、日常的に児童ら体罰 読売新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 静岡新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 長崎新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 静岡新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 山陰中央新報
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 徳島新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 山形新聞
・施設で知的障害児を虐待ー小学女児へのわいせつも 富山新聞
・施設で知的障害児を虐待 京都新聞
・施設で知的障害児を虐待ー小学女児へのわいせつも 北國新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 山陽新聞
・施設で知的障害児を虐待 山梨日日新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 秋田魁新報
・施設で知的障害児を虐待 岩手日報
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 神戸新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 東奥日報
・施設で知的障害児を虐待 デイリースポーツ
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 河北新報
・大阪府の障害児施設で体罰、府は把握せず 日テレNEWS24
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも デイリースポーツ
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 西日本新聞
・施設で知的障害児を虐待 岩手日報
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 中日新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 中国新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 下野新聞
・施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも 東京新聞
・大阪府の児童施設 職員13人が日常的虐待 毎日放送
・児童虐待:施設の保育士や指導員 大阪 毎日新聞
・児童養護施設、障害児施設で職員が日常的虐待 府が指導 朝日新聞
障害者のチカラを引き出す“社会実験” 共同スタジオ「アトリエ インカーブ」《後編》
日経ビジネスオンライン
通所する知的障害者がのびのびと才能を発揮できる環境作りに徹する「アトリエ インカーブ」(大阪市平野区)。その理念や運営方針を端的に表すユニークな“所内用語”がある。ここでは、通所者を「クライアント」と呼んでいるのだ。その理由を、アトリエ インカーブのエグゼクティブディレクターでもある今中博之氏は「施設にとって利用者はあくまでもお客様ですから」と事もなげに言い切る。
・社会福祉法人が育てた「現代アート」の新星たち 共同スタジオ「アトリエ インカーブ」《前編》
日経ビジネスオンライン
通所する知的障害者がのびのびと才能を発揮できる環境作りに徹する「アトリエ インカーブ」(大阪市平野区)。その理念や運営方針を端的に表すユニークな“所内用語”がある。ここでは、通所者を「クライアント」と呼んでいるのだ。その理由を、アトリエ インカーブのエグゼクティブディレクターでもある今中博之氏は「施設にとって利用者はあくまでもお客様ですから」と事もなげに言い切る。
・社会福祉法人が育てた「現代アート」の新星たち 共同スタジオ「アトリエ インカーブ」《前編》
日経ビジネスオンライン
障害者の権利条約知って 公定訳文案冊子で紹介
読売新聞
武蔵野市で自閉症や学習障害(LD)などの子供を中心とした学習塾「遠山真学塾」を主宰する小笠毅さん(69)が、2006年12月に国連で採択され、日本はまだ批准していない「障害者権利条約」について、未公表の政府の公定訳文案を紹介するとともに、塾の視点からの逐条解説を加えたブックレットを自費出版した。小笠さんは「条約の中身を知ることで、学校の先生や親たちが意識を変え、障害のある子どもたちの権利に目覚めてほしい」と呼びかけている。
武蔵野市で自閉症や学習障害(LD)などの子供を中心とした学習塾「遠山真学塾」を主宰する小笠毅さん(69)が、2006年12月に国連で採択され、日本はまだ批准していない「障害者権利条約」について、未公表の政府の公定訳文案を紹介するとともに、塾の視点からの逐条解説を加えたブックレットを自費出版した。小笠さんは「条約の中身を知ることで、学校の先生や親たちが意識を変え、障害のある子どもたちの権利に目覚めてほしい」と呼びかけている。
汗かく喜び 障害者に
朝日新聞
「もうムリ、疲れた」。そうこぼす息子の顔がなぜか笑っていた――。水戸市のNPO法人「蛍の会」が障害者とともに納豆の原料となる大豆づくりに取り組んでいる。できあがった「蛍納豆」もすぐに売り切れる人気だ。知的障害のある長男に太陽のもとで汗をかく喜びを伝えたい。代表の沢畑清子さん(54)のそんな願いが大きな実を結んだ。
「もうムリ、疲れた」。そうこぼす息子の顔がなぜか笑っていた――。水戸市のNPO法人「蛍の会」が障害者とともに納豆の原料となる大豆づくりに取り組んでいる。できあがった「蛍納豆」もすぐに売り切れる人気だ。知的障害のある長男に太陽のもとで汗をかく喜びを伝えたい。代表の沢畑清子さん(54)のそんな願いが大きな実を結んだ。
特別支援学校分教室 3県立高で開始 沖縄
琉球新報
南風原、中部農林、久米島の県立3高校で7日、知的障害がある生徒が特別支援学校に在籍しながら、県立高校内で学ぶ「特別支援学校分教室」の取り組みが始まった。導入初年度となる2010年度は19人が3高校に通う。南風原と中部農林に通う17人は同日午前、沖縄高等特別支援学校での入学式を終え、午後から各高校の入学式に参加した。県教育庁は、今後3年間は3校を研究モデル校とし、カリキュラムや交流の在り方などについて研究を深める考え。現在は空き教室などを利用しており、今後、正式な施設整備を計画している。
南風原、中部農林、久米島の県立3高校で7日、知的障害がある生徒が特別支援学校に在籍しながら、県立高校内で学ぶ「特別支援学校分教室」の取り組みが始まった。導入初年度となる2010年度は19人が3高校に通う。南風原と中部農林に通う17人は同日午前、沖縄高等特別支援学校での入学式を終え、午後から各高校の入学式に参加した。県教育庁は、今後3年間は3校を研究モデル校とし、カリキュラムや交流の在り方などについて研究を深める考え。現在は空き教室などを利用しており、今後、正式な施設整備を計画している。
記者ノート:しゅん君、真の春は先 通信制に入学へ、ダウン症の15歳 /高知
毎日新聞
仲良しの同級生と同じ地域の県立高校に入ろうと受験に挑んだ、ダウン症の少年に出会った。結局、唯一合格した高知市の私立太平洋学園高校通信制に入る。「高校生にはなれたけど……」。母親は、息子の入学を喜んでいたが、私には少しがんばって笑っているように見えた。母親が望むのは、障害の有無に関係なく、子どもがともに学べる普通高校。県内でそれが実現する日は、来るのだろうか。
仲良しの同級生と同じ地域の県立高校に入ろうと受験に挑んだ、ダウン症の少年に出会った。結局、唯一合格した高知市の私立太平洋学園高校通信制に入る。「高校生にはなれたけど……」。母親は、息子の入学を喜んでいたが、私には少しがんばって笑っているように見えた。母親が望むのは、障害の有無に関係なく、子どもがともに学べる普通高校。県内でそれが実現する日は、来るのだろうか。
2010年4月8日木曜日
準強姦容疑:知的障害者に暴行、生活支援員を逮捕 千葉
毎日新聞
千葉県一宮町の障害者支援施設「青松(せいしょう)学園」の生活支援員だった男が昨年1月、重度の知的障害を持つ20代の女性入所者に性的暴行を加えたとして、準強姦(ごうかん)容疑で逮捕、起訴されていたことが関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、男は榊田悠人被告(23)。昨年1月下旬の夜、同施設内で、知的障害のため意思表示できない女性を性的に暴行した疑いが持たれており、容疑を認めているという。女性は暴行を受けて妊娠し、昨年8月に胎児を死産した。DNA鑑定から父親が榊田被告と判明したという。
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 大分合同新聞
・障害者女性に乱暴容疑で生活支援員の男を逮捕 千葉県警 MSN産経ニュース
・千葉県内の障害者支援施設で知的障害のある女性に暴行 23歳男、逮捕・起訴 FNN
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 千葉日報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 長崎新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 下野新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 西日本新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕ー生活支援員の男 北國新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕ー生活支援員の男 富山新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 山形新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 静岡新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 山陰中央新報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 京都新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 岩手日報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 中国新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 秋田魁新報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 山陽新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 河北新報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 山梨日日新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 東奥日報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 神戸新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 47NEWS
・DNA鑑定で判明 生活支援員の男逮捕 障害者に妊娠させた スポーツニッポン
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 デイリースポーツ
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 東京新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 中日新聞
・障害者に乱暴容疑で逮捕、生活支援員の男 日刊スポーツ
・知的障害の女性を暴行=施設の元生活支援員逮捕ー千葉 時事通信
・知的障害の女性に性的暴行容疑 千葉の元施設職員逮捕 朝日新聞
・障害者女性を暴行 容疑で元生活支援員逮捕 長生郡の施設 千葉日報
千葉県一宮町の障害者支援施設「青松(せいしょう)学園」の生活支援員だった男が昨年1月、重度の知的障害を持つ20代の女性入所者に性的暴行を加えたとして、準強姦(ごうかん)容疑で逮捕、起訴されていたことが関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、男は榊田悠人被告(23)。昨年1月下旬の夜、同施設内で、知的障害のため意思表示できない女性を性的に暴行した疑いが持たれており、容疑を認めているという。女性は暴行を受けて妊娠し、昨年8月に胎児を死産した。DNA鑑定から父親が榊田被告と判明したという。
知的障害で意思表示できなかったから準強姦なんでしょうか。どう考えても強姦です。ほんとうに腹立たしいです。
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 大分合同新聞
・障害者女性に乱暴容疑で生活支援員の男を逮捕 千葉県警 MSN産経ニュース
・千葉県内の障害者支援施設で知的障害のある女性に暴行 23歳男、逮捕・起訴 FNN
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 千葉日報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 長崎新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 下野新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 西日本新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕ー生活支援員の男 北國新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕ー生活支援員の男 富山新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 山形新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 静岡新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 山陰中央新報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 京都新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 岩手日報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 中国新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 秋田魁新報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 山陽新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 河北新報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 山梨日日新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 東奥日報
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 神戸新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 47NEWS
・DNA鑑定で判明 生活支援員の男逮捕 障害者に妊娠させた スポーツニッポン
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 デイリースポーツ
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 東京新聞
・千葉、障害者に乱暴容疑で逮捕 生活支援員の男 中日新聞
・障害者に乱暴容疑で逮捕、生活支援員の男 日刊スポーツ
・知的障害の女性を暴行=施設の元生活支援員逮捕ー千葉 時事通信
・知的障害の女性に性的暴行容疑 千葉の元施設職員逮捕 朝日新聞
・障害者女性を暴行 容疑で元生活支援員逮捕 長生郡の施設 千葉日報
絵画展:障害乗り越え、米国で 亀山「アトリエ・エピ」生徒の90点 /三重
毎日新聞
亀山市阿野田町の絵画教室「アトリエ・エピ」(森敏子さん主宰)で、知的障害を乗り越え、絵画の制作を楽しんでいる生徒たちの作品が5月1日〜31日、米国サンディエゴ市のギャラリーで展示される。生徒の作品が海を渡るのは初めてで、7家族が森さんと渡米し、現地の子どもらと交流する。「ジャパニーズ・フレンドシップ・ガーデンギャラリー」に出品するのは、7歳から31歳までの18人のパステル画や水彩画など90点。森さんの友人で米国在住の女性が3年前、森さんのアトリエを訪れた際、壁に掛けられている作品に感動し、女性の尽力で海外展が実現した。
亀山市阿野田町の絵画教室「アトリエ・エピ」(森敏子さん主宰)で、知的障害を乗り越え、絵画の制作を楽しんでいる生徒たちの作品が5月1日〜31日、米国サンディエゴ市のギャラリーで展示される。生徒の作品が海を渡るのは初めてで、7家族が森さんと渡米し、現地の子どもらと交流する。「ジャパニーズ・フレンドシップ・ガーデンギャラリー」に出品するのは、7歳から31歳までの18人のパステル画や水彩画など90点。森さんの友人で米国在住の女性が3年前、森さんのアトリエを訪れた際、壁に掛けられている作品に感動し、女性の尽力で海外展が実現した。
ジャーナリズム・カフェ 「見えにくいもの、伝えにくいものを感じる」 知的障害者サッカーをテーマにして
ValuePress!
スピーカーを務めるのは、知的障害者サッカー日本代表を追ったノンフィクション『夢プライドinブルー』(河出書房新社)の著者で、ジャーナリスト・湯山尚之と、フォトジャーナリスト安田菜津紀のプロデュースを手がける、“方法をデザインして、関係をアートする”アルスコンビネーター・ヤハギクニヒコ。さらにゲストとして、知的障害者サッカー2006年大会のドキュメンタリー映画『プライドinブルー』の中村和彦監督をお迎えします。是非この機会に、知的障害者サッカーについて、そしてジャーナリズムについて語り合いましょう。 何の準備も要りませんし、予備知識も不要です。ジャーナリズムという世界に多少でも興味がある方、自分の物の見方を改めて検証したい方、自ら何かを発信したい方、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
スピーカーを務めるのは、知的障害者サッカー日本代表を追ったノンフィクション『夢プライドinブルー』(河出書房新社)の著者で、ジャーナリスト・湯山尚之と、フォトジャーナリスト安田菜津紀のプロデュースを手がける、“方法をデザインして、関係をアートする”アルスコンビネーター・ヤハギクニヒコ。さらにゲストとして、知的障害者サッカー2006年大会のドキュメンタリー映画『プライドinブルー』の中村和彦監督をお迎えします。是非この機会に、知的障害者サッカーについて、そしてジャーナリズムについて語り合いましょう。 何の準備も要りませんし、予備知識も不要です。ジャーナリズムという世界に多少でも興味がある方、自分の物の見方を改めて検証したい方、自ら何かを発信したい方、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
香川大学と富士通、特別な支援を必要とする子どもたちへの携帯電話活用の実証実験を開始
RBB Today
香川大学と富士通は7日、特別な支援を必要とする子どもたちとその指導者や保護者などを対象にして共同で、携帯電話を活用した生活・学習支援の実証実験を行うことを発表した。実証実験の期間は2010年5月〜2010年9月末。今回、富士通が開発した、時間の理解を支援するソフトウェア、コミュニケーションや見通しを支援するソフトウェア、漢字の筆順の理解を支援するソフトウェアなどを用意。3つの支援ソフトウェアをインストールした携帯電話を教師、支援員、保護者に数か月間貸与し、使用場面の観察、アンケート、ヒアリングなどを通して有効性を調査、分析する。
香川大学と富士通は7日、特別な支援を必要とする子どもたちとその指導者や保護者などを対象にして共同で、携帯電話を活用した生活・学習支援の実証実験を行うことを発表した。実証実験の期間は2010年5月〜2010年9月末。今回、富士通が開発した、時間の理解を支援するソフトウェア、コミュニケーションや見通しを支援するソフトウェア、漢字の筆順の理解を支援するソフトウェアなどを用意。3つの支援ソフトウェアをインストールした携帯電話を教師、支援員、保護者に数か月間貸与し、使用場面の観察、アンケート、ヒアリングなどを通して有効性を調査、分析する。
2010年4月7日水曜日
障害者 接客学ぶカフェ…就職支援NPOが兵庫県庁にオープン
読売新聞
知的障害や精神障害のある人が働きながら接客術を学ぶ喫茶コーナー「カフェ・セルプ」が5日、神戸市中央区の兵庫県庁2号館1階にオープンした。障害者の就職支援に取り組むNPO法人「兵庫セルプセンター」(同区)が県の委託で運営。障害者が最長6か月間、パンを販売したり、県庁内に弁当を配達したりしてコミュニケーション能力を磨き、就職に生かす。同センターが県内の作業所や福祉施設から障害者を公募し、3人が従業員として勤務。約20種類のパンやコーヒー、弁当、作業所製のお菓子などを販売する。
知的障害や精神障害のある人が働きながら接客術を学ぶ喫茶コーナー「カフェ・セルプ」が5日、神戸市中央区の兵庫県庁2号館1階にオープンした。障害者の就職支援に取り組むNPO法人「兵庫セルプセンター」(同区)が県の委託で運営。障害者が最長6か月間、パンを販売したり、県庁内に弁当を配達したりしてコミュニケーション能力を磨き、就職に生かす。同センターが県内の作業所や福祉施設から障害者を公募し、3人が従業員として勤務。約20種類のパンやコーヒー、弁当、作業所製のお菓子などを販売する。
自閉症の20歳、スペシャルオリンピックス目指す
読売新聞
〈知的障害者の五輪〉と呼ばれるスペシャルオリンピックス(SO)の世界大会に、兵庫県姫路市の深津類(るい)さん(20)と母親の裕子さん(50)が、日本初の乗馬種目での出場を目指し、二人三脚で挑戦を始める。類さんは生まれつき重い自閉症で度重なるいじめに遭ったが、乗馬に打ち込むことで希望を見つけた。裕子さんもがんと闘病中だが、「SOの夢が、息子には自立、私には生きていくための力をくれる」と言う。
〈知的障害者の五輪〉と呼ばれるスペシャルオリンピックス(SO)の世界大会に、兵庫県姫路市の深津類(るい)さん(20)と母親の裕子さん(50)が、日本初の乗馬種目での出場を目指し、二人三脚で挑戦を始める。類さんは生まれつき重い自閉症で度重なるいじめに遭ったが、乗馬に打ち込むことで希望を見つけた。裕子さんもがんと闘病中だが、「SOの夢が、息子には自立、私には生きていくための力をくれる」と言う。
2010年4月6日火曜日
「自閉症者の受け皿必要」 世界啓発デー記念で講演 岐阜
岐阜新聞
国連が今月2日に定める「世界自閉症啓発デー」を記念した講演会が4日、岐阜市学園町の未来会館で開かれた。脳の機能障害である自閉症への正しい理解を広めようと、「今を生きる自閉症児者~少しでも安心して暮らせる社会にするために~」をテーマに医師が講演した。県自閉症協会が、昨年に続いて開催。会員のほか、教育、福祉関係者、一般聴講者ら約200人が参加した。
国連が今月2日に定める「世界自閉症啓発デー」を記念した講演会が4日、岐阜市学園町の未来会館で開かれた。脳の機能障害である自閉症への正しい理解を広めようと、「今を生きる自閉症児者~少しでも安心して暮らせる社会にするために~」をテーマに医師が講演した。県自閉症協会が、昨年に続いて開催。会員のほか、教育、福祉関係者、一般聴講者ら約200人が参加した。
2010年4月5日月曜日
自閉症向け会話ソフトが人気=実体験踏まえ日本人主婦が開発
時事通信
先天性脳機能障害とされる自閉症の子供を持つ日本人主婦が開発した会話補助用ソフト「Voice4u(ボイス・フォー・ユー)」の売れ行きが好調だ。アップルの多機能型携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」に取り込んで気軽に使えることから、昨秋の発売以来、販売数は前月比3割増のペースで推移。3月末現在では、日米や韓国、中国など13カ国に利用者が広がっている。このソフトは、3日に米国で発売された最新の多機能型携帯端末「iPad(アイパッド)」でも利用できる。表現は130種類用意し、価格は英語版が29.99ドル、日本語版は3500円で、アップルの販売サイトで購入できる。
・Voice4u JP(日本語版)- iTunes App Storeが開きます。
・Voice4u JP(英語版)- iTunes App Storeが開きます。
先天性脳機能障害とされる自閉症の子供を持つ日本人主婦が開発した会話補助用ソフト「Voice4u(ボイス・フォー・ユー)」の売れ行きが好調だ。アップルの多機能型携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」に取り込んで気軽に使えることから、昨秋の発売以来、販売数は前月比3割増のペースで推移。3月末現在では、日米や韓国、中国など13カ国に利用者が広がっている。このソフトは、3日に米国で発売された最新の多機能型携帯端末「iPad(アイパッド)」でも利用できる。表現は130種類用意し、価格は英語版が29.99ドル、日本語版は3500円で、アップルの販売サイトで購入できる。
・Voice4u JP(英語版)- iTunes App Storeが開きます。
障害者アートの新拠点「エクル」開館
カナロコ
童画家の故・黒崎義介さんの寄付で設立された知的障害者支援施設「よし介工芸館」(藤沢市遠藤)に17日、別館「アートスペース『エクル』」が開館する。現施設が手狭になったため、近くの元郵便局の建物を借りて改修した。エクルでは、黒崎さんの遺志を継いで障害者アートの普及活動を行う。エクル開館に合わせ、地元在住のグラフィック・ウェブデザイナー石戸橋望さん(46)をアトリエアドバイザー(非常勤)として採用する。石戸橋さんは岩手大学教育学部を出て、美術教師や藤沢育成会の障害者支援員の経験もあり、同会は「障害者アートに造詣が深く、最適任者」と期待している。
童画家の故・黒崎義介さんの寄付で設立された知的障害者支援施設「よし介工芸館」(藤沢市遠藤)に17日、別館「アートスペース『エクル』」が開館する。現施設が手狭になったため、近くの元郵便局の建物を借りて改修した。エクルでは、黒崎さんの遺志を継いで障害者アートの普及活動を行う。エクル開館に合わせ、地元在住のグラフィック・ウェブデザイナー石戸橋望さん(46)をアトリエアドバイザー(非常勤)として採用する。石戸橋さんは岩手大学教育学部を出て、美術教師や藤沢育成会の障害者支援員の経験もあり、同会は「障害者アートに造詣が深く、最適任者」と期待している。
三共レンタル、自立支援センター立ち上げ
わかやま新報オンラインニュース
障害者とともに歩む。 このほど、県内で初めて厚生労働省の「障害者雇用優良企業」 に認証された、和歌山市今福2丁目の、貸しおしぼりなどを扱う三共レンタルサービス(有)の栩原吉教代表取締役 (50) が1日、 NPO法人和歌山自立支援センターを立ち上げた。知的障害者を雇い継続的に支援する就労支援事業所「ともにー」の運用をスタートした。
障害者とともに歩む。 このほど、県内で初めて厚生労働省の「障害者雇用優良企業」 に認証された、和歌山市今福2丁目の、貸しおしぼりなどを扱う三共レンタルサービス(有)の栩原吉教代表取締役 (50) が1日、 NPO法人和歌山自立支援センターを立ち上げた。知的障害者を雇い継続的に支援する就労支援事業所「ともにー」の運用をスタートした。
自閉症:盛岡でシンポ 現状や支援の課題考える /岩手
毎日新聞
国連が07年に制定した「世界自閉症啓発デー」(4月2日)に合わせ、3日、シンポジウム「岩手の自閉症の方たちのこれから」が、盛岡市三本柳のふれあいランド岩手で開かれた。自閉症児や家族ら約130人が参加し、「世の中が、僕たちのような人が普通の人と同じに安心して住めるようになってほしい」という宣言文を採択した。県立南光病院の山家(やんべ)均医師が基調講演し、自閉症の特徴や支援のために教育、医療、福祉など各分野が連携する必要性を説いた。
国連が07年に制定した「世界自閉症啓発デー」(4月2日)に合わせ、3日、シンポジウム「岩手の自閉症の方たちのこれから」が、盛岡市三本柳のふれあいランド岩手で開かれた。自閉症児や家族ら約130人が参加し、「世の中が、僕たちのような人が普通の人と同じに安心して住めるようになってほしい」という宣言文を採択した。県立南光病院の山家(やんべ)均医師が基調講演し、自閉症の特徴や支援のために教育、医療、福祉など各分野が連携する必要性を説いた。
掲示板:発達障がいと子育てを考える本ほか
毎日新聞
●発達障がいと子育てを考える本
ミネルヴァ書房(京都市山科区)は、累計で45万部のヒットとなった発達障害関連シリーズの3作目「発達障がいと子育てを考える本」(全4巻)を発売した。発達障害のある子どもが持つ体の機能や五感に合わせ、家庭で無理なく取り組める療育方法を解説。運動機能、ことば、手と指の感覚などをテーマに、日常生活での親のかかわり方や遊び方を豊富なイラストで紹介している。
●発達障がいと子育てを考える本
ミネルヴァ書房(京都市山科区)は、累計で45万部のヒットとなった発達障害関連シリーズの3作目「発達障がいと子育てを考える本」(全4巻)を発売した。発達障害のある子どもが持つ体の機能や五感に合わせ、家庭で無理なく取り組める療育方法を解説。運動機能、ことば、手と指の感覚などをテーマに、日常生活での親のかかわり方や遊び方を豊富なイラストで紹介している。
2010年4月4日日曜日
イルカと遊べる施設に 3月閉鎖の釣り堀変身 津久見市
西日本新聞
津久見市は、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市)を運営するマリーンパレスと共同で、同市四浦の市営の海洋型釣り堀「仙水遊漁センター」跡に、イルカと触れ合える観光施設「つくみイルカふれあい施設(仮称)」を開設する。オープンは来年4月の予定だ。同社によると、現在遊漁センターの釣り堀で、バンドウイルカなど3種類10頭を飼育。将来的にはイルカを増やし、自閉症などを改善する効果があるとされるドルフィンセラピーや入手困難なイルカの繁殖、トレーナーを目指す学生の研修なども行うことを検討している。
津久見市は、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市)を運営するマリーンパレスと共同で、同市四浦の市営の海洋型釣り堀「仙水遊漁センター」跡に、イルカと触れ合える観光施設「つくみイルカふれあい施設(仮称)」を開設する。オープンは来年4月の予定だ。同社によると、現在遊漁センターの釣り堀で、バンドウイルカなど3種類10頭を飼育。将来的にはイルカを増やし、自閉症などを改善する効果があるとされるドルフィンセラピーや入手困難なイルカの繁殖、トレーナーを目指す学生の研修なども行うことを検討している。
2010年4月3日土曜日
「自閉症啓発デー」関連ニュース
・「世界自閉症啓発デー」にあたり 文部科学省
・「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ 文部科学省
・「自閉症啓発デー」、シンポジウム開催 TBS News
・「自閉症啓発デー」、シンポジウム開催 毎日放送
・自閉症理解して 岡山県協会が啓発 山陽新聞
・きょう世界自閉症啓発デー 発達障害理解を 埼玉 朝日新聞
・「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ 文部科学省
・「自閉症啓発デー」、シンポジウム開催 TBS News
・「自閉症啓発デー」、シンポジウム開催 毎日放送
・自閉症理解して 岡山県協会が啓発 山陽新聞
・きょう世界自閉症啓発デー 発達障害理解を 埼玉 朝日新聞
ホタテ、米… 道産たっぷりカレー 北広島のレストランで初のフェア
北海道新聞
知的障害者が働く市内中央2のレストラン「グリーンパーク」で1日、初のカレーフェアが始まった。期間限定発売の紋別産ホタテを使ったシーフードカレーには、JA道央の道産のブレンド米「う米蔵(まいぞう)」を使用。エビフライなどもトッピングできるようにした。グリーンパークは社会福祉法人「北ひろしま福祉会」の運営で、障害者の働く場所を確保するとともに、地域住民との交流を推進するため2008年に開業。料理は調理師が作り、障害のある人が注文を聞いたり、皿洗い、配膳(はいぜん)などを行っている。
知的障害者が働く市内中央2のレストラン「グリーンパーク」で1日、初のカレーフェアが始まった。期間限定発売の紋別産ホタテを使ったシーフードカレーには、JA道央の道産のブレンド米「う米蔵(まいぞう)」を使用。エビフライなどもトッピングできるようにした。グリーンパークは社会福祉法人「北ひろしま福祉会」の運営で、障害者の働く場所を確保するとともに、地域住民との交流を推進するため2008年に開業。料理は調理師が作り、障害のある人が注文を聞いたり、皿洗い、配膳(はいぜん)などを行っている。
人形作りに希望の光 発達障害と診断された 48歳
読売新聞
さいたま市北区の恵夢(えむ)さん(48)は、転居に必要なたくさんの書類を前にこわばった。どう手をつけていいのか分からない。数字や複雑な話が苦手な傾向はあった。「自分はどこかおかしいのか」。思い切って精神科に向かった。広汎性発達障害と診断された。6年前のことだ。突きつけられた事実に打ちのめされながら恵夢さんは、人形作りに希望を見いだした。
さいたま市北区の恵夢(えむ)さん(48)は、転居に必要なたくさんの書類を前にこわばった。どう手をつけていいのか分からない。数字や複雑な話が苦手な傾向はあった。「自分はどこかおかしいのか」。思い切って精神科に向かった。広汎性発達障害と診断された。6年前のことだ。突きつけられた事実に打ちのめされながら恵夢さんは、人形作りに希望を見いだした。
2010年4月2日金曜日
オノ・ヨーコさんを啓発大使に任命 自閉症の支援団体がNYで式典
MSN産経ニュース
国連が設けた4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせ、故ジョン・レノンさんの妻で芸術家のオノ・ヨーコさん(77)を初代の啓発大使に任命する式典が3月31日、ニューヨークで行われた。自閉症の国際支援団体「オーティズム・スピークス」が主催する式典にはオノさんも出席。 オノさんはあいさつで「大使に任命され光栄。アートはこうした問題で世界に関心を呼び起こすのにすばらしい手段だ」と話した。
・オノさん 自閉症啓発大使就任 NHK
・オノ・ヨーコさん、自閉症啓発大使に任命 スポーツ報知
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 大分合同新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 徳島新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命ーNYで自閉症の支援団体 北國新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 静岡新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 下野新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 秋田魁新報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命ーNYで自閉症の支援団体 富山新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 西日本新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 東奥日報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 福井新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 中国新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 山陰中央新報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 京都新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 神戸新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 河北新報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 山陽新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 デイリースポーツ
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 47NEWS
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 山梨日日新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 東京新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 中日新聞
・オノ・ヨーコさんを啓発大使に任命 日刊スポーツ
国連が設けた4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせ、故ジョン・レノンさんの妻で芸術家のオノ・ヨーコさん(77)を初代の啓発大使に任命する式典が3月31日、ニューヨークで行われた。自閉症の国際支援団体「オーティズム・スピークス」が主催する式典にはオノさんも出席。 オノさんはあいさつで「大使に任命され光栄。アートはこうした問題で世界に関心を呼び起こすのにすばらしい手段だ」と話した。
・オノさん 自閉症啓発大使就任 NHK
・オノ・ヨーコさん、自閉症啓発大使に任命 スポーツ報知
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 大分合同新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 徳島新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命ーNYで自閉症の支援団体 北國新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 静岡新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 下野新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 秋田魁新報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命ーNYで自閉症の支援団体 富山新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 西日本新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 東奥日報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 福井新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 中国新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 山陰中央新報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 京都新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 神戸新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 河北新報
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 山陽新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 デイリースポーツ
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 47NEWS
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 山梨日日新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 東京新聞
・オノ・ヨーコさん、大使に任命 NYで自閉症の支援団体 中日新聞
・オノ・ヨーコさんを啓発大使に任命 日刊スポーツ
自閉症の青年描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」3日から上映 神奈川
カナロコ
自閉症の青年と周囲の人々との触れ合いを描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」(福田是久監督)が3日から16日まで、川崎市麻生区の市アートセンターで上映される。アートセンターと市自閉症協会との共同企画で、期間中は映画原作者のトークショーやライブなども開催される。上映初日の3日は、福田監督や主演の伊藤祐貴さんが舞台あいさつするほか、6日午後3時50分から、山下さんと市自閉症協会の明石洋子会長がトークショー「自閉症の理解と支援を願って」を行う。10日には自閉症児の父親でもあるシンガー・ソングライターらによるライブが開かれる。
自閉症の青年と周囲の人々との触れ合いを描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」(福田是久監督)が3日から16日まで、川崎市麻生区の市アートセンターで上映される。アートセンターと市自閉症協会との共同企画で、期間中は映画原作者のトークショーやライブなども開催される。上映初日の3日は、福田監督や主演の伊藤祐貴さんが舞台あいさつするほか、6日午後3時50分から、山下さんと市自閉症協会の明石洋子会長がトークショー「自閉症の理解と支援を願って」を行う。10日には自閉症児の父親でもあるシンガー・ソングライターらによるライブが開かれる。
知的障害者の施設で入園者死亡 滋賀
MSN産経ニュース
滋賀県湖南市東寺の知的障害者入所施設、県立近江学園(高田佐介園長、入所者97人)は1日、重度の知的障害のある男性(24)が先月31日に死亡したと発表した。同園によると、男性は31日午後7時10分ごろ、他の入所者3人と入浴中、浴槽の中で沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。職員が別の入所者の体を洗うために目を離したすきにおぼれたとみられる。浴槽の水深は49センチだったという。
滋賀県湖南市東寺の知的障害者入所施設、県立近江学園(高田佐介園長、入所者97人)は1日、重度の知的障害のある男性(24)が先月31日に死亡したと発表した。同園によると、男性は31日午後7時10分ごろ、他の入所者3人と入浴中、浴槽の中で沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。職員が別の入所者の体を洗うために目を離したすきにおぼれたとみられる。浴槽の水深は49センチだったという。
障害者支援センター:西宮で完成式典 /兵庫
毎日新聞
知的障害者の自立を手助けする地域生活支援センター「ジョイント」のビルが西宮市津門大塚町に完成し、31日に式典があった。市健康福祉局の片桐茂局長や、同センターの運営母体である社会福祉法人「一羊会」の清水清三郎理事長らがテープカットをして祝った。同センターは元々、同市の知的障害者授産施設「すずかけ作業所」の一角にあったが、サービスの充実を目的に移転した。ビルは鉄骨3階建て。
知的障害者の自立を手助けする地域生活支援センター「ジョイント」のビルが西宮市津門大塚町に完成し、31日に式典があった。市健康福祉局の片桐茂局長や、同センターの運営母体である社会福祉法人「一羊会」の清水清三郎理事長らがテープカットをして祝った。同センターは元々、同市の知的障害者授産施設「すずかけ作業所」の一角にあったが、サービスの充実を目的に移転した。ビルは鉄骨3階建て。
市歯科保健センターが移転、障害者診療を充実 神奈川
カナロコ
休日の急患や障害者を診療している厚木市歯科保健センターが市総合福祉センター(同市中町1丁目)に移転、1日、関係者ら約50人が出席して落成式が行われた。歯科保健センターは公的な歯科診療所として県央で唯一、障害者歯科診療を行っており、診療スペースを増やしたほかバリアフリー化などを図ったという。4日から診療を開始する。
休日の急患や障害者を診療している厚木市歯科保健センターが市総合福祉センター(同市中町1丁目)に移転、1日、関係者ら約50人が出席して落成式が行われた。歯科保健センターは公的な歯科診療所として県央で唯一、障害者歯科診療を行っており、診療スペースを増やしたほかバリアフリー化などを図ったという。4日から診療を開始する。
ひょうご東西南北:発達障害テーマに講演会 兵庫
毎日新聞
学習障害(LD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)をテーマにした講演会が18日午後1時から、豊岡市立野町の市民会館である。LDは読み書きや計算など特定分野の習得が困難、ADHDは集中力や衝動性のコントロールが苦手な発達障害。子どもの6%がこのような軽度の障害を持っているといわれているが、近年まで特別支援教育の対象外だった。
学習障害(LD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)をテーマにした講演会が18日午後1時から、豊岡市立野町の市民会館である。LDは読み書きや計算など特定分野の習得が困難、ADHDは集中力や衝動性のコントロールが苦手な発達障害。子どもの6%がこのような軽度の障害を持っているといわれているが、近年まで特別支援教育の対象外だった。
ルポ歩く:発達障害者県内の現状 「社会での居場所を」 山口
毎日新聞
2月にあった裁判員裁判で、発達障害の一つ、アスペルガー症候群と診断された田布施町の女性(28)が自宅を全焼させたとして現住建造物等放火罪で懲役3年6月の判決を受けた。裁判長は「早期に発見・治療されていれば症状の緩和も見込まれた」と指摘した。発達障害者と家族を取り巻く県内の現状を取材した。
2月にあった裁判員裁判で、発達障害の一つ、アスペルガー症候群と診断された田布施町の女性(28)が自宅を全焼させたとして現住建造物等放火罪で懲役3年6月の判決を受けた。裁判長は「早期に発見・治療されていれば症状の緩和も見込まれた」と指摘した。発達障害者と家族を取り巻く県内の現状を取材した。
療育手帳 今月から18歳以上も 札幌市、基準見直し 北海道
北海道新聞
札幌市がアスペルガー症候群などの「高機能広汎(こうはん)性発達障害者」のうち、18歳以上を療育手帳の対象外にしていた問題で、市は4月から18歳以上も対象にするよう基準を改める。高機能広汎性発達障害は知能指数(IQ)が比較的高いアスペルガー症候群や自閉症などの障害。療育手帳があれば就労支援などの福祉サービスや乗車料割引などが受けられる。
札幌市がアスペルガー症候群などの「高機能広汎(こうはん)性発達障害者」のうち、18歳以上を療育手帳の対象外にしていた問題で、市は4月から18歳以上も対象にするよう基準を改める。高機能広汎性発達障害は知能指数(IQ)が比較的高いアスペルガー症候群や自閉症などの障害。療育手帳があれば就労支援などの福祉サービスや乗車料割引などが受けられる。
2010年4月1日木曜日
高校無償化法が成立、4月1日施行 私立高などは申請必要に
日本経済新聞
鳩山政権の目玉政策の一つである高校無償化法は31日、参院本会議で与党と公明、共産両党などの賛成多数で成立した。新学期が始まる4月1日に施行され、公立高校は授業料を支払う必要がなくなる。私立や国立高校などの生徒には学校側を通じて就学支援金が支給され、生徒は授業料との差額分を学校に支払うことになる。対象は授業料だけで、入学金は対象外となる。対象は国公私立高校に加え、特別支援学校高等部や高等専門学校(1〜3年)など。生徒の年齢、国籍による制限は設けていない。海外の学校に通う日本人は対象外。
鳩山政権の目玉政策の一つである高校無償化法は31日、参院本会議で与党と公明、共産両党などの賛成多数で成立した。新学期が始まる4月1日に施行され、公立高校は授業料を支払う必要がなくなる。私立や国立高校などの生徒には学校側を通じて就学支援金が支給され、生徒は授業料との差額分を学校に支払うことになる。対象は授業料だけで、入学金は対象外となる。対象は国公私立高校に加え、特別支援学校高等部や高等専門学校(1〜3年)など。生徒の年齢、国籍による制限は設けていない。海外の学校に通う日本人は対象外。
障害者の工房がこだわりの味 東京
朝日新聞
多摩市の聖ケ丘商店街に4月2日、うどん店「ぽんぽこ」が開店する。開くのは知的障害者が通う「ぐりーんぴーす工房」を運営する社会福祉法人「時の会」。工房には新たな入所希望者が多いことなどから、うどん店を受け皿にすると同時に、障害者の工賃アップも計画している。工房は1993年、学校週5日制に伴い、土曜日の養護学校生たちの居場所を確保しようと、現理事長の岡崎和子さん(66)が始めた。30歳前後の障害者23人が1日7時間働いている。入所希望者が多く、今後の障害者への福祉政策も不透明なことから、岡崎さんは新たな分野に踏みだす。
多摩市の聖ケ丘商店街に4月2日、うどん店「ぽんぽこ」が開店する。開くのは知的障害者が通う「ぐりーんぴーす工房」を運営する社会福祉法人「時の会」。工房には新たな入所希望者が多いことなどから、うどん店を受け皿にすると同時に、障害者の工賃アップも計画している。工房は1993年、学校週5日制に伴い、土曜日の養護学校生たちの居場所を確保しようと、現理事長の岡崎和子さん(66)が始めた。30歳前後の障害者23人が1日7時間働いている。入所希望者が多く、今後の障害者への福祉政策も不透明なことから、岡崎さんは新たな分野に踏みだす。
「障害者働ける店に変わります」 江東区「ブレドール・一心堂」 東京
東京新聞
江東区の亀戸駅から北に歩いて10分ほどの商店街「香取大門通り会」の一角にあるパン屋「ブレドール・一心堂」(亀戸3)。工藤隆さん(54)が「障害がある息子と一緒に働ける店を」と10年前に開店したものの廃業を迫られていたこの店が、4月から区内の障害者施設の分室として、知的障害者が働ける店として生まれ変わる。四月一日からは、店長の工藤さんの指導の下、区内の通所施設利用者のうち希望した八人が働き始める。三十日のおひろめ会では店員となる人たちが「一つ一つ覚えて皆さんにおいしいパンを食べてもらえるよう頑張ります」などとあいさつ。工藤さんも「責任の重さを感じるが、皆さんと一緒に楽しいお店づくりをしていきたい」と感激の涙を浮かべながら話した。
江東区の亀戸駅から北に歩いて10分ほどの商店街「香取大門通り会」の一角にあるパン屋「ブレドール・一心堂」(亀戸3)。工藤隆さん(54)が「障害がある息子と一緒に働ける店を」と10年前に開店したものの廃業を迫られていたこの店が、4月から区内の障害者施設の分室として、知的障害者が働ける店として生まれ変わる。四月一日からは、店長の工藤さんの指導の下、区内の通所施設利用者のうち希望した八人が働き始める。三十日のおひろめ会では店員となる人たちが「一つ一つ覚えて皆さんにおいしいパンを食べてもらえるよう頑張ります」などとあいさつ。工藤さんも「責任の重さを感じるが、皆さんと一緒に楽しいお店づくりをしていきたい」と感激の涙を浮かべながら話した。