南日本新聞
鹿屋市田淵町の知的障害者、植木奈々さん(22)の作品を展示販売する「奈の花の家」が16日、同市西祓川町の喫茶店「和光」駐車場にオープンする。自立を支援しようと同店オーナー中野三好さん(66)が土地を無償で貸し出したほか、中野さんの友人らも店の設置に協力。奈々さんは「開店はみんなのおかげ。多くの人が集まる店にしたい」と張り切っている。奈々さんは4年前に同市の「NPO法人知的障がい者小規模作業所eすぺーす」に通所。そこでビーズをつなげたストラップ作りに出合い、創作活動を始めた。直径約2ミリのビーズ約100個でかたどる2足のわらじ形ストラップなどを作れるようになったが、展示販売する機会が限られていた。
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