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2013年12月19日木曜日

自閉症の新たな治療につながる可能性 世界初 オキシトシン点鼻剤による対人コミュニケーション障害の改善を実証

科学技術振興機構 
自閉症スペクトラム障害は、表情や声色を活用して相手の気持ちを汲み取ることが難しいといった対人コミュニケーションの障害を主な症状とし、一般人口の100人に1人以上で認められる代表的な発達障害です。この障害の原因は完全には解明されておらず、その治療法も確立されていません。結果として、知能の高い方でもこの障害のために社会生活に困難をきたしている現状にあります。

東京大学 大学院医学系研究科 精神医学分野 准教授 山末 英典は、同研究科 統合生理学分野 特任助教(当時) 渡部 喬光らと共同で、ホルモンの1種であるオキシトシンをスプレーによって鼻から吸入することで、自閉症スペクトラム障害において元来低下していた内側前頭前野と呼ばれる脳の部位の活動が活性化され、それと共に対人コミュニケーションの障害が改善されることを世界で初めて示しました。

2013年11月29日金曜日

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療剤 「ストラテラ内用液0.4%」発売

MSN産経ニュース 
日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表執行役社長:アルフォンゾ G.ズルエッタ、以下、日本イーライリリー)は、11月29日、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療剤「ストラテラ(R)(一般名 アトモキセチン塩酸塩、以下ストラテラ)」の新しい剤形として、経口液剤「ストラテラ内用液0.4%」を発売いたします。本剤は、現在のカプセル剤の服用が困難である患者さんのために、より服用しやすい剤形を求める医療従事者や保護者のニーズに応えて開発しました。

2013年10月26日土曜日

脳:出生契機に発達 発達障害の解明へ期待

毎日新聞 
出生がきっかけとなって赤ちゃんの脳が発達することを、東京大や金沢大などのチームがマウスを使った実験で突き止めたと発表した。出生後に脳内の神経伝達物質「セロトニン」の濃度が低下し、神経回路の形成が始まったという。極端な早産では発達障害のリスクが高いとされ、その原因解明に役立つ可能性がある。セロトニンはうつ病などの精神疾患や発達障害に関わっているとされる。チームの河崎洋志・金沢大教授(分子神経科学)は「早産による発達障害の解明につながるのではないか」と話す。

2013年10月15日火曜日

赤ちゃんの脳:出生引き金で神経回路形成 金沢大など発表

毎日新聞 
赤ちゃんの脳では、出生が引き金となって神経伝達物質「セロトニン」の濃度が変化し、神経回路の形成が始まることを金沢大などの研究チームがマウスの実験で確かめ、14日付の米科学誌電子版に発表した。セロトニンはうつ病などの精神疾患や発達障害に関わり、著しい早産では発達障害のリスクが高いとされる。チームの河崎洋志・金沢大教授は「出生と脳発達の仕組みの一端が分かったことで、早産による発達障害の解明につながることが期待される」としている。

2013年10月8日火曜日

根気よく笑顔の診察 箕面の知的障害者専門診療所 大阪

読売新聞 
箕面市に、全国でも珍しい、知的障害者を専門に診る医療機関がある。ボランティアの医師が交代で詰める「山口記念診療所」。知的障害者は医師らとの意思疎通が難しく、安心してかかれる病院を探すのに苦労する保護者もいる。診療は何が難しく、スタッフはどんな工夫をしているのか。現場を見せてもらった。同診療所は1995年、保護者らの要望を受け、山口正民・元大阪府医師会長(故人)らが開設。内科、整形外科、精神科などの開業医が交代で詰め、施設の健康診断も行う。保険収入と健診費は、看護師と事務員の人件費にあて、医師は手弁当だ。

2013年9月23日月曜日

東大、血液で自閉症診断-4種の代謝産物指標に

日刊工業新聞 
東京大学大学院医学系研究科の山末英典准教授らのグループは、血液に含まれる成分から「自閉症スペクトラム障害」(ASD)を診断できる可能性があることを明らかにした。ASD患者と健常者の血中に含まれる代謝産物濃度を比較。4種類の代謝産物を指標にすることで、80%の高確率でASD患者を判別できることが分かった。ASDは面談などの主観的な手法で診断されている。今回の研究の再現性がさらに確認できれば、血液成分という客観的指標の診断法開発に貢献すると期待される。

2013年9月19日木曜日

「読み書き障害」脳の2カ所異常 国立精神・神経センター

日本経済新聞 
国立精神・神経医療研究センターの稲垣真澄部長らは、知能は正常でも読み書きがうまくできない子供の「発達性読み書き障害」では、脳の2カ所で異常が起きていることを突き止めた。障害の正確な診断などに役立つ成果。19日付の英科学誌ブレイン(電子版)に発表した。発達性読み書き障害は「ディスレクシア」とも呼ばれ、知能や記憶は正常だが文字の読み書きなどに支障が出る。この障害を持つ人は国内に100万~200万人いると推定されている。

2013年7月29日月曜日

岡山大学、国内で初めて「クレアチン合成障害」の患者を発見

マイナビニュース 
岡山大学は7月23日、体内でのエネルギー貯蔵に極めて重要な物質であるクレアチンを、体内で作ることができず、発達の遅れやてんかん、自閉症などの症状が生じる「クレアチン合成障害」が発症した日本人患者を発見、治療を開始したことを発表した。同報告は、岡山大学病院小児神経科の秋山倫之講師、小林勝弘講師、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科発達神経病態学分野の吉永治美准教授、神奈川県立こども医療センター神経内科の小坂仁医師、同センター臨床研究所の新保裕子研究員らによるもので、報告内脳の詳細は独Springer の臨床系国際雑誌「Journal of Inherited Metabolic Disease Reports」電子版に掲載された。

2013年7月24日水曜日

血液検査で自閉症を早期発見するSynapDxが$15.4MをGoogle Venturesらから調達

TechCrunch 
自閉症は社会的技能やコミュニケーション能力の障害で、最近はそう診断される人が増えている。原因は遺伝的な要素や環境などさまざまだが、症状が主に行動に現れるため、診断は子どもがある程度大きくなってからでないと行われないことが多く、より必要性の高い早期診断の確立と普及を阻んでいる。しかしマサチューセッツ州のSynapDxは、高度な生命情報科学とゲノムシークエンシング、および血液検査を組み合わせた方法で、子どもたちが従来よりも低年齢の時期に診断を行おうとしている。

2013年7月4日木曜日

特定の体外受精法、知的障害のリスク微増

AFPBB News 
体外受精法(IVF)の1つで男性不妊に用いられる「卵細胞質内精子注入法(ICSI)」と知的障害のリスクの微増に関連性がみられたとの研究が、2日の米医学誌「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」に掲載された。研究は同種の研究では過去最大規模で、スウェーデンで1982~2007年に生まれた子ども250万人の記録を基に行われた。英米の研究チームは体外受精で誕生した3万959人(全体の1.2%)を対象に自閉症と知的障害の症例を分析した。

2013年6月26日水曜日

成人への処方、一定効果 ADHD治療薬ストラテラ

東京新聞 
発達障害の一つで、落ち着きがない、物忘れが多い、といった特徴がある「注意欠陥多動性障害(ADHD)」の大人向けの治療薬が昨年承認され、5年ぶりに薬物治療の道が開かれた。どんな薬なのか、医療現場の課題は何かを取材した。昨年八月、日本イーライリリー(神戸市)の治療薬「ストラテラ」の十八歳以上への処方が認められ、男性は今年四月から飲み始めた。「大きな変化を感じないが、複数の業務をこなすとき、手順を考えるのが少し楽になった気がする」と話す。

2013年6月21日金曜日

マウスでは父親の高齢化が仔の自閉症のリスクを高める 東北大が確認

マイナビニュース 
東北大学(東北大)は6月19日、マウスにおける自閉症様症状の指標とされる超音波発声(USV)コミュニケーションに着目した研究から、父親の高齢化が仔における自閉症様症状の発症率を増大させることを明らかにしたと発表した。自閉症は、社会性の異常、コミュニケーションの異常、興味の限定・常同行動を3大徴候とした感覚統合の異常や軽微な運動異常を伴う広汎性発達障害として知られており、近年、先進国における頻度が上昇している。

発達障害児「診断医」130人養成 福井

読売新聞 
コミュニケーションや読み書きなどが苦手な発達障害の子どもをサポートするため、県は今年度から、いち早く兆候を見抜き、最適な専門職に橋渡しできる医師の養成に取り組む。2016年度末までに130人の研修を終える計画で、県は「身近な地域で子どもの心の診療ができる体制を整えたい」としている。地域の小児科医や精神科医らを対象に、専門の医療機関や、専門職のいる支援機関に紹介すべきか判断できる目を養ってもらうことにした。詳しい知識を持った医師が増えることも狙っている。具体的には、特徴的な症状などに関する基礎講座や、具体的な症例をビデオなどで解説する研修を3年かけて実施する計画。今年度中の開始に向け、昨年11月には県医師会や福井大などとともに協議会を発足させ、現在、カリキュラムや教材などの準備を進めている。

2013年6月14日金曜日

発達障害児「専門医」養成 県、今年度から研修 福井

読売新聞 
コミュニケーションや読み書きなどが苦手な発達障害の子どもをサポートするため、県は今年度から、いち早く兆候を見抜き、最適な専門職に橋渡しできる医師の養成に取り組む。2016年度末までに130人の研修を終える計画で、県は「身近な地域で子どもの心の診療ができる体制を整えたい」としている。具体的には、特徴的な症状などに関する基礎講座や、具体的な症例をビデオなどで解説する研修を3年かけて実施する計画。今年度中の開始に向け、昨年11月には県医師会や福井大などとともに協議会を発足させ、現在、カリキュラムや教材などの準備を進めている。

2013年6月12日水曜日

行橋に新医療拠点、発達障害診断・病児保育も実施 福岡

読売新聞 
京築地区の新たな医療拠点となる行橋京都メディカルセンター(行橋市東大橋)が完成し、関係者向けの内覧会が開かれた。今月27日にも急患の受け入れを始め、発達障害の診察や病気になった幼児の保育などの体制も夏までに整える。病気になった生後4か月~小学3年の子どもを預かる「病児病後児保育」も、2階の保育室(4室)で実施する。1階の発達障害診断と合わせ、子ども未来研究センター(福岡市)に運営を委託し、7~8月から業務を始める予定。

2013年3月15日金曜日

ADHD、自閉症、うつ病を結び付ける共通の遺伝子

健康美容EXPO 
自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、大うつ病、双極性障害そして統合失調症の5つの精神疾患に共通する遺伝的リスクファクター(危険因子)が存在する可能性が、米ハーバード大学医学部教授のJordan Smoller氏らの新たな研究で示された。将来的にはこの遺伝子多様体(バリアント)が予防や治療の重要な標的となる可能性があるという。研究論文は「The Lancet」オンライン版に2月28日掲載された。

2013年2月10日日曜日

脳の発達障害の関連分子がシナプス形成とその形成過剰を抑制

マイナビニュース 
東京大学は2月6日、脳の発達障害に関連する分子である「DCLK」が突起の先端に局在して突起形成を促進すること、それと同時にシナプス内にも入り込み、突起先端でシナプスの形成が過剰に起こることを抑制することを見出したと発表。また、DCLKは「N末端」に「微小管結合ドメイン」、「C末端」にタンパク質のリン酸化を行う「キナーゼドメイン」を持つキメラ分子(由来が異なる複数の部分から構成されている分子)だが、N末端ドメインが突起を伸ばし、C末端ドメインがシナプス形成を阻害することで相反する作用が生じることも解明したことも発表した。

2013年1月15日火曜日

自閉症のモデルマウスを作製 群馬大助教・定方哲史さん

MSN産経ニュース 
群馬大先端科学研究指導者育成ユニットの定方哲史助教は東京理科大学・古市貞一教授の研究グループと共同で自閉症のモデルマウスを作製した。これまでの経緯や創薬など今後の可能性、研究者としての意気込みなどを聞いた。

2013年1月13日日曜日

妊娠中のインフルや発熱が子供の自閉症リスクと関係か

kenko 100 
母親が妊娠中、インフルエンザや長引く発熱にかかると、子供が自閉症になるかもしれない―。デンマーク・オーフス大学公衆衛生学部のHjördis Ósk Atladóttir氏らは、デンマークの子供約10万人を対象とした研究結果から、こんな可能性を指摘した。詳細は、米医学誌「Pediatrics」に発表されている。解析の結果、母親の感染症や発熱が軽い場合は、子供の自閉症やアスペルガー症候群などと関係するというエビデンス(根拠となる研究結果)は示されなかった。しかし、インフルエンザと1週間以上続く発熱では、子供の自閉症リスクはそれぞれ2倍または3倍高くなる可能性が示唆された。また、妊娠中に抗生物質を使うことは、子供の自閉症やアスペルガー症候群などの危険因子と考えられたという。

2013年1月8日火曜日

自閉症の原因遺伝子特定 自治医大などの研究チーム

下野新聞 
発達障害の一つである自閉症を研究する自治医大の桃井真里子主任教授(小児科学)の研究チームは5日までに、脳内の神経伝達物質の代謝に関わる自閉症の新たな原因遺伝子を特定した。日米の患者約300人のDNAを解析した結果、「GPR37」と呼ばれる遺伝子が10人で変異していることを発見、この変異が細胞機能に悪影響を与えることを突き止めた。自閉症の要因となる原因遺伝子が特定されたことで、新たな治療薬の開発につながることなどが期待される。

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