読売新聞
箕面市に、全国でも珍しい、知的障害者を専門に診る医療機関がある。ボランティアの医師が交代で詰める「山口記念診療所」。知的障害者は医師らとの意思疎通が難しく、安心してかかれる病院を探すのに苦労する保護者もいる。診療は何が難しく、スタッフはどんな工夫をしているのか。現場を見せてもらった。同診療所は1995年、保護者らの要望を受け、山口正民・元大阪府医師会長(故人)らが開設。内科、整形外科、精神科などの開業医が交代で詰め、施設の健康診断も行う。保険収入と健診費は、看護師と事務員の人件費にあて、医師は手弁当だ。
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