大阪日日新聞
大阪府電気工事工業組合(西野正則理事長)と府内の中小企業、社会福祉法人らが一体となり、NPO法人「環境と福祉に貢献する会」を立ち上げた。12月20日には大阪市内のホテルで設立総会を開き、施設で働く障害者らの工賃向上に向けて活動をスタートさせた。精密部品加工を手掛けるアスク(枚方市)が開発を進める卓上型電線被覆剥離機「電線マン」を使用し、障害者就労支援施設で作業する障害者らの工賃を向上させようという試みで、昨年から同社と施設が共同し、作業が可能かを試行。今回設立するNPOの支援・協力で銅線確保に道を開くとともに、銅線仕入れの負担が軽減され、さらなる利益率の上昇と各個人の工賃上昇が見込める。
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