中国新聞
広島県教委は、特別支援学校高等部の知的障害の生徒を対象にした独自の技能検定を拡大した。従来の清掃と接客の2分野に、流通・物流▽食品加工▽ワープロ―の3分野を追加。計5分野にした。生徒の意欲を引き出すとともに、企業の採用に役立てる狙い。流通・物流と食品加工の検定は都道府県で初めてという。技能検定は2011年11月、県教委が清掃と接客の2分野で始めた。客観的な評価を設けることで、企業が生徒を採用する際の目安にしてもらい、就職率を上げる狙いがある。
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