産経関西
落語家の露の団六さん(52)が16日、「バリアフリー寄席」と銘打った落語会を大阪市北区の天満天神繁昌亭で開催する。ダウン症の兄への愛情や本音をつづった著書もある団六さんだけに企画にかける思いは強く、「知的障害のある人たちに気兼ねなく、分かりやすい落語を楽しんでもらいたい」と話している。「うちもそうでしたが、ダウン症や自閉症などの人は突然声を上げたり、席を立ったりすることがあるため、周囲への遠慮からなかなか行けない」と団六さん。「普段の寄席の雰囲気をそのまま味わってもらいたい」と話す。当日、知的障害のある人に交付される療育手帳を持参した本人は無料で入場できる。
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