毎日新聞
富士山の絵を多く手がける川越市の画家・伊藤大貴さん(26)が5日、山梨県富士河口湖町を訪れた。「河口湖湖上祭」の花火に包まれる富士山を描くためだ。あいにく曇りや雨で富士山は隠れたままだったが、伊藤さんは富士山の姿をイメージし、大輪の花火とともに描ききった。伊藤さんには知的障害があり、同様の障害を持つ人たちが絵の習得を通じて自立を目指すNPO法人「あいアイ」(粟田千恵子理事長)で中学3年から指導を受けてきた。今では外食産業の会社の川越デザイン事務所に勤め、店内に飾る絵を担当。3年前に個展も開いた。
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