カナロコ
南足柄市立南足柄中学校3年で高機能自閉症の鈴木庸太君(14)が来春から、地元の障害児支援事業のボランティアスタッフとしてデビューする。これまでは利用する側だったが、「自分の経験を基に、同じ立場の人たちからの相談に応えたい」と決意をのぞかせる。鈴木君が活動することになったのは、同市社会福祉協議会が2002年から行っている障害児預かり事業「しゃぼんだまの会」。準備や後片付けを積極的に手伝って「支える側」の苦労を知り、いつしか「恩返しがしたい」という思いが膨らんだ。今では絵本の読み聞かせを担当、幼い子どもを喜ばせている。
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