中国新聞
東広島市西条町の広島県立障害者リハビリテーションセンター内のスポーツ交流センターで、身体と知的の両方に重い障害のある子どもが参加する運動教室が効果を挙げている。遊具を使った膝立ちなど、さまざまな姿勢を取ることで体力が付く。「体も心も元気になる」と保護者からも好評だ。教室に登録しているのは広島市と廿日市市の5〜13歳の13人。看護師やヘルパー、社会福祉士たち25人が支える。教室の代表を務める県立広島特別支援学校の加地信幸教諭(39)は「自力で動くのが難しい子どもには座ることもスポーツ。いろんな姿勢を取ることで体力が付き、寝たきりを防ぐことができる」と説明する。教室は無料で、毎月第4土曜を中心に開いている。
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