松山市北部での知的障害者ケアホーム建設計画に対し、近隣住民らがのぼりや横断幕を設置して反対運動を展開している問題で、計画していた社会福祉法人「風早偕楽園」が13日までに、地元住民に「計画を白紙撤回する」と伝えていたことが分かった。 反対運動はシーサイドハイツ町内会(約100世帯、松山市久保・粟井河原)と近隣住民が展開。地区の資産価値が下がるなどの理由で、計画の白紙撤回を求めていた。渡部理事長は撤回理由について「障害者自立支援法の新サービスへの移行期限が来春に迫っており、これ以上待つことはできない」と説明。「町内会の住民は知的障害者について知らないから拒否感や不安があるのは当然。責めるつもりはない」と話した。
- 障害者施設建設計画で町内会が反対運動 愛媛(2010年12月9日)
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