2011年7月4日月曜日

ダウン症の人たちが演奏披露 東京

NHK 
コンサートや演劇を通してダウン症の人たちの独創的な才能を知ってもらおうというイベントが、2日、東京・葛飾区で開かれました。このイベントは、染色体の異常により知的発達の遅れや心臓の障害などがあるダウン症の人たちの支援をしているNPO法人などが初めて企画したもので、2日はおよそ90人が舞台で日頃の練習の成果を披露しました。主催したNPO法人では「ダウン症の人たちが持つ音楽などの独創的な才能を発信できるこうした催しを、今後3年に1度、開催していきたい」と話しています。

会場彩る花、阿南支援学校の生徒が栽培 徳島

朝日新聞 
9日開幕の全国高校野球選手権徳島大会(県高野連、朝日新聞社主催)の開会式に並べられる黄色のマリーゴールドを、阿南市上大野町の県立阿南支援学校の生徒6人が育てている。大会を目前に、最後の世話に追われている。きれいな花をつけたプランターは、入場行進の際、各校が整列する目安として、各列の前に置かれる予定だ。大会期間中も、会場のオロナミンC球場に置かれ、大会に彩りを添える。中心になったのは自閉症や知的障害のある高等部1〜3年の男子生徒6人。今年1月から週2回、農作業や陶芸などを学ぶ「作業学習」の時間に、教諭ら4人の指導を受けながら世話してきた。

障害者支える地域へ 「ぷれジョブ」準備中 和歌山

わかやま新報 
障害者の就労問題に取り組んでいる和歌山自立支援センター(栩原吉教理事長)は、和歌山大学付属特別支援学校(赤松純子校長)と協働で、小学校高学年から中学生までの障害児を対象にした就労体験事業「ぷれジョブ和歌山」のスタートに向けて準備を進めている。協力企業や学生、市民などを募集している。子どもは約半年間ずつ同じ事業所に通い、週1回1時間の就労体験に取り組む。学校、保護者、地域住民、地域企業らが連携し、子どもが半年ごとにさまざまな業種を体験できるよう協力。現在、和歌山トヨペット(株)延時店、(株)ミニジューク関西、(株)ワーク、(株)アスタサービス、(株)東海日動パートナーズ和歌山、三共レンタルサービス(有)が協力している。

2011年7月3日日曜日

市民後見人の普及目指し全国大会 NPOなど取り組み報告 東京

47NEWS 
認知症などで判断能力が不十分な高齢者や障害者の権利を守るため、一般市民が財産管理や生活支援に当たる「市民後見人」について、役割や普及に向けた課題を話し合う全国大会が2日、東京都内で開かれた。専門家が悪質商法などから高齢者の財産を守る「成年後見制度」は、担い手不足が響いて利用が伸び悩んでいる。そのため、民間ボランティアも市民後見人として支援に加わることが期待されており、厚生労働省も12年度の介護保険制度改正に合わせ、全国での普及を目指す方針。大会では、主催者の東京大学が、市民後見人の養成講座を開き、約800人を送り出した経緯を説明。

東ちづるプロデュースの慈善絵画展が開幕 東京

サンケイスポーツ 
女優、東ちづる(51)がプロデュースする東日本大震災のチャリティー絵画展「よりそう」が1日、東京・原宿のRestaurantーIで始まった。知的障害をもつアーティストが創作した美術作品「障害者アート」の普及と、被災した障害者と家族を長期的に支援するための絵画展で、8年前から障害者アートを応援してきた東は、「(障害者の)施設や学園に行くと、芸術活動をしている才能のある人がいる。多くの方に見てほしい」と力を込めた。売り上げを被災地域の障害者施設、学校などに送る。14日まで。

柏の自立施設障害者虐待:報告書は不十分 県、再提出求める 千葉

毎日新聞 
柏市のNPO「自立生活センターK2」の男性ヘルパーが、派遣先の知的障害者の男性の全身を、ほうきでたたいてけがをさせたとされる問題で、県障害福祉課は1日、同NPOが6月下旬に提出した改善報告書について「内容が不十分」として、再度提出するよう指示したことを明らかにした。提出された報告書について同課は「問題意識はもっているが、再発防止のための解決策検討が不十分」と判断したという。同課によると、同NPOの理事長と副理事長は5月末の総会で、それぞれの役職を離れたが、理事職には引き続きとどまっているという。

高次脳機能障害者の社会復帰後押し  浜松に県内初の通所作業所オープン 静岡

中日新聞 
交通事故や突然の脳障害で、集中力の低下や記憶を喪失する高次脳機能障害者に、就労支援や生活訓練を行う、県内初の通所作業所「ワークセンター大きな木」が1日、浜松市北区初生町にオープンした。作業療法士が医学的知見に基づいて心身の状態を評価し、生活習慣の改善や職場研修を通して社会復帰を促す。同施設では、記憶障害者を対象とした生活訓練と、比較的症状が軽い人の就労を支援するプログラムを用意。生活訓練では認知度を評価するリハビリを兼ねたオリエンテーション後、雑貨の包装や値札付けなどの軽作業を行う。就労支援では、施設近くのスーパーや弁当店などで研修を積み、継続して働くことへの援助や相談を行う。建木理事長は「ジョブコーチや企業の協力も得て、働き場所を増やしていきたい」と話す。

オンリーワンのTシャツできた 園生描く 三重

朝日新聞 
松阪市小阿坂町の障害者福祉施設「まつさかチャレンジドプレイス希望の園」で絵画に取り組む園生たちの作品が、Tシャツに生まれ変わった。村林真哉園長(48)は「素晴らしい表現力で、絵のクオリティーが向上し、一人ひとりの個性で二つとない商品が出来た」とアーティストたちをたたえている。希望の園に通う障害者は全員が絵画や工作、音楽などを勉強しており、Tシャツ作りは成果発表の一環。今年度は12人の13点の絵が採用された。県展入選作品や入賞作品のほか、ふだんの絵画活動の中で、指導する村林園長の心を打ったという力作ばかりだ。

豆乳入荷、笑顔の再開 京都の障害者働く豆腐店 京都

京都新聞 
東日本大震災後、それまで使っていた宮城県産の豆乳が入荷しなくなり、休業していた京都市北区の障害者らが働く豆腐店「とうふ屋あい愛」がこのほど営業を再開した。製造元の現地の障害者施設との間でようやく配送ルートが確保できた。営業再開を待ちわびていた障害者たちは「東北の支援になればうれしい」と話している。宮城県七ケ浜町などで障害者施設を運営する社会福祉法人「はらから福祉会」から、同県産の大豆「ミヤギシロメ」を使った豆乳を仕入れていた。濃厚な味が人気を集めていたが、震災後、豆乳が届かなくなり、あい愛は休業を余儀なくされた。

「生演奏は初めて」障害者がクラシック音楽を楽しむ 神奈川

カナロコ 
自由にクラシック音楽を楽しんでー。障害がある人を対象とした演奏会「YOU&Iコンサート」が2日、都筑公会堂(横浜市都筑区茅ケ崎中央)で開かれた。横浜室内合奏団楽団員11人が、モーツァルトの「おもちゃの交響曲」やメノッティの歌劇「電話」などを演奏。障害者やその家族、介助者など約400人が調べに聞き入った。開演前はホール入り口付近で「ここで大丈夫です」とためらう親子もいたが、スタッフに促され座席に着くとすぐ、演奏に引き込まれていた。観客は舞台の方へ向かってスキップしたり、楽器の音をまねて口ずさんだりと、音楽に親しんでいた。

2011年7月2日土曜日

九州初の障害者条例 熊本県で成立

西日本新聞 
障害者への差別撤廃を目指す「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」が1日、熊本県議会で全会一致で成立した。2006年に国連総会で採択された「障害者権利条約」を受けて制定された国内の条例としては九州で初めて。都道府県で4例目。条約がうたう「差別の禁止」を柱に、障害者への不利益な行為を禁止し、専門の相談員を置くなど問題解決のための仕組みを盛り込んでいる。施行は来年4月。だが「差別の定義」など今後議論を深めるべき課題も残った。国連の条約採択を受けた都道府県の条例は千葉県、北海道、岩手県で制定。ただ条約が、障害者への差別と定義する「合理的配慮の欠如」をめぐって、熊本を含む4道県の解釈が分かれている。最も厳格とされる千葉県は「合理的配慮の欠如」は差別と規定し、配慮を義務化した。他の3道県は少しずつ異なる。

特別支援学校に通う子どもをスマホで支援、香川大と富士通が共同研究

ITprol 
香川大学と富士通は2011年7月1日、スマートフォンを使った特別支援学校向けの共同研究を開始したと発表した。研究の目的は、発達障がい(学習障がいや自閉症など)や知的障がいのある子どもたちの生活や学習をスマートフォンで支援すること。スマートフォンには、子どもたちの感情表現や意志表現を助けるソフトをインストール。これを、香川大学教育学部の附属特別支援学校や、附属特別支援教室「すばる」に勤務する教師、支援員、あるいは子どもの保護者に貸与する。香川大学と富士通は、子どもたちがスマートフォンを使っている姿を観察しながら、この仕組みの有効性を調査・分析する。

発達障がい 支援制度学ぶ 九州自閉症協議会、沖縄で初開催

琉球新報 
第19回九州自閉症協議会九州大会inおきなわ(主催・同協議会、県自閉症協会)が6月25、26の両日、那覇市西のパシフィックホテル沖縄で開催された。2年に1度開催される大会で、沖縄開催は初めて。2日間で延べ千人以上が来場し、自閉症を伴う発達障がいなどについて学んだ。第19回九州自閉症協議会九州大会inおきなわ(主催・同協議会、県自閉症協会)が6月25、26の両日、那覇市西のパシフィックホテル沖縄で開催された。2年に1度開催される大会で、沖縄開催は初めて。2日間で延べ千人以上が来場し、自閉症を伴う発達障がいなどについて学んだ。25日は、国から厚生労働省発達障害対策専門官の小林真理子氏と、文部科学省の特別支援教育調査官の石塚謙二氏、県から県福祉保健部の里村浩参事、県教育庁の特別支援教育監・真謝孝氏を招き「行政の全国スタンダード」をテーマにシンポジウムが行われた。

児童デイサービス開所 宮崎

読売新聞 
知的障害者の生活支援に取り組む日南市のNPO法人「サザンウィンド」(島田雅弘代表)は、同市平山で福祉事業所「みなみかぜ 児童デイサービスたっち」を2日に開所する。1、3日に見学会を開く。日南市と周辺の知的障害や発達障害を抱える幼児や小中学生、支援学校高等部の生徒たちが対象。児童指導員などの資格を持つ3人の職員が常駐し、障害や能力に応じて調理やゲームなどをして療育する。1日10人まで受け入れる。利用時間は午前9時〜午後5時で、月1、2回は臨床心理士を招いて子育て相談も行う。

新教育の森:特別支援学校 熊本市の検討委報告書、異例の両論併記 福岡

毎日新聞 
市立の特別支援学校がなかった熊本市で、設置に向けた検討が進んでいる。ただ、小中高一貫校か高等部だけの設置か意見が分かれており、検討委は両論併記の異例の報告書をまとめた。背景には、障害を持った子どもたちへの教育に対する考え方の違いがある。子どもや保護者、学校を取り巻く現状を取材した。意見の一つは、子どもの性格を理解したうえでじっくり見てもらいたいと小中高一貫教育を求めるもの。高等部設置派も根強い。ただ障害のある子どもだけが集まる特別支援学校に行くことで『社会』から切り離されてしまうのではないか。障害のある子もない子も地域の学校で共に学ぶ環境を整えることが重要だ」と言う。

2011年7月1日金曜日

エコチル調査… 子どもの異変と化学物質の関係

読売新聞 
ここ数十年で、子どもの体に起こっている異変は、いくつも挙げられる。例えば、ダウン症や水頭症、尿道下裂など先天異常の子どもが生まれる頻度は、1970年代後半に比べ、2000〜2004年は約2倍に増えた。自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害で医療機関を受診した子どもや、小児ぜんそくの患者は、25年前の数倍以上になった。そこで、関連が疑われたのが化学物質だ。化学物質の子どもへの悪影響には、メチル水銀による胎児性水俣病、鉛による中毒や知能指数(IQ)の低下などの例がある。現在の子どもの異変も、母親の胎内や出生後に子どもが触れる化学物質によって起こっているのではないか。調査は、この仮説の検証を目指す。エコチルは、エコロジー(生態学)とチルドレン(子どもたち)を組み合わせた造語。

使途不明金問題受け事業者の指定を県が取り消し、横浜の知的障害者施設 神奈川

カナロコ 
知的障害者施設の利用者の預金から約2千万円が使途不明となった問題で、県は30日、施設を開所したNPO法人「障害者フルライフサポート・ユーリカ」(横浜市泉区和泉町)に対し、障害者自立支援法に基づく指定障害福祉サービス事業者の指定を取り消したと発表した。これにより、同NPO法人は横浜市内にあるケアホームとグループホーム計8カ所の運営ができなくなった。数人いた入居者は他の施設に移るめどが立ったという。また、同施設では2009年度以降、施設の家賃、光熱費の滞納や従業員の給与未払いが続いたほか、食材費を職員が立て替えていたことも判明した。

子の発達支援へ訓練室 福山のNPO法人が開設 広島

中国新聞 
対人関係や意思表示が苦手な子どもの発達支援に取り組む福山市のNPO法人「ジョブ・ディスカバリー」が、同市延広町にトレーニングルームを開設した。楽しませながら、子どもにコミュニケーションや勉強法を教える。同法人は、2010年7月に専門家や発達障害児の母親たちで結成。同市三吉町南の福山すこやかセンターなどを拠点にしてきた。活動内容を充実させるための場所を探したところ、ビルのオーナーが賛同。4月にルームを開設した。

障害者がヘルパーに 養成講座スタート 福岡

西日本新聞 
ホームヘルパーを目指す障害者のための養成講座が30日、福岡市博多区の老人ホームで始まった。障害がある人に福祉の「受け手」から「担い手」になってもらおうと、社会福祉法人シティ・ケアサービス(南区)が実施した。厚生労働省の緊急人材育成支援事業の活用で受講料の負担がなく、知的障害や聴覚障害などがある19ー53歳の10人が作文試験などで受講生に選ばれた。同法人の大庭欣二・管理本部長は「人材不足に悩む介護現場は、障害のある人の優しさが生かせる仕事。取り組みが広がってほしい」と話した。

特別支援学校でエアコン設置遅れ 県、実施設計に時間掛かる 福井

福井新聞 
2月補正で予算措置した特別支援学校にエアコン140台を設置する計画が、夏場に間に合わない情勢となっている。県教委によると現在、各校の実施設計を終えた段階で、「今後、入札までに1カ月はかかるのが一般的」(学校教育振興課)なため、設置が始まるのは早くても夏休みに入ってからとなる見通し。特別支援学校の児童生徒は、自分で水分補給したり、体調不良を訴えることが難しいケースもある。県は昨夏の猛暑を受け、国の交付金を活用して約2億2200万円を計上していた。今後県が入札を行い事業者を決めるが、夏休み中に全教室での設置を終えるのは難しいとの見通しを示している。

2011年6月30日木曜日

東日本大震災:障害者、再就職厳しく 震災で休業・失業、職種限られ不安も 岩手

毎日新聞 
東日本大震災の影響で1万人を超える人が休業・失業した県内沿岸地域では、大勢の障害者も仕事を失った。県は緊急雇用対策として約118億円を補正予算に計上したが、職種が限られ、障害者の雇用には結びつきにくいのが現状だ。離職期間が長期に及ぶと再就職が難しくなるケースもあり、関係者は早期の対策を求めている。陸前高田と大船渡の両市では、震災により一般就労していた約60人の障害者が仕事を失った。支援物資の仕分けやがれきの分別作業など、県の緊急雇用で再就職が決まったのはわずか7人。障害の種別や程度も異なり、肉体労働ができなかったり、人間関係になじめなかったりといった理由が、就職の妨げになっているという。

発達障害児指導のハンドブック 県教委が事例集め作成へ 長野

信濃毎日新聞 
発達障害のある児童生徒の増加を受け、県教育委員会が県内小中学校で実際に行われている指導の事例を集めた「発達障害児等支援ハンドブック(仮称)」の作成を始めた。特別な支援を必要としつつも通常学級で学ぶ児童生徒は、県内に6千人以上。教員が発達障害を十分理解し、児童生徒への適切な指導に結び付けるために活用する。特別支援学級や専任教員を配置した通級指導教室の事例も収録するが、通常学級での指導法に重点を置く。同委員会で今後、ハンドブックの構成などを決めていく。県教委は「通常学級での指導の難しさはあるが、できるだけ他の子どもたちと一緒に学ぶことが理想」とする。ハンドブックは来年度、各学校に配布する計画だ。

天井画に希望込め 篠栗町の寺に奉納 知的障害者のアート集団・アトブラ 福岡

西日本新聞 
知的障害者が通う障害福祉サービス事業所「JOY倶楽部」(福岡市博多区)の利用者でつくる美術集団「アトリエブラヴォ」(アトブラ)が、篠栗町の山あいにある切幡寺本堂の天井画を制作した。29日、天井画を奉納する法要があり、制作したメンバーや信徒ら約100人が新たな寺の顔となる絵の完成を祝った。アトブラはこれまで、同市中央区大名の落書きの絶えない壁に明るい絵を描いたり、絵本を出したりするなど、幅広く活動しているが、寺社用に絵を描くことは初めて。アトブラの活動に興味を持っていた同寺の薮崇史住職(43)が昨年12月に制作を依頼した。

かながわ遊ナビ:手織りコットン製品を展示・即売、川崎で来月15〜16日 神奈川

毎日新聞 
NPO法人「赤いふうせん」(川崎市多摩区)が運営する知的障害者通所施設「工房和丘(わきゅう)」と「工房登戸新町」が来月15〜16日、同区登戸の登戸南町会会館で手織りコットン製品の展示・即売会を開く。バッグやポーチ、ブックカバーからコットンショール、クッションまで涼やかで柔らかな手触りが魅力のコットン製品30種約800作品が並ぶ。工房和丘の佐藤美弥子さんは「通所者は熱心。訓練で日に日に技術を上げており、品物の品質には自信がある。一つ一つ丁寧に、真心込めて作っているので温かみがあり長持ちする。ぜひ手にとってご覧頂きたい」とPRする。

2011年6月29日水曜日

障害者の就農を支援 兵庫県がモデル事業開始へ

神戸新聞 
農業分野で働く障害者を増やそうと、兵庫県は7月から、就労のためのモデル事業を始める。障害者に農作業を教えるとともに、受け入れ農家に橋渡しをする「就労サポーター」の養成に取り組む。農場実習を重ねた上で、今秋には課題を整理し、2012年度以降の雇用創出を目指す。モデル事業には、県立淡路景観園芸学校(淡路市)や障害者が通う県立あわじ特別支援学校(洲本市)などが協力する。今秋以降、サポーター養成や農場実習の課題を洗い出す「プログラム推進会議」を開く予定。自治体や受け入れ農家、特別支援学校が、就労への支援体制について話し合う。

障害者差別なくそう 県議会厚生委「共に生きる条例」案可決 熊本

西日本新聞 
障害者への差別撤廃を目指す「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」案について、県議会の厚生委員会は28日、全会一致で可決した。7月1日の本会議で成立、来年4月1日から施行される見通しだ。委員会では、障害者の声をくみ取り問題解決にあたる「相談員」の人選や、「何が差別か」を分かりやすくする必要性などについて意見が出た。

発達障害者:支援検討会が初会合 10月めどに報告書 長野

毎日新聞 
県は16日、自閉症や学習障害、注意欠陥多動性障害などの児童らへの支援態勢を整えようと「発達障害者支援のあり方検討会」の初会合を開いた。医療や教育が専門の委員計13人が10月をめどに報告書をまとめる。会合で県は、児童生徒の中から学習障害やアスペルガー症候群などが判明するケースが増える傾向にあることを報告。委員から「教育現場に専門家が必要」などの意見が出た。

発達障害児限定のデイサービス 来月から伊那で 長野

朝日新聞 
発達障害児に限ったデイサービスが7月1日、長野県伊那市で始まる。成人のグループホームなどを運営する社会福祉法人が、「発達障害児を持つ親の切実な声に応えたい」と新事業に乗り出す。自らも発達障害児を育て、「玩具福祉士」の資格を持つ女性がサービスの責任者になる。新サービスの通所定員は10人、担当職員は古畑さんら2人。個別に療育相談をする。伊那市西箕輪の元民家を施設に充てる。原則火曜〜土曜の週5日。

松島美容室 伊那養護学校で無料の出張カット 長野

伊那毎日新聞 
箕輪町に本店がある松島美容室は27日、伊那市の伊那養護学校で無料の出張カットを行いました。松島美容室のスタッフ31人が伊那養護学校を訪れ、小学部から高等部までの児童や生徒、およそ60人を無料でカットしました。出張カットは、スタッフの1人が養護学校を卒業していることや、学校と同じ雰囲気で髪の毛を切ってあげたいという思いから、5年前から行っています。松島美容室では、秋にも伊那養護学校で無料の出張カットを計画しています。

多様な学び体験を 太良高が7月4日から公開授業 佐賀

佐賀新聞 
「多様な学びのできる全日制普通科高校」のモデル校になっている太良高(白水敏光校長)は7月4、5、7の3日間、一般向けに授業を公開する。電子黒板やeラーニング教材などICT(情報通信技術)を活用した授業など、生徒が主体的に学ぶための取り組みを紹介する。太良高は本年度から、不登校経験や発達障害のある生徒と高校中退者が対象の全県募集枠(40人)を導入。体験学習を含む多様な科目選択が可能な単位制を取り入れ、少人数や電子黒板などを活用した授業に取り組んでいる。外部専門家を活用した相談体制など、きめ細かな指導で生徒の特性に合った進路実現を目指している。

企業、生徒らに意向調査 高等特別支援校設置で県教委 栃木

下野新聞 
軽度知的障害のある生徒に職業教育を行う本県初の高等特別支援学校の在り方を検討するため、県教委は27日までに、県内の児童生徒や民間企業などを対象に、全県的なアンケートに着手した。アンケートは、特別支援学級に在籍する小学5年から中学3年の児童生徒と保護者計1045組と、民間企業や高齢者福祉施設、病院など845事業所が対象。有識者による高等特別支援学校整備検討委員会も同日発足し、議論を開始。今後、学校の基本理念や規模などについて、アンケート結果や検討委の議論を踏まえ、来年1月下旬をめどに意見集約し、同3月までに策定する整備基本計画に反映させる。

父がサポート ひたむき創作 東京

朝日新聞 
鮮やかな色のペンキで愛らしいキャラクターを描く画家のAKI=本名・木下明幸=さん(24)が、4作目の絵本「だあれ?」をリーダーズノート社から出版した。軽度の知的障害があるAKIさんは、父・昭さん(51)のサポートでひたむきに創作を続ける。29日からは、絵本の原画などを集めた個展を銀座で開く。「AKI新作絵画展」と題した個展は7月3日まで、Gallery(ギャラリー) NOAH(ノア)(中央区銀座3丁目)で開催する。開場は正午〜午後8時、最終日は午前11時〜午後6時。入場無料。

2011年6月28日火曜日

男性にもある「出産適齢期」 高齢の父親と子どもの障害の相関性

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 
父親の年齢が話題を呼ぶきっかけとなったのは数年前。米マウントサイナイ医科大学の研究者が、40歳以上の男性は、30代以下の男性と比較して、自閉症の子が生まれる確率が6倍高いという報告を発表したのだ。以降、統合失調症の子が生まれる確率についても、男性の年齢が40歳に達すると倍になり、50歳以上では3倍になるとの研究結果も発表されている。また、そううつ病やてんかん、前立腺がん、乳がんを子どもが発生する確率も、男性が40歳に近くづくにつれ高くなるという。

自閉症の子ども 支援方法考える 岡山

朝日新聞 
自閉症の子どもたちの自立について考えるセミナーが26日、倉敷市笹沖の「くらしき健康福祉プラザ」であり、神奈川県海老名市立わかば学園長の諏訪利明さんの講演に約220人が聴き入った。自閉症の子どもの親らでつくるNPO法人「県自閉症児を育てる会」が主催した。諏訪さんは臨床心理士で、自閉症児の教育について全国各地で講演している。諏訪さんは、自閉症児は耳で聞くより目で見た方が指示を理解しやすい、と指摘。自立を促す一歩として、活動スケジュールの時間や内容を文字と写真、絵を組み合わせて伝える方法を紹介した。諏訪さんは「自閉症児のものの考え方、見方を想像できれば、子育てが楽しくなります」と話した。

立命大生、授産品販売コーナー開設 被災地の施設支援 京都

京都新聞 
立命館大の学生たちが、東日本大震災の被災地の障害者福祉施設を支援するプロジェクト「カオウヤ京都」を発足、27日から京都市北区の衣笠キャンパスに授産製品の販売コーナーを開設した。7月1日までの出店で、「多くの人に買いに来てもらい、京都から支援の輪を広げたい」と話している。被災して生産拠点や販売ルートを失った障害者施設を支援しようと大阪市の福祉関連会社などが始めたプロジェクト「ミンナDEカオウヤ」の一環。

障害者施設の逸品をブランドに 埼玉病院敷地内関東初のアンテナショップ 埼玉

東京新聞 
障害者施設で作る逸品をブランド化した「真心絶品」を販売する店「真心絶品Cネット関東店」が、和光市諏訪の独立行政法人国立病院機構埼玉病院の敷地内にオープンした。「真心絶品」は、障害者就労を促進するため、日本財団(東京)が全国の施設の良質な生産品を“ブランド品”として認定し、主にインターネットで販売している。店での販売を担当する福井県の社会福祉法人「コミュニティーネットワークふくい」が、同病院の障害者支援事業として提案、関東で初の開店が決まった。運営は同法人が地元の障害者団体と連携して当たる。

「どんこや」2年ぶり作品展 宮崎市の障害者団体8人が15点出品 宮崎

西日本新聞 
障害者が芸術を通して社会とつながりを持とうと活動している社会福祉法人「ゆくり」が運営する「アートステーションどんこや」(宮崎市東大宮)が約2年ぶりとなる作品展を開いている。同市広島1丁目のカフェギャラリー「アートスペース色空(いろそら)」で8人が絵画や書、オブジェなど15点を出品、自己表現を目指した創作が光っている。どんこやは1994年、絵画などを描いていた障害者5人が共同でアトリエを借り、作品展や販売会を開こうと発足した。各駅停車の普通列車(鈍行)のようにのんびり作品作りに打ち込みたいとの思いを「どんこや」の名称に込めた。30日まで(29日は定休日)。

2011年6月27日月曜日

アテネでSO大会開幕 7500人が参加

47NEWS 
知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)夏季世界大会」の開会式が25日夜、ギリシャの首都アテネの競技場でパプリアス大統領も出席して行われた。大会は7月4日までで、約180の国・地域から約7500人の選手が参加し、22の公式競技が行われる。日本選手団は約50人で、水泳や陸上、バレーボールなど9競技に出場する。SOは夏季・冬季それぞれ4年に1度、世界大会が実施される。前回の夏季大会は2007年に中国・上海で開かれた。

神戸スウィーツ・コンソーシアム:洋菓子、障害者ら対象に講習会 兵庫

毎日新聞 
障害のある人を対象に、一流パティシエが洋菓子業界で活躍する人材を育てる「神戸スウィーツ・コンソーシアム」の今年度の講習会が25日、神戸市、愛知県一宮市の2会場で始まった。障害者の就労を支援する社会福祉法人「プロップ・ステーション」(竹中ナミ理事長)と日清製粉が08年から続ける取り組みで、今年で4回目の開催。参加者の多くは、障害者作業所などで菓子作りに取り組んでいる知的障害者ら。同講習会の卒業生には、プロのパティシエとして活躍している人もいるという。当初は神戸のみで開いていたが、全国に広めようと昨年からメーン会場の様子をインターネット回線を使って中継し、複数会場で同時に指導をしている。

地球村に架ける橋:財団法人たんぽぽの家=高賛侑 大阪

毎日新聞 
あざやかな色彩に大胆なデフォルメ。独特の造形美を生み出す障害者アートがいま注目を集めている。近鉄西ノ京駅から車で10分。財団法人たんぽぽの家は、「アート」と「ケア」の視点から多彩なプロジェクトを実践する稀有(けう)な存在である。たんぽぽの家などが中心となって日本障害者芸術文化協会(現・エイブル・アート・ジャパン)を設立し、「エイブル・アート・ムーブメント」を始動させた。「エイブル・アート」という造語の意味は「可能性の芸術」。障害者アートを新しい視点から見つめ直し、その可能性に焦点を当てようというのである。主旨に賛同した企業の協力の下、96年からトヨタ・エイブルアート・フォーラムを全国展開。以後、世界8カ国の実践者が集まる国際フォーラムを開催するなど、海外にも多大な影響を与えた。

笑顔の接客マナー磨く 下京で特別支援学校生、研修 京都

京都新聞 
京都府立の特別支援学校の生徒たちが24日、京都市下京区の大丸京都店で接客マナーを教わった。今秋同店で開く自主製品販売会「ふれあい・心のステーション」を前にした研修で、生徒たちは笑顔を大切にした接客姿勢を学んでいた。生徒たちは、大丸京都店の社員教育担当者から基本的な動作や言葉遣いを教わり、「笑顔で目を見てお客様とお話しをして」とアドバイスを受けた。「ふれあい・心のステーション」は9月7、8日に大丸京都店で開かれる。

2011年6月26日日曜日

業務上横領:後見人制度悪用、懲役5年 「横領の犯意」判断 奈良

毎日新聞 
成年後見人制度を悪用して現金をだまし取ったとして、業務上横領罪などに問われた奈良市の衣料品販売会社元役員、仲村美香被告(34)の公判が24日、奈良地裁であり、今井輝幸裁判官は「常習性が高く悪質。実行犯の役割を果たした」として懲役5年(求刑・懲役6年)の実刑判決を言い渡した。弁護側は控訴する方針。弁護側は「実情は知らなかった。知った後も祖母の指示に従っただけ」として一部無罪を主張していたが、今井裁判官は「33件すべての犯行の実行行為を行い、横領の犯意があった」と判断した。

子どもの発達支援に訓練室 広島

中国新聞 
対人関係や意思表示が苦手な子どもの発達支援に取り組む福山市のNPO法人「ジョブ・ディスカバリー」が、同市延広町にトレーニングルームを開設した。楽しませながら、子どもにコミュニケーションや勉強法を教える。トレーニングルームはビルの1室で約20平方メートル。心理療法士などの資格を持つ武林和恵代表(45)たち3人のスタッフがトレーナーを務める。2〜4人を一組にして約2時間半、トランポリンなどを使った遊びを交え、他人の気持ちを考えた行動や「聞く、読む」の力を養う方法を教える。

2011年6月25日土曜日

「ハガネの女」ドラマでトラブル 漫画家が異論唱え原作者降りる

J-CASTニュース 
発達障害の男児がクラスに残るかをクラスメートの投票でーー。学校がこんなことをするシーンを盛り込んだテレ朝系ドラマ「ハガネの女」の内容に反対し、漫画家が原作者を降りたと表明して波紋を呼んでいる。深谷さんは掲示板上で、2月に脚本を読んで驚き、多数決のシーンには反対したが、その意見はテレ朝側に採用されなかったと告白。そして、6月23日になって、サイトのトップページすべてを使い、2話の描写に同意しないとして、16日放送の最終話で原作者の立場を降り、クレジットを削除してもらったことを明らかにした。

ドラマのサイト上では、アスペルガー症候群は、広範囲な定義・解釈を持ち、その症状や行動特性には個人差があるという断り書きも入れていた。とはいえ、男児の受け入れをクラス投票で決めるという内容に対しては、反発や批判が多かったようだ。深谷かほるさんのサイト掲示板では、アスペルガー症候群の子どもを持つ親として「ありえない内容」だと、ドラマ打ち切りなどを求める書き込みまで出ていた。

就学相談会:ハンディあっても普通学級に 千葉

毎日新聞 
発達の遅れやハンディのある子の普通学級への就学相談会が、松戸市と千葉市で相次ぎ開かれる。松戸市では、26日午後1時半から健康福祉会館ふれあい22で、千葉市では7月3日午後1時半から市生涯学習センターで。障害があっても普通学級で学ぶ道を模索する観点から、市民団体が主催する。両会場とも、元教員の佐藤陽一さんが就学までの流れや制度の説明をした後、体験者の親などがグループ単位や個別で相談に応じる。普通学級での工夫や配慮、子供たちの様子など、具体的な情報を得ることができる。

オープンスクール:発達障害児教育「見晴台学園」 来月21・22日 愛知

毎日新聞 
学習障害や注意欠陥多動性障害などの発達障害を抱えたり、学校と合わずに悩む子どもたちを対象にした「見晴台学園」(名古屋市中川区柳森町)のオープンスクールが、7月21、22日に開かれる。対象は、小学6年、中学3年、進路に悩む中学、高校生とその保護者。オープンスクールでは、実際と同じ「芸術と文化」「技術と人間」などの授業を体験する。保護者は、懇談会に参加し、授業を見学する。同学園は、発達障害を抱える子どもたちの学びの場を確保しようと90年4月に開校した。中等部と高等部がある。学ぶ楽しさを知る教育を目指し、小集団での独自のカリキュラムを実践している。

知的障害者のモダンバレエ教室・ハッピーエンジェル 福岡

西日本新聞 
26日に小倉南生涯学習センター大ホール(北九州市小倉南区若園)で開かれる「みなみ会太鼓音楽祭」で踊りを披露しようと、北九州市内で開かれている知的障害者のモダンバレエ教室「ハッピーエンジェル」が練習に励んでいる。同教室代表の月形悠紀子(つきがたゆきこ)さん(29)は「障害がある人たちの表現力は想像を超えて素晴らしい。ぜひ多くの人に見てほしい」と話している。音楽祭は午後1〜5時。料金は当日1300円、前売り千円(小学生以下、障害者手帳持参者と介添え1人までは無料)。

買い物して被災障害者支援 プロジェクトに「シュリーの店」が道内初参加 北海道

毎日新聞 
東日本大震災で被災した障害者施設で作られた商品を買って支援につなげようというプロジェクト「ミンナDEカオウヤ」に、障害のある人たちが働く札幌市の修理店「シュリーの店」が、25日から道内で初めて参加する。シュリーの店ではJR札幌駅に直結する「パセオ」内に25日オープンする新店舗で20〜30種類を先行販売し、商品がそろい次第、全17店で販売する予定。「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトは、障害者支援と関わりのある全国のNPOや企業の計7団体が、4月から始めた。被災した東北各県の34事業所・施設の手作り物産を販売。扱う商品は、地元特産の乾燥シイタケやリンゴジュース、丁寧に加工された木製パズルやキャンドルなどさまざまだ。

放課後の障害児支援、「清光会」が1日20人受け入れ 神奈川

カナロコ 
障害のある児童や生徒を放課後預かる日中一時支援事業を、横須賀市武1丁目の社会福祉法人「清光会」(山田千秋理事長)がスタートさせた。市内最多の1日20人を受け入れ、将来的にはショートステイも検討している。小学生から高校生までの障害児が対象。現在は一日に横須賀市内の15〜16人を受け入れ、スタッフは前川牧彦相談支援員(40)ら3人の職員を中心に対応している。同会によると、横須賀市内には2009年時点で障害のある児童・生徒が約700人いる。しかし、自立支援法に基づく受け入れ枠は未就学児を含めて1日当たり79人しかなく、大半は自宅で保護者が世話をしている。経済的に苦しくても保護者が働けないなど、大きな負担となっている。

「ひばの積み木」に林野庁長官賞 北海道

北海道新聞 
黒石市社会福祉協議会が運営する知的障害者通所授産施設「せせらぎの園」=田舎館村堂野前=で製造している、県産ヒバ材を使用した「ひばの積み木」がこのほど、全国の優良なおもちゃを認定する認定NPO法人日本グッド・トイ委員会=東京都=の本年度の選考「グッド・トイ2011」に選ばれ、国産木材を使用した製品が対象の林野庁長官賞を受賞した。「ひばの積み木」は同施設が約20年前から製造を開始。全117ピースからなり、3700円(税込み)で販売している。

スペシャルオリンピックス:入江さん「目標は金メダル」 ボウリングで出場 岡山

毎日新聞 
25日からアテネで始まる知的・発達障害がある人のスポーツの祭典スペシャル・オリンピックス夏季世界大会に、入江信行さん(22)=瀬戸内市長船町長船=がボウリング競技で出場する。調子は上向きで金メダルを狙っている。コーチの上岡幸高さん(51)は「練習量を増やしてからアベレージも順調に伸びている。ガッツがあるタイプで本番に強い。メダルは十分期待できる」。入江さんは「目標はもちろん金メダル。応援してくれるみんなにいい成績を報告したい」と意気込んでいる。

2011年6月24日金曜日

松野明美さん講演会 ダウン症の次男から「大切なこころ」 神奈川

タウンニュース 
社団法人川崎青年会議所(川崎JC、阿部徹理事長)が7月10日(日)、元マラソン選手でテレビなどでもお馴染みの松野明美さんを講師に招いた講演会を川崎区内で開く。川崎JCでは小学生とその保護者を中心に聴講者を募集している。講演会は川崎JCが進める「大切なこころスクール」の一環。松野さんが「人生は人との競争じゃない、いちばんじゃなくてもいい」をテーマに講演するほか、踊り「いーじゃんだんす」や合唱、障がいのある人たちによるリズムダンスもある。

県民生協が7店目「ハーツ」 福井

福井新聞 
県民生協は23日、福井市志比口2丁目に食品スーパー「ハーツ志比口(仮称)」を来年3月にオープンすると発表した。福井県内7店目で、直営のスーパー部分の売り場面積は約1650平方メートルと最大となる。ハーツ棟は鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積約3100平方メートル。ハーツのほかに花、ベーカリー、クリーニング店などのテナントが入居し、2階は子育て支援施設、歯科医院、発達障害児支援センターとなる予定。スーパーの売上目標額は年間10億円。

あさひ学園:来年度から民営化 公募で福祉法人に 徳島

毎日新聞 
県は22日、徳島市国府町の知的障害児入所施設、県立あさひ学園の運営について、来年度から民営化する方針を明らかにした。県議会の一般質問で、小森将晴・保健福祉部長は、民間事業者が同様の施設を設置していることを指摘し、「県の役割は(施設運営から、民間への)指導や人材育成、自立支援に向けた調整などへ移っている。公募で、実績のある社会福祉法人に運営を移譲したい」と述べた。県によると、来月中にも有識者らで作る選定委を設置し、年内にも施設の運営法人を決定する予定。

個展:個性あふれる鳥や花の絵 藤山晃代さんが神戸で 兵庫

毎日新聞 
障害者作業所で働きながら絵を描き続けている藤山晃代さん(29)=神戸市中央区=の個展が同市兵庫区中道通9のギャラリー「アートホールWA」で開かれている。7月3日まで。藤山さんはダウン症の障害を持ちながらも、幼少のころから家の襖(ふすま)や壁に絵を描くなどして育った。高校に進学後、本格的に絵画の勉強を始めてからはさまざまなコンクールで入選。昨年は米国ニューヨークのギャラリー公募展で新鋭画家100人に選ばれた。ギャラリーは午前11時から午後6時まで(最終日は午後4時まで)。月曜は休館。

あじさい祭展示即売も 神奈川

タウンニュース 
知的障害者の福祉施設を運営する進和学園が今月23日から26日まで、毎年恒例の『湘南平あじさいまつり』を催す。期間中は『学園感謝デー』も行われ、クッキーや陶芸、竹炭、クラフトといった生産品の即売のほか、学園が部品を納めているホンダ車の展示販売、各施設の公開なども開かれる。

▼絵手紙教室(23日10時半〜14時/ともしびショップ湘南平)▼お茶席(23日〜26日10時半〜16時/同)▼陶芸教室(24日〜26日10時半〜15時/しんわやえくぼ)▼万田太鼓愛好会お囃子(25日10時/湘南平バス停)▼陶芸体験(25日10時〜12時・13時〜15時/進和職業センター)▼ポット苗作り(26日10時〜12時/同)▼生花教室(26日10時半〜12時/しんわルネッサンス)▼だるま作り(26日10時〜12時/同)

障害への理解を 神奈川

タウンニュース 
旭区内の地域作業所等交流イベント「ぱれぱれフェスタ」が、6月30日(木)から7月2日(土)まで3日間、旭区福祉活動拠点「ぱれっと旭」(ザ・プライス隣)で開催される。時間は各日午前10時から午後3時まで。8回目を迎えるこのイベントは、旭区内にある障害者地域作業所等の活動内容を知ってもらい、障害への理解を深めてもらおうというもの。 当日は15団体が参加。お菓子やパン、手芸品、カレーなど自主製品の販売や、喫茶コーナー、作業所の様子を紹介するDⅤD上映などが行われる。ゲームや紙芝居、ボランティア団体によるステージも披露される予定だ。

2011年6月23日木曜日

障害者施設利用者の預金2千万円不明 神奈川県警が捜査

朝日新聞 
横浜市のNPO法人が運営する知的障害者のグループホームとケアホームで、複数の利用者の預金が無断で引き出され、少なくとも約2千万円が使途不明になっていることが神奈川県の調査でわかった。県は法人の管理責任を問い、月内にもグループホームなどの指定を取り消す方針を固めた。同県警は業務上横領容疑での立件を視野に捜査を始めた。県によると、このNPO法人は「障害者フルライフサポート・ユーリカ」。2008年度の事業報告書によると、横浜市内に5カ所のグループホームなどを運営し、知的障害者24人が住んでいた。現在も数人が居住している。

愛知の男性、成年後見制度で失った選挙権回復 愛知

中日新聞
知的障害がある愛知県内の30代の男性が、成年後見制度を利用したことで一度は失った選挙権を、判断能力の再認定を求める手続きを通じ3カ月程度で取り戻したことが分かった。男性を支援するNPO法人「名古屋成年後見センター」(名古屋市緑区)が明らかにした。昨年7月の参院選を機に公選法により被後見人が選挙権を失うことを知った男性は回復を希望。センターが今年3月、選挙権を保ちながら後見を受けられる「保佐(ほさ)」認定をあらためて求め、6月1日付で家裁が「保佐相当」に見直したという。

避難所でこつこつ詩作、作品出版へ 軽度知的障害の佐藤さん 岩手

河北新報 
命はやがて海の目となり、生き残った私たちを見守ってくれるー。軽い知的障害のある岩手県山田町の佐藤啓子さん(33)が、東日本大震災の直後から避難先で詩を書き続けている。漢字に当て字を使いながら、独特の文体で復興を願う詩集は「海をうらまない(仮題)」のタイトルで出版されることが決まった。愛読していた相田みつをの詩集を流されたという佐藤さんは、ルーズリーフに「震災ポエム」を書き始めた。国語辞典を引きながら「再希(さいき)を目指して」「残された人こそ必詩(ひっし)に」などと自分なりの熟語を作り、支援者への感謝や海に対する思いをつづった。詩の存在を知った合同出版(東京)が出版を企画。職員らの後書きを添え、7月中旬に全国の書店で発売する。

2011年6月22日水曜日

子どもの寝不足、脳に影響 発達障害研、ラットで証明

47NEWS
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所(同県春日井市)は21日、乳幼児期の不規則な睡眠が原因で脳内の脳由来神経栄養因子(BDNF)というタンパク質の分泌リズムが崩れ、脳の発達に支障が出ることをラットの実験で証明したと発表した。また、自閉症の人にみられる遺伝子の異常を人工的に再現したマウス(ラットより小型)でも同様の現象を確認。自閉症は脳の発達障害の一種のため、自閉症の子どもの睡眠バランスを薬物で改善することなどで、症状を緩和できる可能性もあるという。

IT業界と「自閉症スペクトラム」:研究結果

WIRED.jp 
ケンブリッジ大学の研究者らが、オランダの3つの地域で集められたデータに基づいて、情報技術(IT)産業に関係する地域に自閉症スペクトラム状態(ASC)が多く見られることを明らかにした。研究者の1人であり、ケンブリッジ大学の自閉症研究センター所長を務めるサイモン・バロン=コーエンは、ITのような「システム化」に関係する職に両親が従事している地域で自閉症の割合が高い理由について、両親の中では、自閉症に関係した遺伝子が「システム化の素質」として発現しているからだと述べている。つまり、自閉症の遺伝子は「適応性がある、有利な特性」と関連しているというわけだ。ただし研究者らは、IT関連の職が多い地域では自閉症が気づかれやすいだけかもしれない、とも注記している。

強制わいせつ:知的障害女性被害、差し戻し審有罪 宮崎

毎日新聞 
知的障害がある女性(31)への強制わいせつ罪などに問われた宮崎県高千穂町の無職、飯干広幸被告(61)の差し戻し審で、宮崎地裁は21日、飯干被告に懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。被害女性に告訴能力(被害を訴える力)があるかを巡り1、2審で判断が分かれたが、中田幹人裁判長は告訴能力を認め「被害者の人格を顧みない動機にくむべき事情はなく、被害者の精神的被害も重大」と指摘した。判決後、被害女性の父親は「長くつらかったが、やっと事実が認められた。知的障害者であることを理由に訴えをまた否定されないか心配だったが、少しは娘のことが分かってもらえたと思う」とほっとした様子だった。

被災農家を指導役で職員雇用 宇治の障害者施設 京都

京都新聞 
京都府宇治市小倉町の障害者授産施設「同胞の家」は、東日本大震災の被災者支援として、施設利用者が取り組んでいる無農薬栽培の農作業を指導する被災者の農家を募集している。職員として雇用し、宇治田原町などの農地で活動してもらう。希望者には公営や民間住宅の入居あっせんも行う。利用者らが化学肥料や農薬を使わない有機自然農法でシイタケやイチゴ、ニンニクを栽培し、今年から稲作にも乗り出している。被災者の農家には、この作業を指導してもらう。募集は1農家。

障害者雇用が10年で倍増 県内、職場体験で理解広がる 秋田

秋田魁新報 
県内で障害者の雇用が増えている。2010年度にハローワークを通じて就職した障害者は過去最多の431人で、10カ年で約2倍に増加した。障害者雇用に積極的な企業や、職場体験による就労支援に取り組む自治体もあり、秋田労働局は「障害者雇用促進法の浸透などで、企業や自治体の理解が広がっている」とみる。ただ、就職先は医療・福祉と製造業、卸・小売業で半数を占めており、一層の雇用拡大には新たな業種の開拓が必要との声もある。

障害者の雇用促進 福祉の店オープン 兵庫

神戸新聞 
障害者地域活動支援センターの手作り商品などを販売する「福祉の店ミレニアム」が20日、三田市東本庄に開店した。着物を再利用した服やかばん、ブローチ、エプロンなど多彩な約250点が並んでいる。同センター「にじの家」「第2にじの家」を運営するNPO法人ミレニアムの島津智子理事長(64)が、障害者の雇用を進めようと開設した。長年の夢だったという。島津さんは「お客さんのアイデアを取り入れた商品も今後開発していきたい」と話している。店舗は三田四ツ辻郵便局の東側。月曜〜金曜の午前9時半〜午後4時半。

障害者喫茶:横須賀の自衛隊内にオープン 初日から盛況 神奈川

毎日新聞  
海上自衛隊横須賀地方総監部(横須賀市西逸見町)で20日、同市内の知的障害者授産施設「あすなろ学苑」(小矢部4、三浦麻矢苑長)運営の喫茶店「あすなろカフェ」がオープンした。豊富なメニューが好評で、初日から多くの隊員が食事をしたり、弁当やパンを購入した。学苑は08年4月から県立横須賀明光高校(同市佐原4)で売店を運営する実績もあるが、飲食店は初めて。通常の、障害者2人と職員1人に加え、当面、別の職員2人が応援で加わり計5人で切り盛りする。隊員の1人は「手作りの温かいメニューがたくさんあり、これからも活用したい。こうした店が他の基地にもできれば」と話していた。

2011年6月21日火曜日

被災時の支援「つながり」鍵 福島県自閉症協会員らが体験談 宇大で報告会 栃木

下野新聞
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県からの現地報告会「被災地の自閉症の生活を考える」(東京都自閉症協会、県自閉症協会主催)が19日、宇都宮市の宇都宮大で開かれた。福島県自閉症協会員らは物資不足や放射能汚染が深刻な状況の中、発達障害者などの「弱者」が安心できる環境づくりに試行錯誤した体験談を報告。「震災を通し、人とのつながりの素晴らしさを実感した」という。放射能問題が収束せず、不安もあるが「障害児がゆったりした空間で情緒を安定できる場を提供し続けたい」と話した。東京都自閉症協会は「障害者の余暇支援」に着目し、福島県自閉症協会に玩具などを提供した。「支援ができたのは、福島の協会が会員の状況を的確につかんでいたから。顔の見えるネットワークの大切さを痛感した」

アール・ブリュットもっと広まる 近江八幡で知事らトークショー 滋賀

中日新聞 
専門の美術教育を受けていない人の芸術活動「アール・ブリュット」をテーマにしたトークショーが18日夜、近江八幡市の近江兄弟社学園ヴォーリズ平和礼拝堂であった。知的障害や精神障害がある人の作品を収集、紹介している美術館「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」(近江八幡市)などが催した。嘉田由紀子知事と保坂健二朗・東京国立近代美術館研究員が意見を交わした。「社会学や倫理学、精神分析学、心理学などの専門家と連携した研究が必要。アール・ブリュットは新しい『人間の学』を構築する足掛かりになる」と指摘した。

授産品のお中元ひと目 奈良

読売新聞 
障害者施設の運営をサポートする「県ITソーシャル・インクルージョンセンター」(奈良市)が、県内の障害者授産施設6か所の商品を集めた中元カタログ「なら風(かぜ)ギフト」を発行した。手作りのお菓子や豆腐、そうめんなどの商品を取りそろえた。県内約60か所の障害者施設と特別支援学校で配布している。授産施設の商品を身近に感じてもらおうと企画。3施設は、今回のため新しい詰め合わせセットを作った。価格には施設への寄付(15%)が含まれ、カタログを配布した施設に運営費として送られる。障害者施設の全国組織「きょうされん」(東京)によると、授産品の中元をカタログ販売する取り組みは全国的にも珍しいという。

2011年6月20日月曜日

諫早の行方不明:生徒を無事発見 自然の家で宿泊学習中 長崎

毎日新聞 
国立諫早青少年自然の家(諫早市)で宿泊学習中に行方不明になった県立虹の原特別支援学校高等部1年、船越雄大君(15)は18日、近くの山中で無事発見された。けがなどはないが3夜を経て衰弱しているため、大村市内の病院に運ばれた。同校などによると、18日午後0時半ごろ、自然の家から約4キロ離れた諫早市高来町の山道で、近くの男性が道端に座り込んでいる船越さんを見つけ、110番した。

発達障害、本社取材班二つの提言 「障害への気付きと受容」「オープンな環境をつくる」

下野新聞 
年々増加傾向を示す発達障害児者のルポを通じ、家庭や教育現場、社会が直面する課題について1月から始めた長期連載や関連記事で報道してきた下野新聞社「発達障害取材班」は、一人一人の個性を認めともに歩む社会の実現に向けて、「本人や家族はまず障害があることに気付き、受容する」「障害の特性を認め、本人や家族がためらわずオープンにできる環境をつくる」の2つを提言する。

SO代表選手団出発 有森さん決意「元気伝える」

スポーツニッポン 
知的発達障害のあるアスリートによる国際総合大会スペシャルオリンピックス(SO)アテネ大会(25日開幕)の日本代表選手団75人が18日、現地に向け出発した。 17日に障害者のサポートも明記したスポーツ基本法が成立したことで、初めて国からの補助で選手団を派遣。出発前には都内で結団式と壮行会が行われ、初めて選手団長を務める有森裕子SO日本理事長(44)は「大震災があり、参加を見送ることも考えられたが“日本は元気です”と世界に伝えるのが私たちの仕事」と涙で決意を表明した。

鱸さん幻想絵画展 滋賀

読売新聞 
障害者らのアート作品を紹介する近江八幡市永原町上の「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」で18日、女性の体などをテーマに絵画を描く鱸(すずき)万里絵さん(32)の展覧会「縷々累々(るるるいるい)、紙の上の私の風景」が始まった。8月21日まで。昨年から今年にかけ、パリで開かれた日本の「アール・ブリュット」(生(き)の芸術)を紹介する展覧会でも、高い評価を受けた。ミュージアムの担当者は「絶妙な構成力と色彩の強さで表現される、独特の世界観を体験してほしい」と話している。

2011年6月19日日曜日

海自横須賀:知的障害者授産施設が隊員専用のカフェ 神奈川

毎日新聞 
海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)に20日、市内の知的障害者授産施設「あすなろ学苑(がくえん)」が運営する隊員専用の喫茶店「あすなろカフェ」がオープンする。自衛隊施設に授産施設が出店するのは全国で初めて。今年4月、総監部に元々あった喫茶店が撤退し、防衛省共済組合横須賀支部が新しい店を公募。総監部内で展示即売会を週1回開いていた学苑が応募し、審査で認められた。三浦麻矢苑長(37)は「障害者の能力を社会に発信できる機会。全国の自衛隊施設などに授産施設が出店するきっかけになってほしい」と話している。

自閉症の被災者 支援考える会合 東京

NHK 
環境の急な変化に対応するのが苦手な自閉症の人が東日本大震災でどんな問題に直面したのかを知り、よりよい支援につなげようというシンポジウムが東京で開かれました。障害の特性が一見分かりにくいため、ふだんから福祉サービスを受けていた人以外は、支援から漏れたケースも多かったことなどが報告されました。環境の急な変化でパニックになった自閉症の人が避難所で騒いで周囲の人とトラブルになり、車の中や壊れた自宅での生活を余儀なくされたことを指摘しました。一方で、一部の避難所では、自閉症の人と家族のために、ついたてで区切った場所を作り、うまく対応できたケースなども報告されたほか、自閉症だとすぐ分かるシンボルマークを作って身につけてもらい、素早い支援につなげるべきだという提案もありました。

特別支援学校:小中高一貫、報告書に必要性明記 熊本

毎日新聞 
教育関係者らでつくる熊本市特別支援教育検討委員会は17日、小中高一貫の特別支援学校の必要性などを明記した報告書を広塚昌子・市教育長に提出した。広塚教育長は「検討のうえ、できるだけ早く今後の方針を出したい」と話した。検討課題は、幼稚園の特別支援教育▽小中学校の特別支援教育▽教員の専門性の向上▽中学卒業後の特別支援教育▽市立特別支援学校の必要性ーーの五つ。市内で特別支援教育の拠点機能を担う小中高一貫の特別支援学校と地域の小中学校で共に学ぶ環境を充実させたうえで将来の自立や就労につながる特別支援学校高等部の設置の必要性を明記した。

地域での障害者の生活支援探る 岡山

山陽新聞 
障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会の岡山大会が18日、岡山市内のホテルで2日間の日程で始まった。初日は全国のグループホーム世話人や知的障害者ら約350人が参加し、講演会やシンポジウムがあった。美作大地域生活科学研究所の渡辺勧持客員研究員が基調講演。かつて知的障害者は大規模な福祉施設に入るのが一般的だった経緯に触れ、「現在は本人の意思が尊重され地域での生活も増えた。彼らに寄り添い、地域で受け入れる体制を整えることが重要」などと話した。

2011年6月18日土曜日

障害者虐待防止法:成立 発見者に通報義務づけ

毎日新聞 
議員立法による「障害者虐待防止法」が17日午前、参院本会議で全会一致で可決・成立した。家庭や施設、勤務先で虐待を発見した人に通報を義務づけ、自治体などに調査や保護を求める内容。埋もれやすい被害の発見と救済に乗り出す法的根拠となる。家庭内の虐待の通報先は市町村で、被害者の生命や身体に重大な危険が生じる恐れがある場合、市町村職員は家族の許可がなくても自宅へ立ち入り調査できる。施設については通報先の市町村から報告を受けた都道府県が監督権限に基づき調査し指導、虐待の状況や対応を公表する。職場での虐待は通報先を市町村か都道府県とし、報告を受けた労働局が調査・指導にあたり実態などを公表する。

特別支援校の男子生徒が諫早で宿泊学習中に不明に 長崎

長崎新聞 
県教委は、諫早市内で学校の宿泊学習に参加していた県立虹の原特別支援学校(大村市)高等部1年の船越雄大君(15)=大村市富の原=の行方が15日深夜から分からなくなった、と16日発表した。学校関係者や警察などが捜索を続けている。県教委によると、船越君は15日から1泊2日の日程で、諫早市白木峰町の国立諫早少年自然の家での宿泊学習に参加。15日午後11時ごろには、寝床にいるのを引率の教師が確認していたが、約10分後、部屋からいなくなった。同支援学校の坂梨修司校長は「自分から助けを求めることができない生徒。見かけたら一刻も早く情報を提供してほしい」と話している。

発達障害:社会参加、行政支援など紹介 19日、中央区で公開フォーラム 大阪

毎日新聞  
NPO法人「全国LD親の会」(内藤孝子会長)は19日午前10時15分〜午後5時半、発達障害者の支援のあり方を考える公開フォーラムを大阪市中央区のドーンセンターで開く。大阪医科大LDセンターの竹田契一顧問が「発達障害のある人の自立・社会参加に必要なこと」と題して基調講演し、日米での支援事例を紹介する。また、厚生労働省担当者が行政支援の体制を解説し、課題を話し合う。午後3時からのトークセッションでは、教育ジャーナリストの品川裕香さんが、発達障害を抱えながらも仕事に就いた当事者2人を迎え、社会参加を支える家族や支援機関の果たす役割を考える。

山下清展:予想超える盛況、入場者1万人超 県立美術館で来月10日まで 千葉

毎日新聞 
県立美術館で開催中の特別企画展「放浪の天才画家ーー山下清展」の入場者数が12日で1万人を超え、予想以上の盛況ぶりに関係者も驚いている。15日の「県民の日」は入場無料ということもあり、家族連れなど4125人が入場した。ちぎった紙を貼って表現した貼絵の代表作「長岡の花火」(1950年)や「桜島」(1954年)の前は常に人だかり。このほか、同展では放浪時代の作品、ヨーロッパの風景、遺作となった東海道五十三次まで初期から晩年までの油彩、水彩、陶器作品なども含め約200点を展示している。7月10日まで。

ユニクロ/2011年スペシャルオリンピックスの日本選手団へユニフォーム提供

流通ニュース 
ユニクロは6月25日から7月4日に、ギリシャ・アテネで開催される「2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・アテネ」の開催にあたり、日本選手団公式ユニフォームを無償提供する。夏季大会用に、ドライイージーオックスフォードシャツ(半袖)、ジップアップパーカ、ボーダークルーネックTシャツ(長袖)、チノパンツなど4アイテム、計300枚を寄贈する。ユニクロは2002年からスペシャルオリンピックス日本への支援を開始し、これまで国内外での大会でのユニフォーム寄贈をはじめ、従業員によるボランティアとしての各種大会参加など、様々な支援活動を行っている。

SO出場の今村さん県庁訪問 福井

福井新聞 
6〜7月にギリシャ・アテネで開催される知的発達障害16 件者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)夏季世界大会」の陸上競技に出場する今村彰彦さん(18)=南越前町=が17日、福井県庁を訪れ、小林正明健康福祉部長を表敬した。今村さんは「メダルを取って帰りたい」と意気込みを語った。今村さんは昨年11月に大阪で開かれたSO日本夏季全国大会の1500メートルで優勝したことなどから、世界大会への切符を手にした。SO世界大会に県内選手が出場するのは初めて。

マンション不当贈与訴訟:登記の抹消命じる 裁判官「判断力不足につけ込む」 東京

毎日新聞 
NPO法人の信用をかさにうその説明をされ、マンションを贈与させられたとして、福生市の知的障害の男性(52)が瑞穂町のNPO法人「護民官」(角田豊治代表理事)を相手取り、所有権移転登記の抹消などを求めた訴訟の判決が16日、地裁立川支部であった。若松光晴裁判官は「贈与契約は、原告の判断能力が十分でないところにつけ込んだ著しく不均衡な内容」として登記の抹消などを命じた。角田代表理事は「納得できない判決で控訴する」と話している。

2011年6月17日金曜日

東日本大震災:知的障害者、相次ぐ急死…避難先で発作など

毎日新聞
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で避難した高齢者らが慣れない避難先で死亡する「災害関連死」が問題化する中、原発周辺の入所施設から避難した知的障害者の死亡が相次いでいる。毎日新聞の調べでは少なくとも11〜67歳の男女4人が死亡し、中には津波で夫が行方不明となった妻が知的障害者の長男を災害関連死で失うケースもあった。専門家は「知的障害者は苦痛を伝えにくい上、多くは持病などを抱え、長時間の移動や環境の変化が致命的影響を与える場合もある」と警鐘を鳴らす。

東日本大震災:ケア付き仮設で安心…石巻の社会福祉法人

毎日新聞 
 東日本大震災の被災地・宮城県石巻市で知的障害者の入所施設「ひたかみ園」を運営する社会福祉法人が、障害者と家族のためのケア付き仮設住宅を建設している。家族や自宅を津波で失った知的障害者も多いが、一般の避難所での集団生活は困難が伴う。ケア付き仮設住宅で生活基盤を支える狙いだ。入居予定者は「ケア付きなら安心」と今月中の完成を心待ちにしている。生活相談を受けるスタッフが24時間常駐し、相談支援や緊急時対応のほか家事や通院を支援する。障害者単身用14室と世帯用40室の2種類があり、単身用は共用部分に台所と居間があるグループホーム形式。日本財団から建設費用約1億7000万円の助成を受けた。入居期間は2年間、水道光熱費は実費負担となる。

自閉症支援、被災時は 19日、宇大でイベント 栃木

下野新聞
県自閉症協会と東京都自閉症協会は19日、宇都宮市峰町の宇都宮大峰キャンパスでチャリティー映画上映会と福島県自閉症協会による現地報告会を開く。東日本大震災を受け、発達障害者への支援の在り方などについて考える。上映する映画は、自閉症(アスペルガー症候群)の姉と妹の心の交流を描いた「音符と昆布」。池脇千鶴さん、市川由衣さんらが出演している。報告会は「被災地の自閉症の生活を考える」がテーマ。福島県自閉症協会員らが被災者ケアの現状などを報告する。宇都宮大教育学部の長谷川万由美教授がコーディネーターを務める。無料だが、会場で被災地支援のカンパを募る。定員200人。

傷害:障害者の体たたく 柏のNPO、男性ヘルパー解雇 千葉

毎日新聞
柏市のNPO「自立生活センターK2」の男性ヘルパー(63)が、派遣先の知的障害者の男性(27)の全身をほうきでたたいてけがをさせたとして、県がNPOに再発防止を行政指導したことが分かった。NPOはヘルパーを解雇。被害者の男性は家族を通じて被害届を提出し、柏署が傷害容疑で調べている。NPOは責任を認め、今月5日に理事長が辞任。ヘルパーも5月末に解雇した。古賀芳夫理事は「重大な虐待、人権侵害と受け止めている。申し訳ない」と話した。

今治特別支援学校生徒が保育園で職場体験 愛媛

愛媛新聞 
かわいい子どもとふれ合う仕事がしたいー。今治特別支援学校高等部(今治市桜井)の知的障害がある3年生女子生徒(17)ら2人が15日、西条市三津屋南の富士保育園など2園で7日間の職場実習を開始した。同校によると、県内の特別支援学校生徒が保育園で実習するのは初という。同校の3年生は将来の職業を考えたり就業先を探す目的で、今治市内外の企業で年2回現場実習を行う。実習先は生徒の適性や希望に応じて決められるが、今年は女子生徒や保護者から子どもと関わる職場体験の希望があり、今年初めて同園に受け入れを申し込んだ。

庄内の知的障害者施設が塚原で作品展 大分

大分合同新聞 
由布市庄内町の知的障害者更生施設「向陽学園」(広川良治施設長、70人)の創作クラブの作品展「ココロきらきら 大分のアールブリュット」が、同市湯布院町塚原のギャラリー忘路軒で開かれている。クラブ担当の宮崎ゆきみ支援員は「会員は重度の知的障害や発達障害があるが、感性のままに作り上げた優しい作品ばかり。独特の世界を多くの人に見てもらいたい」と呼び掛けている。宮崎さんは「芸術活動で収益があれば、必要な道具なども自前で買えるようになり、生きがいにもなる。今後も作品を発表できる機会をつくっていきたい」と話している。作品展は30日まで、午前11時〜午後4時(定休日・毎週火曜)。

大津で「アール・ブリュット」検討委が初会合  滋賀

京都新聞 
流行や教育に左右されず衝動のままに表現した芸術「アール・ブリュット」の発信について議論する滋賀県の検討委員会の初会合が16日、大津市内で開かれた。作品の発掘や収集、発信拠点整備などのあり方について年内に報告をまとめる。会合で、委員長に保坂健二朗・東京国立近代美術館研究員を選出した。その後、事務局が作品を評価する人材の不足や著作権問題など現状と課題を報告した。委員からは「総合的支援の窓口が必要」「アール・ブリュットは学芸員でも一部しか知られていない。現職の学芸員に対して教えることが大事では」などの意見が出た。県は報告を来年度の施策にいかす方針。

千歳市に13年度、高等養護学校 北海道

苫小牧民報 
道教委は公立特別支援学校配置計画案で、道央地区に知的障害特別支援学校高等部(職業学科設置校)を2013年度に配置する方針を決めた。学級数は1学年3学級(1学級8人)。小中学校の空き校舎を借用しての高等養護学校の新設。今年9月に設置地を決めるが、12年3月に閉校する千歳市真町中が候補地となっており、ほぼ確実視されている。市町村の小中学校の空き校舎を借用して設置する場合、「市町村が校舎の耐震化工事をする」ことが、一つの条件。千歳市は誘致に当たって、11年度の補正予算案に同校校舎の耐震化に向けて500万円の実施設計費を計上、12年度着手を目指している。

2011年6月16日木曜日

障害者基本法:改正案が衆院委で可決…防災対策も盛る

毎日新聞 
障害者と健常者の共生を目指す障害者基本法改正案が15日、民主、自民、公明各党による修正を加え、衆院内閣委員会で、全会一致で可決された。東日本大震災を受け、国と自治体に障害者の生活実態に応じた対策を義務づけるなどの防災・防犯対策を新たに盛り込んだ。週内にも衆院を通過する見通し。修正案は、このほか、障害者の定義に「発達障害」も明記。普通学校か特別支援学校かといった障害児の入学基準について、児童・生徒、保護者に「十分な情報提供を行い、可能な限り意向を尊重しなければならない」とした。

障害者用仮設住宅を整備四角東松島市に、7月完成目指す 宮城

時事通信 
宮城県は14日、東日本大震災で被災した障害者が共同で生活する「グループホーム型」仮設住宅を東松島市に建設する方針を固めた。17日に着工、7月中の完成を目指す。高齢者向け福祉仮設住宅は仙台市で着工しているが、障害者向けを整備するのは県内で初めて。関係者によると、2棟は男性用と女性用に分け、知的障害者を中心に精神障害者や身体障害者の入居を想定しているという。被災して身寄りを失い、1人で仮設住宅で生活するのは困難な人が多いため、市が県に建設を要望した。

発達障がい者の就労支援施設が開所 沖縄

沖縄タイムス 
発達障がい者のサポートを中心にした就労移行支援・就労継続支援B型事業所「さぽーとせんたーiとぉ〜ち」が那覇市首里鳥堀町に開所した。同事業所によると、発達障がい者に重点を置いた就労支援事業所は県内で初めて。行政やハローワークなど関係機関と連携しながら、自立や就労を望む人々に寄り添い、一歩を踏み出す後押しをする。11日、開所式があり、市や福祉団体の関係者ら約70人が事業所の船出を祝った。

障がい者の就労支援 NPOが美濃加茂に作業所 岐阜

中日新聞 
美濃加茂市森山町にNPO法人「プラス・ワン」が5月、障害者自立支援法に基づく作業所「ワークショップむくのき」を開所した。多数の障がい者雇用で知られる同市川合町の自動車部品製造業「東和組立」(板津幹彦社長)が、むくのきに仕事を発注することで支援。地元企業で働きたい障がい者を育てる場ともしたいという。 

障害者の“遊び”を冊子で紹介 大分

大分合同新聞 
大分市内を中心に障害者の余暇活動を支援している「大分レジャーライブラリーまこと」(井上秀子代表)の利用者が、これまでに開発したおもちゃ36種類を冊子「レクリエーション案内本」にまとめた。「遊びを通じて、自立や対人関係に必要な力を育んでいる。参考にしてほしい」としている。まことは、同市の県社会福祉会館で週1回活動。発達、知的、身体に障害がある14〜37歳の4人が、地域のボランティアらの協力で、レクリエーションやおもちゃ作りを楽しんでいる。冊子や手作りおもちゃは別府市の別府大学内にある「大分おもちゃ図書館まこと」などで貸し出す。

学食、障害者働くカフェに 法政大 東京

朝日新聞  
法政大学多摩キャンパス(町田市相原町)の学生食堂がリニューアルし、学生と教員、障害者支援に取り組む地域のNPO法人などが協力して運営する「カフェ」になった。学外の市民も利用でき、大学と地域をつなぐ役割が期待されている。森に囲まれた法政大の学生用施設「エッグドーム」の円屋根の建物2階に「Slow World cafe」が入る。スタッフには障害者も加わる。軽度の知的障害の男性(34)は「がんばって働きたい」と話す。増田正人・法政大多摩学生センター長は「障害者が学内で働く意味を学生が学びとってほしい」と福祉への理解の広がりを期待する。

宇都宮市授産品創造開発研究会 いちごらすく 栃木

毎日新聞 
障害者授産施設などでつくる「市授産品創造開発研究会」(宇都宮市)が、県産いちご「とちおとめ」を使った菓子「いちごらすく」を開発。今月から発売を始めたところ、販売店舗から追加注文が相次いでいる。サクサク感にイチゴ特有の甘酸っぱさ。なるほど、やみつきになりそうだ。製造しているのは、授産施設「泉ケ丘ふれあいプラザ」。材料のフランスパン作りから、ジャム塗り、乾燥工程まで全て丁寧に手作業で行っている。市障がい福祉課の佐藤斉課長補佐は「一般商品として通用するようしっかり味を追求してきた。ぜひ手にとってほしい」と話している。

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