2012年3月20日火曜日

支局長だより:「町のパン屋」=川崎支局長・塩谷英明 神奈川 ‎

毎日新聞 
「法政通りに障害者の人たちのパン屋さんがあって、おいしくて地域に愛されていて、いい店なの。新聞はこういう店を取り上げてくれないの」声の主は年配女性と覚えているが、随分前なのでメモもよじれている。改めて見返すと「新聞はこういう店を取り上げ」なくてはと確信がわき、パン屋へ向かった。武蔵小杉駅近くの「法政通り南壱番街」を歩き、二ケ領用水沿いにメモにあった「あんてろーぷ」を見つけた。小さな店構えのショーケースに並ぶきれいなパンたち。100円のクリームパンを一つあがない、用水の端で食べていた。うまい。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る