毎日新聞
交通事故などの後遺症で、記憶力や集中力が低下する高次脳機能障害者を取り巻く現状について考える研修会が18日、佐賀市で開かれ、約50人が参加した。自身も下肢に障害のある国際医療福祉大の斉場三十四教授が講演し、日常生活支援の必要性や、障害者の人権を守る体制の充実化を呼びかけた。「少数派の意見をきちんと受け止めないといけないのに、それを押しつぶす社会になっている」と指摘。「県市町のほとんどに福祉専門職がおらず、当事者の声を聞いてない。障害者らは人権を侵害される『社会的ネグレクト』の被害を受けている」と指摘した。
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