サーチナニュース
会話のなかで変化する相手の表情はその人の本音を読み取るシグナルだ。しかし、結局のところ文化や個人の違いにより、人はそのシグナルを読み間違える場合も多い。これらのシグナルを技術で読み取ろうとしたのは、英・ケンブリッジ大学のラナ・エル・カリオビさん。もともと、感情的な交流を苦手とする自閉症の研究をしていた彼女は、実験によって表情が意味する心理状態を綿密に調査した。その結果定義されたのは、「考え中」、「同意」、「心配」、「興味」、「混乱」と「不同意」の6つの心理状態だ。これに電気エンジニアであるロザリンドさんの技術が加わり、この「本音を見抜くメガネ」が完成したのである。
0 コメント:
コメントを投稿