毎日新聞
長崎市北部や長与、時津町、西海市の児童が通う県立鶴南特別支援学校時津分教室の保護者らがこのほど、小学部しかない同教室への中学部設置を求めて、渡辺敏則県教育長に陳情した。同教室は06年、県立盲学校の敷地に設置され、現在25人が通う。今年度末には、同教室に入学した児童が初めて卒業する。中学部は、長崎市南部の蚊焼町にある「本校」か、寄宿舎を利用しながら大村や諫早、佐世保市などの特別支援学校に通うことになる。「蚊焼町までは車で1時間半以上かかり通学は困難。地域で学ぶことで地域の人々に障害を理解してもらいたい。学校行事や普通校との交流でできたつながりも切れてしまう」と話した。
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