中央日報
研究チームはADHD患者と正常な人の遺伝子を分析し、シナプス(神経細胞間の信号伝達を担うニューロン連接部)たんぱく質である「GIT1」の遺伝子に欠陥がある人の発病の可能性が2倍以上高いことを確認した。 GIT1たんぱく質がADHDと関係があるという事実は今回初めて明らかになった。 研究結果は英学術誌「ネイチャー・メディスン」17日付で発表された。 姜昌遠教授は「ADHDを起こす遺伝子はすでに3ー4個が明らかになっているが、これに加えてGIT1遺伝子にも欠陥があればADHD症状が表れるケースが多いことを意味する」と説明した。 研究チームはGIT1に欠陥があれば、脳の興奮を調節する鎮静機能が弱まり、過剰行動を起こすと推定している。 今回の研究結果は新しいADHD治療用たんぱく質の新薬を開発するのに寄与すると期待されている。
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