読売新聞
川西市清和台で知的障害者らの小規模作業所を運営するNPO法人「川西もみの木」が、同市の満願寺境内に茶屋を開いた。同寺には、昔話の金太郎で知られる坂田金時の墓とされる場所があり、店名は「金時茶屋 川西もみの木」。メンバーらは年末年始も返上で営業し、食材にこだわった料理を来店者に味わってもらう。今年9月、同法人の山下ひろ子理事長が「接客を通して、自立心を養える」と出店を決意。同寺から茶屋の無償提供を受け、改装して11月に開店させた。「時間厳守や接客マナーなど、開店当時にできなかったことができるようになっている。それがたまらなくうれしい」と山下理事長。二人三脚で自立への第一歩を踏み出した。
0 コメント:
コメントを投稿